桧皮(ひわだ)葺きですっ(軒付編その2)
昨日の続きです。
軒付けの仕上げは、ちょうな(釿)で切りそろえます。
仕上がりは、ものすごくきれいで、
カッコイイです。
桧皮(ひわだ)葺きですっ(軒付編)
前回の蛇腹(じゃばら)の上には、軒付をします。
12から15センチの厚みで、桧の皮を重ねて竹釘でとめていきます。
これが竹釘。
短いのとそれよりちょっと長いのと2種類。
これを、口に入れて、
左手は桧皮を押えて、
専用かなづちを持ったまま、
竹釘を口から取って、
桧皮に刺して、
打つ!
又、取って、刺して、打つ!
又、取って、刺して、打つ!・・・
見事な職人技ですっ!
これが金槌です。
次は、蛇腹からの出っ張った桧皮をちょうな(釿)で切るところからです。
桧皮(ひわだ)葺きですっ(蛇腹編)
桧の皮を積み重ねてする屋根を桧皮葺(ひわだぶき)っていいます。
神社やお寺で見られる所があります。
先日、古い桧皮を撤去し、新しい桧皮を葺く作業が始まっています。
最初の作業は蛇腹(じゃばら)です。
↓これが蛇腹です。
椹(サワラ)という木で施工します。水に強い木です。
6ミリ×30ミリ×長さ360ミリのものを重ねて行きます。
美しいです。今度機会があったら「蛇腹」見てみてください。
現場のもみじも色づいてきました。
年内完了(っていうか12/中旬完了)の工事ですっ!
完成ですっ!その2
京都のお寺が完成いたしました。
落慶のご法要にお参りしてきました。
ご縁をいただいた阿弥陀様をはじめ、 ご住職様、檀家様には感謝いたします。
当日は、天候にも恵まれ、200人をこえる参拝者で、外のテントもいっぱいでした。
建物をちょっとだけ画像でご紹介させていただきます。
ご本尊です
腹帯地蔵さま
立派な記念誌をいただきました
賽銭箱も間に合いましたっ
来春の紅しだれ桜が楽しみです。
ぜひ、ご参拝ください。
箱を作ってますっ
箱を作っています。
何の箱かわかります?
ギザギザとギザギザを組み合わせます。
そうです。
賽銭箱です。
もうすぐ出来上がります。
完成した。京都のお寺にお持ちしますっ。
☆水の駅まつり!☆
市の文化財(お寺)の講演会
→市の文化財の講演会←です。
10月6日(土)に六荘公民館であります。
講演会のあと、見学会もあります。
勉強のため見に行ってこようと思ってます。
去年工事されていた、下坂中町の不断光院本堂・庫裏の講演会と見学会です。
(うちがした工事ではありません)
葭(ヨシ)屋根葺きの本堂です。
参加費は300円です。
完成ですっ!その1
鐘つき堂の工事が完成しました。
少し紹介させていただきます。
見えている部分は総ケヤキです。
屋根の形は、入母屋(いりもや)で
瓦は本葺きになります。
いろんな方々のご縁を頂き、無事完成することが出来ました。
ありがとうございました。
ご~ぉ~っん♪
(実はこの鐘、まだ、一度もつかれてません)