テーマ:朗読
今日は、読み聞かせボランティアの団体さんに、朗読指導に。

前回、「鼻濁音?なにそれ?おいしいの?」状態の方がいらっしゃったので、まずは鼻濁音の説明。

鼻濁音ができている朗読と、できてない朗読の差を聞き比べたことは無いので、鼻濁音ができないとどうなのか、実は解らないのだが、しかし、やはり、鼻濁音ができていると、上品に優しく滑らかに聴こえるような気がする。

ということで、皆さんにも鼻濁音をマスターしていただきたいので、鼻濁音の練習。



それから、いつものように発声練習をして、それから、アクセント、無声音、連母音、長母音の説明をかる~~く。



「ここにきのはしがある」



さて、これをアクセントの違いで

ここに木の橋がある。ここに木の箸がある。ここに木の端がある。

と、読み分けられますか~~~~。







そんな練習をし、民話の朗読劇を始めていただきました。












まだ、喉で発声されている方がいて、「喉、傷めないかな?」とちょっと心配していたのですが・・・・・・。













私ごとでございますが。






その日の夜。






鮎茶屋さんで、ながはま子ども演劇祭の同窓会?的な集まりがあり、その2次回に行ったところ、、、、



デカンジャ星人と、大狸の、カラオケをBGMに、しゃべりまくり、、、、、




喉、逝ってしまいました。





あれほど、朗読教室のみなさんに「腹式で発声しないと、喉いためますよ~」てなことを言っていたのに、このテイタラクでございます。


そうです。発声練習をして、腹式で正しく声を出していれば、たとえ1時間、2時間、マイクを使わずに朗読したところで、喉はどうにもなりません。


が!


喉だけを使って、大きな声を出すと、、、、、こうなります。

という、見本を身をもって示す! おぉぉ、講師の鏡だねぇ。って言うてる場合かっ!











しかし、喉をつぶしながらも、朗読会の計画はしっかり立ててきました。




客席20ほどの会場ですが、朗読会をしようと思います。できれば、毎月1回とか、定期的に開催できるといいなと。


さらに、3月には、大きな朗読会を開催予定です。



こうご期待。

笑われながらもコンテスト

テーマ:ブログ
「笑われながらもコンテスト」とタイトルをつけましたが・・・・

「笑われながらもコンテスト」という、笑われたもん勝ちというコンテストがあるわけではございません。

もっとも、笑われたもん勝ちというコンテストでも、上位入賞を狙えるんじゃないかと思うワタクシではございますが。





秋に朗読のコンテストがたくさんあるのです。

去年も、いくつか応募したのだけれど、結果、本選に進めたのは読み聞かせコンテストのみでございました・・・・。



なかなかにハードルが高いのでございます。まぁ、全国から朗読家のみなさんが応募されるんですからねぇ。




はぁうぅぅぅ。




いつも、「これでいいだろう」「このように解釈するのだろう」「こう表現するのが良いだろう」と、「だろう」で朗読している私です。
コンテストなどで、評価されれば、この「だろう」が確信に変わるに違いない・・・と思うわけです。





ということで、1つ、コンテスト用に録音した朗読を郵送。

郵便局へ持って行った。重さが解からず、いくらの切手か解からなかったので、窓口で計ってもらい、料金を支払った。
すると、郵便局の職員さんが、切手の代わり?のシール的なものを貼り付けながら、どうやらあて先を読んだらしい。

もちろんあて先は「○○朗読コンテスト御中」。



職員さん「ほう。(笑)朗読コンテスト・・・・」



わっ、わっ、笑われた・・・・・。




どういう意味合いで笑いましたか?っていうか、客の郵便物のあて先を読んで笑うとは、郵便局員としてはどうよ?


と、一瞬ひるんだわけだが、、、、









笑われながらも、コンテストに応募したのである。










雪が舞う頃。







ブログに記事があがらなかったら、笑われながらも、やっぱり 本選出場ならず・・・・ということだったんだなと、笑わずに、そっとしておいてください・・・・・。

影アナ

テーマ:ブログ


本日、ピアノの発表会の影アナをしてきました。

名前と、コメント、曲名を読みます。




このピアノ教室は、かつて息子が通っていました。
当時は、司会者がいらっしゃって、(予算がたくさんあったんでしょうか?確かに生徒の数はもっと多かったかもしれない)、曲の間にはインタビューとかされていたのです。


私は、アドリブの聞かない朗読家ですから、物語の朗読にアドリブは基本的にないですからね。
もっとも、間違えて読んでしまった時には、解らないようにごまかすことは、稀にありますが。。。

とにかく、臨機応変なインタビューはできませんので、原稿を読ませてもらう影アナのみ、お引き受けしております。





流行りの曲をピアノでの演奏もいいですが、クラシックのピアノ曲ってのは、やっぱりいいですねぇ。






舞台袖。影アナのマイクの位置から、反響板の向こうは明るい舞台。緊張の出演者さんの後姿でした。

太宰治 満願

テーマ:朗読

朗読を教えたりしちゃったりしちゃってるのに、なんなんだが・・・・・。



読書が苦手です。



普通に黙読しても、頭にほとんど入ってこないんですよ・・・・。
で、数ページ前に何が書かれていたか覚えてないので、もどって読むということを繰り返すので、途中でめんどくさくなるのです。

朗読のスピードで読んで初めて「おぉぉぉ~~~~。おもしろい~~~~。」と思うわけですわ。

で、朗読のスピードだと、ものすごくゆっくりなわけで、今、速読だのと言われている中、ものすっごい遅読となるわけです。で、長い小説を遅読すると、これまた途中でめんどくさくなるわけで・・・・

結果、やっぱり読書が苦手なわけです。



で、朗読できるほどの短編を読むことが最近増えました。


青空文庫 太宰治 満願



↑ 太宰治を読んでいて発見。

読書嫌いの私なので、今頃、発見という単語を使っているわけで、読書好きな方、また太宰治ファンは当然知っているお話でしょう。

とても短い作品です。



1度、すらっと読んでみると、「ん?なんのこと?」と思います。
もういちど、読んでみると 「お?おぉぉ~~~~~」と思います。
そして、もういちど読んでみると「ぬ~~~~~~~~」と、思います。

なんと表現していいのか、萌えるっていうのでしょうか?萌え萌えします。


登場する女性が、尋常じゃなく美しく色っぽく想像できます。
この色っぽさが、いやらしくない色っぽさ。
意味を考えると、とても色っぽいお話なんだけれど、いやらしくなくてひどく美しい。

お医者さんの奥様も、白いパラソルの女性以上に、色っぽくって美しく想像できる。



ぬ~~~~~~~~~ って思える作品でした。



こういう作品を、朗読できるようなキャラになりたい・・・・と思います。。。。

フリガナ

テーマ:朗読
太宰治 挫折中。



声質なのか、それとも性格なのか。

性格に問題があるというのが正解だと思われるのだが、しっとりと読むというのがどうもできないようだ。
あはははは~~~ニコニコ(女の子)

笑い事ちゃうし。



そんなことを言ってないで、どんな物語でも、表現できるようにならなければならないと思うのだが、やはり、コンテストに参加となると、それなりに似合う話をもってこなければならない。


そこで、太宰治 はどうじゃろかい?と思ったのだが。



というのも、高校の時、先輩方が太宰治の「お伽草紙」からかちかち山、舌切り雀を上演されていて、新入部員だった私は、写真と台本をみせてもらったことがある。

入学した当時、3年生はまだ引退の時期ではなくて、本当なら部活にいらっしゃるはずだったのだが、なぜか、3年の元部長と、2年の部長さんがいらっしゃるだけ・・・・という状況の演劇部だった。
なぜに、そのように内部崩壊していたのかは、1年生の分際では伺うこともできず、結局、私がお顔を存じ上げている3年生の部員は、ベルばらのオスカル様と誕生日が一緒という、イケメンの元部長だけだったのだが。
余談。



とにかく、その台本が、それはそれはおもしろかったのだ。



かちかち山や舌切り雀を、上演したい!と思いながらも、在学中には願いかなわず。


卒業してから、テレビで朗読しているのを観て、「おお!朗読という手があったかっ!」と、それ以来、朗読するのに憧れ続けていた作品。太宰治の「お伽草紙」。






やってみよう!と思い立ち、青PでPDFにし、読んでみた。





漢字がいっぱいでよめましぇぇぇぇん!! 思わぬ敵に遭遇した。


フリガナをうたなければならない。


しかし、そのフリガナをどうつければいいのか解からない漢字が・・・・。

つまり、読めない漢字が・・・・。



あおぅぅぅぅ。

黙読の時は、なんとなく意味は把握して読めるんだね。これを、声に出すと、ちゃんと意味も読み方も知ってないと声にならないんだね。。。。。


困った。



アクセント辞典の前に、国語辞典と、漢字字典と格闘することになるとは、思いも付かない挫折でございます。。。。

題材

テーマ:朗読
アナウンサーだとか、司会業だとか、パーソナリティーだとか、そういった声のお仕事をされている方は、もうそれだけで朗読の講師としてなりたってらっしゃいます。

多くの方は、そういったご自分のお仕事で身につけた発声や表現をいかして、朗読の講師をされています。

普通、声の仕事をしている人=すばらしい朗読の講師 という方程式は、成り立っているわけで。

まぁ、中には、肩書きは立派だけれど、まったく国語力の無い方もいらっしゃって、つまり「読む」のは、とても美しい発声でいらっしゃるけれど、物語の読解力が皆無。
あげくは、「意味が解からないから、書き換えて、読みましょう」と、びっくり仰天な先生もいらっしゃいました。。。。



そういった、例外の先生をのぞけば、やっぱり、朗読の講師=声の仕事をしている人 が普通なわけで、

そこへいくと、私など、普段は普通に事務員ですから、朗読に関して何の肩書きも持ちません。



朗読にも、朗読を振興していこうとする団体が、あちこちに存在していて、あるレベルに達すれば、公認のインストラクター、指導者、また、公認の教室をひらいたりできるそうだ。

ところが。

何の世界でもそうなんだが、認定料だとか、公認料だとか、経費がかかるんです。

聞くところによると、お茶やお花、楽器などでも、免状などをいただくには、かなりのお金が必要だとか。




自慢じゃありませんが、私のスネは、がっつりとかじられております。


よって、公認をいただくための福澤諭吉様は、お一人として出て行っていただくわけにはいきません。


よしんば、福澤様に団体様でお出かけいただいて、公認教室の看板を頂いても、ただいまは、朗読教室を主催する余裕もありません。







なので、「声の仕事をしている人」ではない、私が、細々と朗読の講師をさせていただくには、多くの方に認めていただける 朗読者 読み手 にならなければ・・・と思っているわけです。


さらに、かっこよく言えば、お金で公認の講師の肩書きをいただくよりも、実力で講師をさせていただくという気持ちでいたいと思うわけです。



そこで、コンテストです。


朗読のコンテストが秋には、あちこちで開催されます。

ぼちぼちと、その応募(一次審査)が始まります。




いくつか、応募するつもりでいます。


が、なかなかにハードルが高いんですよ。


ハードルなんてもんじゃないんですよね。壁?高い高い壁が立ちはだかります。


今後、ブログで「本選に出場します」的な書き込みが無かったら、「あぁ、落ちたんだな」とそっとしておいて下さい。おねがいします。




課題が決まっているコンテストはいいのですが、自由課題のコンテストは、やはり読む題材によって良し悪しが随分と変わってきてしまうと思われます。





小川未明 にしようと、練習をしていたのですが・・・・ひょっとして、合わないかも・・・・と思い始めました。(私の声と)


太宰治にチャレンジしようか・・・・と、ただいま、心揺れているところです。









第1回 楽習塾 朗読教室

テーマ:ながはま楽習塾
今日は、本年度1回目の「ながはま楽習塾 朗読教室」でした。

昨年から引き続いての受講がお二人。あと6名で計8人(計算あってる???算数ができませんので)


どんな方たちだろう・・・と 人みしりの私はドキドキしていたのですが

え?ひとみしりにみえないって?

なにをおっしゃいます。私ってば超がものすごくつくほど、内向的でひとみしりでおとなしい子なんです!!


(ブーイングの嵐?)



それはさておき、みなさん良い感じの方たちばかりで安心しました。



といっても、私、顔と名前を覚えるのが尋常じゃなく苦手です。

自己紹介をしていただきましたが、たぶん、次回、お名前がわかりません・・・・。



覚えようと、今回は、自己紹介を聞きながら、似顔絵を描いてみました。

(ごめんなさい。ながはま楽習塾 朗読教室の講師は、人の話を聞きながら落書きしてました・・・。)


ですが、次回、髪形を変えてこられると、解らなくなってるかもしれません・・・・。







ブラッドピットが相貌失念かも?とかニュースで観たけど、ひょっとしてこれか?と思うくらい、人の顔と名前が一致しないのですよ・・・。あうぅぅ。






とにかく、第1回目の講座は、やはり基礎訓練から。

真剣に声をだすと、本当にキツイです。汗も噴き出ます。




と、受講生さんから「朗読ダイエットってありますよね」的な声が。



あるんです。あるんですよ。朗読ダイエット。本も出てます。





でもね。痩せませんっ!! 朗読で痩せないことは実証済みです。






ま、たぶん、朗読 というか、正しく発声することを長時間、毎日 つづけたら・・・・そりゃ痩せますよきっと。





午前中に、楽習塾で基礎訓練をして、午後に、サークルコトイロさんで、発声して、くたくたですもん。


これを毎日やれば、やせるだろ~~な~~~。






って、なんなんだ?記念すべき第1回目の講座の後のブログが、ダイエットの話になっとるやんけっ。

プロフィール

朗読会 コトイロ

もん

ながはま楽習塾 朗読教室 市民教授
(一社)日本朗読検定協会
読み聞かせインストラクター
朗読検定2級
第3回 読み聞かせコンテスト 準優勝
第1回 朗読だいすきコンクール ツインの部優秀賞
イケメンの先輩の誕生日がベルばらのオスカル様と一緒だったからという理由で高校演劇の道へ・・・・
そして今、朗読の魅力にはまっています。
でも、黙読は苦手。だから、読書量はちょっぴり。
朗読ダイエットなるものがあるらしいけれど、ちっとも効果が無い事は証明済み。

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