朗読会「いのりのことのは~祈りの言葉」
朗読会「蜘蛛の糸」
朗読会こといろ 小川未明の世界
朗読会にじいろ 耳で観る日本むかしばなし
おかげ様でたくさんのご来場をいただきました。
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こちらに移転いたしました。
にじいろ
いかんいかん。
ぼ~~っとしてたらもう4月。
19日には朗読会ですやん。
ここで頭を悩ませるのが、読む順番。
短いお話ばかりなので、お客様が飽きることはないとおもうのですが、お客様を飽きさせず、読み手の緊張具合などを考えながら、順番を決めなければなりません。
じゃんけんで決めてもいいようなものですが・・・・。
さらに、困ったのがBGM。
基本的に、読んでいる最中にBGMは入れないつもりです。
にじいろさんは、BGM無しの朗読ははじめてかな? かつては、なんとかBGMでごまかそうという思惑もあったのですが、もう、BGMで雰囲気をつくることはやめます。
それでも、お話とお話の間にはBGMを入れようと思うのですが、会場の市民交流センターの音響設備は、古いためにCDは原版しか受け付けないようで・・・・。
コピーCDじゃダメなんですよ。
今時、音楽ってダウンロードしますよね?ダウンロードした音楽をCDに焼くんじゃダメみたいで・・・・。
さて。4月になったので、心機一転!気合を入れようと思います。
桂米朝さん
桂枝雀さんの訃報の次にショックです・・・・・。
じごくのそうべえ という絵本がありまして、この作品は昨年の夢小路朗読会でも紙芝居で演じました。
これ、桂米朝さんの「地獄八景亡者の戯れ」という落語から出来ている絵本です。
ずっとむかし、米朝さんの「地獄八景亡者の戯れ」を聞いて「なっ、なんちゅう~おもろいねん!」とえろう感動しまして、CDも購入しまして、、、、そしたら息子が保育園に通っている頃この絵本をみつけまして、、、保育園児の息子が、丸暗記して身振り手振り付で演じておりました。
それから、お話会で読んだり、、、最近は夢小路の朗読会でもやったという、、、、
その地獄八景亡者の戯れの中で
六道の辻のメインストリートには、冥途筋がありまして、そこには劇場とかが並んでいて、寄席もあって、「桂米朝 近日来演!」とか看板が揚がっているなんて話があります。
が。
ほんまにあちらの劇場で桂米朝独演会が開かれることになってしまいました・・・・。
先日の朗読会で紙芝居をしたときも、アドリブで桂米朝さんの落語の一節をこっそりと入れたりしてリスペクトしておりましたが・・・・・本当に残念です。
あちらに行ったら、私の大好きな枝雀や、米朝、文枝・・・ 冥途筋の劇場で聴きたいと思います。
三代目春団治師匠はいかがお過ごしなのでしょう。
あの超カッコいい羽織の脱ぎ方をもう一度生でみたいのですが・・・・。
次回はお子様から
土曜日。本来は第一土曜に練習なのですが、とても私的な理由で第2土曜に練習を振り替えて頂きました。
うちの愚息の引越しをさせていただきました。無事、(壁の穴と、流し台の扉の穴の修理費の請求はありましたが・・・・穴あけるなよっ) 引越しも終わり、滋賀に戻ってまいりました。
午前中の朗読にじいろさんは、4月19日の朗読会にむけて、ほぼ仕上がってまいりました。
朗読にじいろさんの朗読会は、日本の昔話で、おもしろいお話が多く、かる~~い気持ちで来ていただけるとおもいます。
午後のこといろさんは、次の目標がやんわりと決まってきました。
この前の朗読会は、難易度が高い小川未明でしたので、こんどはかなり方向転換して・・・・
夏休みに子供を対象におはなし会にチャレンジです。小さい未修園児さん対象のと、幼稚園小学生のお友達のと、やりたいなぁ~~~。と。
ついでに、夢小路はここに便乗して大人対象のにしましょうか。。。。
夏休みをお楽しみにね。
さて、そこで絵本のような?絵本じゃないような?超 短いお話がいくつもある本を見つけまして、それを少し練習してみましたが・・・・
おもしろいです。
一人づつ順に1話づつ読んでみましたが、まわりからクスクスと笑いが。
さぁ、どんなおはなしか、楽しみにしておいてくださいね。
劇団夢小路
暖かくなったら、というか、暑くなったら、涼しくなる朗読会をしたいと思います。
満を持して(じしてないけど)劇団夢小路朗読会やりますよ~~。
劇団夢小路、結成は「昭和」の時代。
バブルなころでしたわ。ソバージュで、前髪はくるんっしてて、口紅は真っ赤ってころでした。
ディスコとか流行ってましたな。
たのしゅうございました・・・・遠い目・・・・・
もはや、訳の解らない大道具小道具衣装を作る体力もなくなり・・・・・
巨大なマッチ棒(2mほどもあるような)とか、ドアとか(ドアのみ) 光るシンデレラの靴とか、いろいろ作ってましたなぁぁぁぁ。
(どんな芝居や・・・)
声のみで演じる「朗読」へと移行した夢小路のおばちゃんたちです。
夏になったら怪談とかちょっと怖い系の朗読会をしようとおもいます。
さねとうあきら 作 岡田嘉夫 絵 ←この組合せってすごいでしょ。
で、この絵本の朗読をしようとチャレンジしたことがあります。
ちょっと練習したのですが・・・・・
もう、尋常じゃなく怖すぎて・・・・。 劇団夢小路、腐っても劇団です。役者が本気出して四谷怪談を読むと、そりゃぁもうこえぇぇです。
ぜったい、祟りがある!ということで、この絵本の朗読はお蔵入りいたしました。
夏にも、これはやはり封印しますが・・・・ほかの何か涼しげなお話をさがします。乞うご期待。
朗読会にじいろ 2
にじいろさんの朗読会も掲載していただきました。
続いて、この朗読会での作品を紹介します。
「酒を出す地蔵」
鼻の穴からお酒をたらぁりたらぁりと出すお地蔵さんのお話です。(どんなやねん。)
このお話に出てくるのも、ちょっと悪いおばあさん。
どうしてでしょうね?昔話には、意地悪ばあさんも多くでてきますが
優しいおじいさんと意地悪ばあさんという組合せが多いですよね。
夫婦そろって意地悪じいさんばあさん、夫婦そろって善良なおじいさんおばあさんという組合せもありますが
意地悪おじいさんと優しいおばあさんという組合せの昔話ってないですよね?
それだと、ただのドメスティックバイオレンスなお話になって、シャレにならないからですかね?
このお話、おばあさんがお地蔵さんの鼻からもっとお酒を出そうとしてとんでもないことになります。乞うご期待。
「ねこの絵と大ねずみ」
絵を描くのが好きな小坊主さんが書いた絵の猫が、大ねずみと戦うというお話です。
人間、何か秀でたものがあると良いことがあるよって教訓でしょうか?
ウルトラマンの何かで(初代のウルトラマンかしら?)、がばどん?ガヴァドン?とかいう怪獣は、元々は子供の絵でしたね。
絵から抜け出すというお話は、古今東西昔からあるようですが、このお話もそのひとつです。
「網掛け魚藍観音」
魚藍観音 は、三十三観音に数えられる観音菩薩の一つ
中国唐の時代、魚を扱う美女がおり、観音経・金剛経・法華経を暗唱するものを探し、めでたくこの3つの経典を暗唱するものと結婚したが、まもなく没してしまった。この女性は、法華経を広めるために現れた観音とされ、以後、魚藍観音として信仰されるようになったという。この観音を念ずれば、羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことを得るとされる。 By Wikipedia
猟師の元に美しい女性が現れて経を暗唱するようにいうと・・・というお話です。
昔話で「お嫁さんにしてください」と、現れるのは必ず絶世の美女ですな。
ぶっさいくな女の人がやってきたので、嫁にしたら、「決して覗かないで」とかいって機を織ったりはしないものですね・・・・。
朗読にじいろさんのメンバーの朗読はあと一つ。
さて。私は何を読みましょうか・・・・。
今回、お地蔵さんだとか、地獄だとか、小坊主さんだとか、仏教的要素の強いお話ばかりとなりました。
(朗読にじいろさん及び、私が宗教活動をしているわけではございませんが)
まぁ、日本の昔話ですから、往々にして昔の宗教的教訓はどこかに含むのは仕方の無いことです。
ということで、私は、どうしましょう~~~。
朗読会にじいろ
朗読こといろが終わり、その打ち上げをした浜湖月さんが火事。びっくり。
それから、私事ですが、京都でアパートを借りて大学へ行っていた息子が卒業できることになり、アパートを引き払うので引越しやらなにやらバタバタしておりまして。
さらにその間にアート教室に通いましたら、それが楽しくって製作に時間を費やしておりまして。
気がつけば、3月も第二週。
4月19日には、朗読にじいろさんの朗読会です。 あれま~~~。はや~~~~~っ。
ゲストによし笛サークルの皆さんに演奏をお願いしてみました。
ので、次の朗読会は日本の昔話を聞きながら、よし笛の優しい音色もお楽しみいただきます。
さて。この日本の昔話ですが、どんなお話があるかといいますと・・・・。
『腐れ人参』 えらい題名ですが、これ、芥川龍之介の蜘蛛の糸の人参バージョンなんです。
アニメの「まんが日本ばなし 」♪ぼおぉやぁ~~よいこだねんねしなぁ~~~ にも、「地獄の人参」という題で放送されています。
地獄に落ちた婆さんが、一度だけ腐った人参を人にやったという良いことをしたということで、血の池地獄にぶらさがった人参につかまって極楽に行こうとしますが、蜘蛛の糸同様、血の池地獄の亡者が沢山すがり付いてきたので、ばあさんはそれを振り払うと・・・・・
というお話です。
芥川龍之介の蜘蛛の糸だけじゃなく、昔話として同じようなお話が伝わっているんですよね。
「きりたくもなし」 このお話は、個人的にとっても好きなお話です。おもしろいから。
お寺の和尚さんが、毎夜、小坊主さんたちに内緒で梨をこっそり食べている。
それが小坊主さんたちにバレたので、和尚さんは梨を分けてやることになるのだが、「梨」を使った歌を一句詠んで、その出来が良かったらやろうと言い出します。
小坊主さんたちが詠む「なし」の句がおもしろいんです。「なしひとつ~~~~」
続きは、朗読を聞いてください。
「六道銭」
これは、ちょっと考えさせられるお話です。ちょっと考えると、親が子を思う、子が親を思う気持ちが感じられるお話です。
賽の河原には、親より先に亡くなった子が集められて石を積んで塔を作り功徳を積もうとするが鬼が壊してしまい作ることが出来ないが、地蔵菩薩様に助けて頂けるといわれているそうです。
六道銭とは、三途の川の渡し賃と言われてますよね。
このお話には、賽の河原、六道銭 などの単語が出てきますが、賽の河原で六道銭でお菓子を買うとなっています。
このお話、一瞬、怖い話なのか?とか、どうして?とか、思ってしまうかもしれません。 でも、子供を思って一人賽の河原までやってくる母と、母を思って鬼の姿になる子供の愛情のお話なんです。
ぜひ、ゆっくりと耳を傾けて頂きたい作品です。
つづきは、また4月19日の朗読会までに書きますね。
絵本 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
ウルグアイの大統領(だった)のスピーチが絵本になっています。
現実、大統領の言っていることは理想であって、そんなこと、無理。
でも、しかし、この大統領のスピーチは感動しました。
スピーチの内容もすばらしいが、とにかく、この大統領 スピーチがうまい。
なんて人の心をつかむのが上手な話し方をされるのでしょう。
先日、テレビでこの大統領の特集をしていましたが、人気があるのがわかる気がします。
ウルグアイ語 (何語なんでしょう?)さっぱり解らない言語をしゃべってらっしゃいますが、何か伝わるものがある語り方をする人だと思いました。
こういう風に朗読できたらいいなぁ~~~と、ちょっと感動しました。
さて、この大統領、お給料のほとんどを寄付して、自分は日本円で11万だか10万だか、とにかくそのくらいのお給料をもらって、大統領官邸とかじゃなくて、フランス映画でみたことがあるような田舎の農家って感じの家に奥さんとワンコさんと住んでて、ヒッチハイクの一般人をひろってくれたりして暮らしているそうな。
ネクタイは政治家がウソを言わないように絞めているものだからとか言って、ノーネクタイで仕事をしていて、大統領専用ジェットとかも持ってないから、他所の国の専用機に相乗りさせてもらってたり、普通の大衆食堂でご飯食べてたりするらしい。
日本の政治家さんも、少しは見習ってもいいんじゃないかな。
スマホでご迷惑を・・・
昨年末にガラケーからスマホに変えまして。
別に、ガラケーでも不自由はなかったのですが、超方向音痴のためにカーナビとか地図とか持ち歩けるとありがたいな~っちゅう理由が10%くらいで、
あとは「ツムツム」をする!という理由が90%くらいで、スマホに変えたのですが。
いまだに、電話に出ることが出来ません。。。。
昨日もツムツムをしておりましたら、電話が鳴りまして・・・・
ツムツムに電話がプラスされると、もう、どうしていいのかパニックです。
で、
パニくりながら、何かいろいろ触って
「もしも~~~し!」と言ってみるものの、スマホさんからは微かにツムツムのBGMが流れておりまして、相手からの応答は無し。
はて。
何を間違えたんでしょう?
先日も、ジーバーさんのグループさんからお電話をいただいた時も、応答できずご迷惑をお掛けしました。
今回の相手は知らない番号だったのですが、、、、
もしも、朗読関係の方でしたら、大変失礼いたしました。
方向音痴の上に、機械音痴でございます。
まだ、当分、まともにスマホを扱えないと思います。よって、電話に出られない、もしくは、意図せず着信拒否をしてしまうかもしれません。
温かい目で見てください。。。。
金の輪
↑これは、小川未明作の「金の輪」が絵本になっているようです。
が、やはり、何度も言いますが、元々絵本として書かれていない作品を、絵本にされるとイメージが違うように思われて、大変残念におもうことがあります。
この金の輪も、朗読を聞いて想像する金の輪を回す男の子は、えにもかけないような天使のような男の子ですから、こうやって普通に絵に描かれて見せられると残念です。
ですが、これも、想像力を養っている途中の子供に読んで見せるときには良いですよね。
さて、「金の輪」
病気がちな太郎が、ある日、金の輪を回してくる少年に出会い、次の日も同じように金の輪を回してくる少年に出会い、次の日こそ、声をかけてお友達になろうとおもって・・
金の輪を回してくる少年から、金の輪を一つわけてもらって、一緒に回す夢を見て・・・
二三日後に、太郎は7つで死んでしまいました。
というお話です。
これまた「どゆことーーーー?」と思うようなあらすじなんですが・・・・。
これ、朗読で聞くと、絵にもかけないし、上手に文章にもできないくらい美少年極まりない少年が 、キラキラ、カラカラと、これまたどんな楽器も演奏できまいてというくらい心地良い音を立てながら、金色に輝く輪をまわしてやってくる。
それを、病弱なこれまた美しい少年が見ているという、えもいわれん美しい映像が浮かびます。
この話を書くまえに、小川未明は自分の子供を亡くしているとか。
その哀しくてやるせないような思いや、天使に連れられて逝ってしまったというようなイメージが込められているのかもしれません。。。。
ちなみに。
うちの息子が・・・・
「お友達になりたい子に出会ったら、すぐに声をかけてお友達にならなければならない。そうしないと、太郎のように死んでしまうぞ。という教訓だ。」
と、あほなことをいうておりました。。。。
それは、ちゃうと思います。
くもと草
あぁ。。。もっと事前にちゃんと注意しておけばよかった・・・。
あぁ。。。もっと発声を練習しておけばよかった・・・。
あぁ。。。もっと、マイクの使い方の練習をしておけばよかった・・・。
あぁ。。。もっと、広い部屋で練習をしておけばよかった・・・。
あぁ。。。もっと・・・もっと・・・・
と、今、猛烈な反省に襲われております。 ほんっとに、指導力の無さに打ちのめされております。。。。
次回は、もっとがんばります
さて。
小川未明作 「くもと草」ですが・・・・ 雲と草ではなくて、蜘蛛と草です。
小さいかわいらしい草花のところに、蜘蛛がやってきて、「ハエや蚊などが来て困るでしょう?私が退治してやりましょう~」と、うまいこといって、巣をはります。
そこへ、とてもキレイな蝶がやってきて、花とおともだちになり、花は蝶に蜘蛛の糸に気をつけるようにと 言います。
それを聞いた蜘蛛が怒って、茎や葉だけではなく、花も蜘蛛の糸でしばりつけてしまい、花は枯れてしまいました・・・。
というお話。
あらすじにもなってないような、ざっくりと書くとこんなおはなし。
どゆこと~~~~~? っておもいますよね?
悪い蜘蛛をやっつけるわけでもなく、 何か教訓があるのか?も解りません。
(甘い言葉には気をつけろってこと?)
でも、野原のちいさな草花を見ると、かわいい花に、蜘蛛の巣がうっすらとかかっていたり、また、蜘蛛の巣には、虫の羽や、小さな花びらがひっかっかっているのを見ることがあります。
怖いような、寂しいような、哀しいような、、、、、なんとなく、そんな感じがしますよね。
その感じを、とても美しい言葉で綴ってあるのが、「くもと草」だと思います。
「くもと草」、大好きなお話です。(大好きという言葉は違うかな?)とても、惹かれるお話です。
今回、朗読こといろのメンバーさんの朗読でしたが、自分でも読んで見たいとおもうお話でした。