プレデジカメ考
テーマ:電気・電子・光学
2011/04/23 13:41
コブログ限定、個別対応なので、S60にも少し触れて。
限定なのはマイミクさんに”一流の”という形容詞の付くプログラマやカメラマン、エンジニアがいらっしゃるので、私なんかがおこがましくて書けないから(笑)
1.画素の話
デジタル時代の絵(文字も含めて)は全て点(ドット)の集まりで表現されてる。
Windows時代の初期のモニターの解像度は横640ドット×縦480ドット=307,200ドットで、これを30万画素とか31万画素と呼ぶ。
その他現在日本で代表的なのは下記くらい。
1024×768、1280×960(或いは1024)、1600×1200。
これらはアナログ時代の規格を踏襲しており、縦と横の比率はいずれも4:3で、最近の新製品ではほぼ絶滅状態。
最近縦横比が変更されて16:9になってるのは地デジの規格から。
基準は1920×1080だけど、技術開発の都合上1366×768というのもあるので、ノートパソコンや廉価なデスクトップは小さい方を使ってる場合が多い。
勿論デジカメも同様で、4:3と16:9、そして過去のフィルム時代の規格を踏襲して3:2や1:1の何れか或いは全てをサポートしてる。
NikonのS60は4:3か16:9なので、パソコン主体で画面が横長のモニターなら16:9、そうでないなら4:3に設定するのがお勧め。
2.画素数設定の話
単なる掛け算。
ハイビジョンの場合は1920×1080=2,073,600で約200万画素。
デジカメの写真をハイビジョンサイズのデスクトップに貼り付けようとした場合、これで撮れば良い。
もしも設定が縦横比4:3に設定されていれば、1920×1440=2,764,800で約300万画素で撮ってトリミング(切り出し)すれば、壁紙に設定しても画質劣化しない。
じゃあ写真屋さんに印刷に出す時はどうなってるのかというと、普通出すサービスサイズであれは、4:3のDSCなら1051×1406=1,477,706で約150万画素で、Lサイズだってほぼ同じ。
つまりデジカメ1000万画素!とか謳ってても、実際には300万画素もあれば我々一般消費者には十分というわけ。
なので私の今のデジカメの設定はCanonのA460が2M、PanaのLX5は2.5M、CanonのX3は趣味の世界なので15Mのフルサイズにしてる。
そりゃ画素数は多いに越したことはないけれど、パソコンの資源も限りがあるので現在の技術水準でみると、沢山保存したり加工するならこの程度が妥当というところ。
S60なら私の場合2048×1536(4:3)か1920×1080(16:9)に設定すると思う。
3.画質設定の話
現在のデジカメはJPEG形式で画像を吐き出してくれるようになってる。
これは撮った写真そのままではサイズが非常に大きくなって扱い難い為、画像圧縮された形で出てくるのであるが、圧縮の度合いをカメラで設定できるようになってる。
ファインとノーマルとか、或いはピクトグラムによる荒さ等で表示されているアレだ。
これも実用上はファインとノーマルの違いはよほど注意しないと判らない。
なので私はこちらの設定はA460がノーマル、LX5とX3はファイン。
A460の場合は画質は実用上殆ど変わらないのに、出てくる画像のサイズは倍ほど違う。
A460は仕事やストリートショット、近所の山登り用等で使ってるので判れば十分の実用域だけど、LX5とX3は趣味の世界なので自己満足の過剰品質という内訳。
これははっきり言って廉価品の場合、画質を左右するのはそれ以外の要素が大きいのでノーマルにしてもなんら問題無いと言うのが個人的な感想。
但し私の場合は元々色弱で色にはあまり関心が無いから、この点は自分の目で確認というところ。
上記画素と画質の2つの組み合わせで消費するメモリーはどの程度違うか。
NikonのS60の場合、エコノミー(2048)に設定することで、フルサイズで撮る場合に比べて1/3になる。
これをノーマルの画質に落とすことで、更に2倍で効いてくる(と思われる)から、1/3×1/2で初期設定の1/6になるので、パソコンの負担も1/6というわけ。
4.画像管理ソフトの話
Windowsは標準で画像を閲覧できるようになっているが、これがまた使い難い。。。
なので、少なくとも日本のメーカーのデジカメには撮った写真の管理ソフトが付いている。
CanonはDigitalPhotoProfessional、PanaはPHOTOfunSTUDIO、NikonはViewNX2。
利点は多機能、欠点は重くて使うの難しい…プロも含む多数のユーザーの要求に応えるため、全天候型重厚長大ソフトになってる。
私もCanonのを使うようになったのは、今年パソコンを新調してからだけど、はっきり言ってRAW画像を見るという要求からだけで、大したことはしてない。
NikonのはHPからダウンロードしたけど、CPUがCore2では使い物にならなかった。
長いこと使ってた(今も会社では使ってる)のがVIXという画像閲覧・処理ソフトで、もう丸10年のお付き合い。
「どんだけ進歩ないんや!」と言われそうであるがその通り(笑)、静止画像程度はもうこの時代ので十分なのである。
最初にマイピクチャの中にフォルダーを作って、その中に撮った写真を放り込むだけの管理。
時代に合わせてHDDも大容量化してるので、最初のから全部パソコンの中。
ディスク1枚分溜まったら昔はCD、今はDVDに焼いてバックアップ。
パソコン上で画像を扱う場合、余程の趣味人でも通常沢山の写真にアレコレ手を入れたりしない。
必要なところをトリミングするのと、必要に応じてリサイズするの2つのみ。
10年前は営業用にパワーポイントで写真天弧盛りの10枚くらいのプレゼン資料を作っても、3.5インチのフロッピー1枚に十分納めてた。
画素や色数をギリギリまで落としたりして、印刷すれば丸判りだけどプロジェクタに映せば誰も気づかない(笑)、人間の目は優秀なので”そんなもの”として見てくれる。
VIXとはこの頃からのお付き合い。
試されるなら、解凍ソフトをお持ちでないなら先ずそれをインストール。
これも数多あるが、私はLhaplusを愛用。
そのあとVIX(最終バージョンは221)をダンウロードして解凍。
作法としては出来たフォルダ毎C:¥ProgramFiles(7は(x86)付き)の中に入れてデスクトップにショートカットを作成だけど、判らない場合はデスクトップに置いたままで直接呼び出しても可。
高速低機能(笑)、必要にして十分且つ簡単操作。
最近はもっと良いものがあるだろうから、自分で探すのも良し。
というところ…字数は絞ったつもりだけど、結構多くなった。
この次はかなり偏った(笑)デジカメの選び方に行くけど、他にリクエストがあればどうぞ。
但しこの休日限定(笑)
限定なのはマイミクさんに”一流の”という形容詞の付くプログラマやカメラマン、エンジニアがいらっしゃるので、私なんかがおこがましくて書けないから(笑)
1.画素の話
デジタル時代の絵(文字も含めて)は全て点(ドット)の集まりで表現されてる。
Windows時代の初期のモニターの解像度は横640ドット×縦480ドット=307,200ドットで、これを30万画素とか31万画素と呼ぶ。
その他現在日本で代表的なのは下記くらい。
1024×768、1280×960(或いは1024)、1600×1200。
これらはアナログ時代の規格を踏襲しており、縦と横の比率はいずれも4:3で、最近の新製品ではほぼ絶滅状態。
最近縦横比が変更されて16:9になってるのは地デジの規格から。
基準は1920×1080だけど、技術開発の都合上1366×768というのもあるので、ノートパソコンや廉価なデスクトップは小さい方を使ってる場合が多い。
勿論デジカメも同様で、4:3と16:9、そして過去のフィルム時代の規格を踏襲して3:2や1:1の何れか或いは全てをサポートしてる。
NikonのS60は4:3か16:9なので、パソコン主体で画面が横長のモニターなら16:9、そうでないなら4:3に設定するのがお勧め。
2.画素数設定の話
単なる掛け算。
ハイビジョンの場合は1920×1080=2,073,600で約200万画素。
デジカメの写真をハイビジョンサイズのデスクトップに貼り付けようとした場合、これで撮れば良い。
もしも設定が縦横比4:3に設定されていれば、1920×1440=2,764,800で約300万画素で撮ってトリミング(切り出し)すれば、壁紙に設定しても画質劣化しない。
じゃあ写真屋さんに印刷に出す時はどうなってるのかというと、普通出すサービスサイズであれは、4:3のDSCなら1051×1406=1,477,706で約150万画素で、Lサイズだってほぼ同じ。
つまりデジカメ1000万画素!とか謳ってても、実際には300万画素もあれば我々一般消費者には十分というわけ。
なので私の今のデジカメの設定はCanonのA460が2M、PanaのLX5は2.5M、CanonのX3は趣味の世界なので15Mのフルサイズにしてる。
そりゃ画素数は多いに越したことはないけれど、パソコンの資源も限りがあるので現在の技術水準でみると、沢山保存したり加工するならこの程度が妥当というところ。
S60なら私の場合2048×1536(4:3)か1920×1080(16:9)に設定すると思う。
3.画質設定の話
現在のデジカメはJPEG形式で画像を吐き出してくれるようになってる。
これは撮った写真そのままではサイズが非常に大きくなって扱い難い為、画像圧縮された形で出てくるのであるが、圧縮の度合いをカメラで設定できるようになってる。
ファインとノーマルとか、或いはピクトグラムによる荒さ等で表示されているアレだ。
これも実用上はファインとノーマルの違いはよほど注意しないと判らない。
なので私はこちらの設定はA460がノーマル、LX5とX3はファイン。
A460の場合は画質は実用上殆ど変わらないのに、出てくる画像のサイズは倍ほど違う。
A460は仕事やストリートショット、近所の山登り用等で使ってるので判れば十分の実用域だけど、LX5とX3は趣味の世界なので自己満足の過剰品質という内訳。
これははっきり言って廉価品の場合、画質を左右するのはそれ以外の要素が大きいのでノーマルにしてもなんら問題無いと言うのが個人的な感想。
但し私の場合は元々色弱で色にはあまり関心が無いから、この点は自分の目で確認というところ。
上記画素と画質の2つの組み合わせで消費するメモリーはどの程度違うか。
NikonのS60の場合、エコノミー(2048)に設定することで、フルサイズで撮る場合に比べて1/3になる。
これをノーマルの画質に落とすことで、更に2倍で効いてくる(と思われる)から、1/3×1/2で初期設定の1/6になるので、パソコンの負担も1/6というわけ。
4.画像管理ソフトの話
Windowsは標準で画像を閲覧できるようになっているが、これがまた使い難い。。。
なので、少なくとも日本のメーカーのデジカメには撮った写真の管理ソフトが付いている。
CanonはDigitalPhotoProfessional、PanaはPHOTOfunSTUDIO、NikonはViewNX2。
利点は多機能、欠点は重くて使うの難しい…プロも含む多数のユーザーの要求に応えるため、全天候型重厚長大ソフトになってる。
私もCanonのを使うようになったのは、今年パソコンを新調してからだけど、はっきり言ってRAW画像を見るという要求からだけで、大したことはしてない。
NikonのはHPからダウンロードしたけど、CPUがCore2では使い物にならなかった。
長いこと使ってた(今も会社では使ってる)のがVIXという画像閲覧・処理ソフトで、もう丸10年のお付き合い。
「どんだけ進歩ないんや!」と言われそうであるがその通り(笑)、静止画像程度はもうこの時代ので十分なのである。
最初にマイピクチャの中にフォルダーを作って、その中に撮った写真を放り込むだけの管理。
時代に合わせてHDDも大容量化してるので、最初のから全部パソコンの中。
ディスク1枚分溜まったら昔はCD、今はDVDに焼いてバックアップ。
パソコン上で画像を扱う場合、余程の趣味人でも通常沢山の写真にアレコレ手を入れたりしない。
必要なところをトリミングするのと、必要に応じてリサイズするの2つのみ。
10年前は営業用にパワーポイントで写真天弧盛りの10枚くらいのプレゼン資料を作っても、3.5インチのフロッピー1枚に十分納めてた。
画素や色数をギリギリまで落としたりして、印刷すれば丸判りだけどプロジェクタに映せば誰も気づかない(笑)、人間の目は優秀なので”そんなもの”として見てくれる。
VIXとはこの頃からのお付き合い。
試されるなら、解凍ソフトをお持ちでないなら先ずそれをインストール。
これも数多あるが、私はLhaplusを愛用。
そのあとVIX(最終バージョンは221)をダンウロードして解凍。
作法としては出来たフォルダ毎C:¥ProgramFiles(7は(x86)付き)の中に入れてデスクトップにショートカットを作成だけど、判らない場合はデスクトップに置いたままで直接呼び出しても可。
高速低機能(笑)、必要にして十分且つ簡単操作。
最近はもっと良いものがあるだろうから、自分で探すのも良し。
というところ…字数は絞ったつもりだけど、結構多くなった。
この次はかなり偏った(笑)デジカメの選び方に行くけど、他にリクエストがあればどうぞ。
但しこの休日限定(笑)
コメント
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2011/04/23 14:08デジカメ、社内のリファビシュカメラを買いました
新品同様ですって・・・間違いなく新品でした
価格COMの表紙価格の約3分の1
5,000円でした
ただし、無償保守は6ヶ月です
私はこれで十分すぎます
販売対象は社員、社員の家族、知人って・・
要は誰でもいいんかい!!
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2011/04/23 14:17きっと沢山残ってたんかなぁ(笑)
社内の品質検査で落とされたのをちょいと手直しして、通常ルートで売れないから社員(とその関係)にと称して売り捌くという、よくあるテでしょうか。
昔某車部品メーカーの方と仕事した時も「雹に降られた車を安く買った」と言ってました。
見せて貰っても何の傷も無かったんですよ。。。
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2011/04/23 14:33カレイさん的には凄くわかりやすく説明してもらっているのに、やはり難しくて
何回も読んでみますね
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2011/04/23 15:12お困りなのはパソコンでの処理が重い(或いは容量が不足している)ということと、画像データの整理が出来ていないということと読みました。
なので、取り敢えずカメラ本体の画素数と画質の設定を落とすのが一番。
その次に写真の管理ソフトを導入しましょう、ということです。
デスクトップ画面というのは、元々机の上の状態をコンピュータの画面に持ってきているところから付いている名前。
なので、整理だって普通に部屋や机片付けるのと同じ考え方です。
つまり取り敢えずそこらに置いておくと収集付かなくなるので、最初にちゃんと棚や箱を作ってからそこに物を入れると言うのが基本。
掃除するのに手作業じゃ辛いから掃除機や文房具等の便利な物(ソフト)を使いましょう。
という考え方なんです。
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2011/04/23 15:19ああそうだ、パソコンがDELLから違うのに変わったとか。
DELLの場合はHDDを分割していないのですが、日本は故意にCドライブを小さくして分割するメーカーがあるので、それで引っ掛かってるかもですよ。
今のパソコンなら静止画像程度なら何千枚入れてもどうってことない筈。
買ったままの状態で大容量のDドライブがあるなら要注意です。
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2011/04/23 16:46早速写真、動画CDR-Wに書き込みました。
そしてブログ用の写真を整理して過ぎたものは削除しました。
後はデジカメで撮った写真を、そのまま多く過ぎるから
小さくするんですね。(画質の設定を落とす)
ローカルデスクDの今整理してからの空き領域は90パーセントです。
空き領域が117 GB/119GB
です。
これって勝ったままの状態です
要注意ですか
今までは、すべてここに、入れていました。 -
2011/04/23 17:28うん?S60で撮った画像の大きさを見て下さい。
精々4MB程度の筈です。
約120GB空いてるので、120GB×1000/4MB=3万枚は入る筈ですよ。
だから既に撮った写真は触る必要無く整理するだけで良いです。
分割されて困るのはCドライブが小さくなること。
ここはシステムがワークエリアに使うので、ある程度(数GB)以上残しておかないと警告が出るんですよ。
でもマイドキュメントはCドライブに設定されて勝手にこちらに入るようになってるんです。
だから要注意なんだけど、Dドライブと知って入れられていたのであれば問題無いと思いますよ。 -
2011/04/23 18:49何回も教えていただいて、すみません
少しずつ、理解できました。
又お願いしてしまうかもしれませんけど -
2011/04/23 21:13ドライブのパーティションの分割と結合はVista以降はOS上で操作できるようになっているので、いよいよとなったらそれですね。
というのをアロマなママさんの機械でも思ってるところ。
私のはDELLなのでそういう理不尽なことはされてないけど、多分買ったらすぐに全部くっつけてCドライブ1個にします。
パソコンは古い知識でやってるので、最近のは付いて行けません。
息子たちの方がよっぽと今風にやってるので、将来は彼らに教えて貰うつもりなのよ(笑)