完成見学会のご案内です
本葺きの瓦葺きです
保存修理工事の瓦工事が始まりました。
葺き方は本葺きです。
先日紹介させていただいた京都のお寺の工事の瓦は本葺きの改良型です。
平瓦を敷きならべて、その上に丸瓦を乗せていきます。
この工事用に焼いた者で、刻印も押してあります^^
格天井
格天井と書いてごうてんじょうと読みます。
車の荷台に乗っている時はこんな感じです。
京都まで運びます。
組みあがるとこんな感じです。
住宅でも、立派なおうちの玄関や、座敷などにされている事があります。
今回のご寺院の内陣(あみださんの座られる所)は、折上げの格天井です。
出来ましたら又UPしたいと思います。
でかいエンピツ!
でかいエンピツがうちの工場においてありました!
でもエンピツではありません。
これ、撞木(しゅもく)なんです。
お寺の鐘突き堂の鐘を突く者です。
一般的には、棕櫚の木(シュロの木)
で造る事が多いのですが、今回はヒノキで八角形です^^
もうすぐ、曳山祭りです。
まだ見に行った事が無いので今年はちらっと見に行こうと思ってます^^
今年はちょっと少ないそうです・・・
京都のお寺の工事です。
瓦工事完了です!
しだれ桜も咲いてました。
棟まで登ってきました。
鳥伏間(とりぶすま) としだれ桜です。
今年は、工事の関係で少し枝を払っているので、
花びらが少ないそうで少し残念です。
例年は↓こんな感じ。
↓棟も積めていました。
目地積みと言います。
少し薄い 少し反ったのし瓦で積んであります。
寺院に桜。
来年はもう工事が終わっていますが、理由をつけてこの時期に来ると思います^^
刻印を押します
保存修理工事では、古い者をできるだけ再利用します。
垂木も桁も蟇股も何もかもです。
でも、修復できない者もあります。
その場合は、同じ樹種(垂木は国産の松・・・地松って言います)で新調します。
文字で書くと古くなってから確認しづらいので、
今回は刻印を押す仕様になっています^^
それぞれに顔が違います
京都で工事時中のお寺は、寄せ棟屋根です。
今回鬼瓦は四隅のみです。
一の鬼が4個
二の鬼が4個です。
一の鬼4個の画像を撮ってきました。
全て形相が違います^^;
阿形(1)
吽形(2)
阿形(3)
吽形 (4)(↓奥が二の鬼です)
京都の桜は2分から3分咲きです。
境内の八重の紅しだれ桜も・・・
ちらほら咲いてました^^