クロスバイクのBBをカートリッジ化
テーマ:自転車
2014/09/15 14:53
前回の続き。
私の文章が拙く、ここ以外でもご質問を頂きました。
今回は自転車のペダルで回す軸の部分(ボトムブラケット)の交換です。
Takaよろず研究所と言う素晴らしいサイトがあるので、私なんかが駄文を重ねるよりもこちらをご覧頂いた方が早い。
この中でもカップアンドコーン型ボトムブラケットの整備についての記述があります。
私は前回の整備の時に、この部分のオイルシールが無い事に気が付いた。
あれから2ヶ月、あまり走っていないのにグリスが沢山流れ出してるのはやはり問題。
16年も気付かずに乗ってて偉そうに言うなよ…ってな処ですが(笑)
現在この部分は、特に今世紀に入ってから急速にカートリッジ化が進んでいる模様。
尤も廉価品についてはいまだにカップアンドコーン式だけど。
でも自転車なんてのは長い歴史を積み重ねてきた規格品だから、カップアンドコーン式とカートリッジ式って互換性があるんじゃないの?
でなけりゃ、市場もメーカーも大混乱でしょ…と思った訳。
それで色々調べた結果、幾つか規格があるものの互換性が保たれていることを確認した。
細かい間違いを恐れず(序でに高級品は無視して)実用的に書くと、日本ではJIS(ISO)規格とイタリアン規格の2種類。
自転車の”シェル”と呼ばれる部分の幅を測れば判り、68mmmがJISで70mmがイタリアン。
日本では十中八九…と言うか、私の対象とする安物(笑)はほぼ全てJIS規格。
後は軸長で、これも幾つか種類がある。
実はまあフロントが変速式で無ければ、数mm程度違っても実用上支障は無い気もする。
1998年製のCS3200(7号車)はそもそも古いからカップアンドコーン式。
先日買ったライトウィング(9号車)も設計年度と価格帯の組み合わせ(つまりはあまり高級品では無い)からか、カップアンドコーン式だった。
これはこれの良さもあるんだけどね。
7号車はオイルシール探すよりも早いのと、9号車は出荷時の調整が少し固いので調整するよりは楽かと思い、両方カートリッジ化することにした。
9号車はネットでも交換した記述が多く、寸法を特定できたので前回交換。
7号車は流石に前世期の遺物をいまだに弄ってるような変人は少ないのか、物を特定できなかった。
2002年製のCS3200は軸長123mmとの記述があり、先日お店で後継機種のエスケープR3を測って貰っても同じだったので安心して買って帰ったら違ってた。。。
そんな訳で土曜日の夜に実測して軸長110mmのBB-UN55をアマゾンに発注。
月曜日の午前中に届いたので交換に入る。
5月に整備して200km程度しか走ってないので綺麗なもんだけど、何故か切子が入り込んでた。
どうやらフレーム内のどこかから侵入したらしい。
なのでやはりカートリッジ式の方が良いだろうね。
2つを比べるとこんな感じ。
カートリッジ式の左のナットは単なる支えか。。。
これよりランクの下のは先にも書いたけど左椀が樹脂製(強度が低い)で本体の表面処理はパーカライジング(錆び易い)。
ネット上でもこれ(BB-UN55)を勧めているけど、頻繁に交換しないのであれば実用上は安いの(BB-UN26)でも良いんじゃないの?
こんな感じで取り付け。
ナット側はシール材が塗布されていたのでそのままだけど、本体側は雨水が浸入したりすると困るかなと思ってグリスを塗布。
締め付けた状態は下の通り。
この状態で軸を指で回すと軽々と回る…当たり前だけど嬉しい。
ペダルを取り付けてお仕舞い。
隙間も少なくなったけど、好いか悪いかは不明。
と言うのをこの狭い空間でやっておりました(笑)
整理しなきゃなぁ。。。
秋には友人から輪行に誘われているので、ロングライドに備えてサドルも交換。
女性には解らない辛い痛みに対応しています(笑)
と言う事で完了、後は走るだけ。
来月初まで忙しいので、まだ走れませんが。。。
試験走行したら良い感じ。
あのゴロゴロ感は皆無。
実は9号車は少しゴロゴロしてるんだよね。
多分スプロケット側の問題だけど、気力が出ないのでまた次回。
私の文章が拙く、ここ以外でもご質問を頂きました。
今回は自転車のペダルで回す軸の部分(ボトムブラケット)の交換です。
Takaよろず研究所と言う素晴らしいサイトがあるので、私なんかが駄文を重ねるよりもこちらをご覧頂いた方が早い。
この中でもカップアンドコーン型ボトムブラケットの整備についての記述があります。
私は前回の整備の時に、この部分のオイルシールが無い事に気が付いた。
あれから2ヶ月、あまり走っていないのにグリスが沢山流れ出してるのはやはり問題。
16年も気付かずに乗ってて偉そうに言うなよ…ってな処ですが(笑)
現在この部分は、特に今世紀に入ってから急速にカートリッジ化が進んでいる模様。
尤も廉価品についてはいまだにカップアンドコーン式だけど。
でも自転車なんてのは長い歴史を積み重ねてきた規格品だから、カップアンドコーン式とカートリッジ式って互換性があるんじゃないの?
でなけりゃ、市場もメーカーも大混乱でしょ…と思った訳。
それで色々調べた結果、幾つか規格があるものの互換性が保たれていることを確認した。
細かい間違いを恐れず(序でに高級品は無視して)実用的に書くと、日本ではJIS(ISO)規格とイタリアン規格の2種類。
自転車の”シェル”と呼ばれる部分の幅を測れば判り、68mmmがJISで70mmがイタリアン。
日本では十中八九…と言うか、私の対象とする安物(笑)はほぼ全てJIS規格。
後は軸長で、これも幾つか種類がある。
実はまあフロントが変速式で無ければ、数mm程度違っても実用上支障は無い気もする。
1998年製のCS3200(7号車)はそもそも古いからカップアンドコーン式。
先日買ったライトウィング(9号車)も設計年度と価格帯の組み合わせ(つまりはあまり高級品では無い)からか、カップアンドコーン式だった。
これはこれの良さもあるんだけどね。
7号車はオイルシール探すよりも早いのと、9号車は出荷時の調整が少し固いので調整するよりは楽かと思い、両方カートリッジ化することにした。
9号車はネットでも交換した記述が多く、寸法を特定できたので前回交換。
7号車は流石に前世期の遺物をいまだに弄ってるような変人は少ないのか、物を特定できなかった。
2002年製のCS3200は軸長123mmとの記述があり、先日お店で後継機種のエスケープR3を測って貰っても同じだったので安心して買って帰ったら違ってた。。。
そんな訳で土曜日の夜に実測して軸長110mmのBB-UN55をアマゾンに発注。
月曜日の午前中に届いたので交換に入る。
5月に整備して200km程度しか走ってないので綺麗なもんだけど、何故か切子が入り込んでた。
どうやらフレーム内のどこかから侵入したらしい。
なのでやはりカートリッジ式の方が良いだろうね。
2つを比べるとこんな感じ。
カートリッジ式の左のナットは単なる支えか。。。
これよりランクの下のは先にも書いたけど左椀が樹脂製(強度が低い)で本体の表面処理はパーカライジング(錆び易い)。
ネット上でもこれ(BB-UN55)を勧めているけど、頻繁に交換しないのであれば実用上は安いの(BB-UN26)でも良いんじゃないの?
こんな感じで取り付け。
ナット側はシール材が塗布されていたのでそのままだけど、本体側は雨水が浸入したりすると困るかなと思ってグリスを塗布。
締め付けた状態は下の通り。
この状態で軸を指で回すと軽々と回る…当たり前だけど嬉しい。
ペダルを取り付けてお仕舞い。
隙間も少なくなったけど、好いか悪いかは不明。
と言うのをこの狭い空間でやっておりました(笑)
整理しなきゃなぁ。。。
秋には友人から輪行に誘われているので、ロングライドに備えてサドルも交換。
女性には解らない辛い痛みに対応しています(笑)
と言う事で完了、後は走るだけ。
来月初まで忙しいので、まだ走れませんが。。。
試験走行したら良い感じ。
あのゴロゴロ感は皆無。
実は9号車は少しゴロゴロしてるんだよね。
多分スプロケット側の問題だけど、気力が出ないのでまた次回。