朗読劇

テーマ:朗読
読み聞かせのグループさんが、来月、発表があるということで、朗読劇を練習されています。

始められたのは春でしたから、その当時に配役しておいたものの、やはり都合が悪くなる方がでてきて、代役がでてきました。
まぁ、想定内です。

それでも、良い作品になってきたように思います。


ただ、、、、効果音のタイミングが・・・・。

タイミングよく狼の遠吠えや雨音を入れてもらいたいのですが、どうも機械についていけないご様子でらっしゃって・・・・。汗(女の子)






「息遣い」っていうんですかね。やっぱり大切だなと実感いたしました。
役者の息遣いは客席に伝わるものですね。





あぁぁぁ。芝居がしたいよぉぉ。



と、痛切に思うのですが。


が。



朗読は、(良い朗読に限るのだが)観客は、朗読している人を見ているのだが、いつの間にか目の前にはお話の世界が映っているものです。
朗読者が想像して伝えてくるイメージを、観客が受け取って想像して、それが目に浮かぶんでしょうね。

だから、朗読者がオバサンだったとしても、目の前には、子どもや おじいさんやおばあさんが現れてくれます。

つまり、私のようなオバサンが、たとえば白雪姫やシンデレラを朗読しても、聞いてくれる人の目の前には、美しいお姫様が浮かぶはず。



ところが、演劇で、私が白雪姫を演じるのは無理。
ドレスを着て登場した瞬間に大爆笑でしょうな。


芝居だと、演じられる役柄の性別や年齢に制限がかかるんですよ。

でも、朗読、朗読劇なら、どんな役でもOK!

やっぱり、朗読は楽しい・・・・ と、思ったのでした。





ぞうさん

テーマ:コトイロ
公民館サークルとして登録はされていない 朗読サークルコトイロさんですから、メンバーの都合に合わせてあちこちの会館をジプシーされています。
基本は第1土曜の午後なのですが、これもメンバーの都合で変更になります。

ということで、日曜日は朗読サークルコトイロさんの練習の日でした。

話すように読む とか 語るように読む とか いいます。



『文字を読んでいる』と、聞こえてしまう朗読はダメなんですよね。

あ、そうはいっても 注文の多い料理店の
「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」
というような、書いてある字を読んでいるというシーンは、当然ですが、読んでいるように聞こえなければならないのですがね。

つまり、注文の多い料理店の 注文の書かれた文字を読むところは、読んでいるように、その他のところは話しているようにきこえなければならないわけですよ。

作者や登場人物が話しているように聞こえると成功ですね。




サークルコトイロのみなさんは、かなりのベテランさんですから、読んでいるようにしか聞こえないという状況からは卒業されています。


では、次の段階は・・・・。 

我ことのように聞こえるってことでしょうか。




そこで、こんな課題を出してみました。

「登場人物は象さんです。象さんとして歩いてみましょう」




すると・・・・ 中に、腕を 象さんの長い鼻に見立てて、振りながら歩く人が・・・・。







はい。象さんは歩く時に手を振って歩きますか?歩きませんね。


象は鼻が長いから、その長い鼻を表現しようとしてしまったようですが、それは、象さん本人(本象?)からの視点ではなくて、外から象さんをみている視点ですね。

象さん本人の視点で歩くと、ただのっしのっしと腕と足で地面を踏みしめて歩くことになりますね。







朗読もこの感覚が必要です。


登場人物や作者の視点を想像しながら、読む必要があるんですね。











さぁて。12月の朗読会は、何を読みましょう・・・・。

悲報

テーマ:ブログ
私事ですが。

今朝、後輩から電話が入りました。

内容は、後輩の悲報。

高校の演劇部の一つ後輩が亡くなったそうだ。






同級生でお葬式に伺おうと思うのだけれど、消息が知れない同級生がいるが、知らないか?とのことだった。



結婚して遠くに住むことになった彼女は、新興宗教?にはまって、年賀状を拒否。
手紙のやり取りはあったのだが(当時、携帯とかメールとか普及してないころだったから)、内容がやはり信仰している神様の教えだかなんだかで、私には意味不明であったために、疎遠になってしまった。

どうやら、電話してきた通称《Mちゃき》も同様に、疎遠になってしまっていたようだ。



友達と疎遠になってしまうような宗教ってどうなんだろう・・・・と強く感じた今朝だった。





さて、亡くなった通称《もんも》ちゃん。

小さくって、かわいい子でした。

演劇部で「フルピラ姫」というお姫様役を思い出します。

アイヌの神話を基にした芝居でした。

普段は、ショートカットで素朴な感じの彼女だったのですが、付け毛?でロングヘアーにして、舞台メイクをすると、そりゃあもうきれいなお姫様ができあがって、びっくりしたのを鮮明に覚えています。

確か、あのお話では、悪いやつに剣でさされて死んでしまうのだけれど、王子?の愛や、民の願いによって生き返るという筋だったと。

あの時の祈りの歌で、帰ってきたりしないだろうか・・・。






ご冥福をお祈りいたします。

上達

テーマ:ながはま楽習塾
10月のながはま楽習塾の日でした。

6月からの月1度の練習で、5回目かな。

読み聞かせボランティアで活躍中の方や、昨年から続いて受講の方もいらっしゃいますが、まったくの初心者の方もいらっしゃって、まずは発声からのスタートでしたが、みなさんいい声がでてきましたハート2

ツヤのある、まっすぐな声です!





読み聞かせの活動をされている方はとっても多い長浜ですが、『朗読』をするという人が少なく、朗読を芸術だと認識している人も少ない。

「朗読」の楽しさや、すばらしさを知ってもらいたい。
朗読を楽しむ人を増やしたい。

という思いで、ながはま楽習塾の「朗読教室」を開講させていただいたわけです。



そして、朗読家が増えていけばいいなぁ~~~ と思うのです。




ですから、ながはま楽習塾の朗読教室から、すばらしい朗読家が生れてくれると、とてもうれしい!



が!しかし!





ながはま楽習塾の受講生さんのような 素敵な声の持ち主が、朗読をされるようになると、、、、、


勝てん・・・・。勝てなくなるぞぉ・・・・。


もっと、がんばらなくては・・・・。と、思ったのでした。

プロフィール

朗読会 コトイロ

もん

ながはま楽習塾 朗読教室 市民教授
(一社)日本朗読検定協会
読み聞かせインストラクター
朗読検定2級
第3回 読み聞かせコンテスト 準優勝
第1回 朗読だいすきコンクール ツインの部優秀賞
イケメンの先輩の誕生日がベルばらのオスカル様と一緒だったからという理由で高校演劇の道へ・・・・
そして今、朗読の魅力にはまっています。
でも、黙読は苦手。だから、読書量はちょっぴり。
朗読ダイエットなるものがあるらしいけれど、ちっとも効果が無い事は証明済み。

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