インボイスが作れない…

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 一昨日の夜、電話が鳴る…「インボイスが作れなくなったんですけど、直りませんか?」
昔の職場では輸出入の仕事をしていて、毎日鬼の様にインボイス(送り状)を書きまくっていたのだ。
ある忙しい時、女性社員に書いて貰おうと頼んだら「私は英語なんかできません!キィ~!!」とキレられたことがあった。
なので、事前に住所や名前を登録しておき、日本語で選べば英語のインボイスが作れる…というのをAccessで作ったのである。

VINVOICE

 …まさか、まだ動いていたとは。。。
今はDHLのHP上で作成できるのであるが、まだ英語アレルギーなのか?
と思ったら更にヤクザな話で、いまだにハンドキャリーが多いんだと。
密輸入や脱税する訳には行かないので、冶具や部品を手荷物で現地に持ち込む時は、インボイスも持参がトラブル回避の鉄則。

 昔は自分の体重よりも重い冶具をスーツケースに入れて(そりゃそうだ…鉄の塊だもん)サンフランシスコの通関で呆れられたりとか。
タイの通関では「これは重要案件だが、税金を払えば通す。4万バーツ(¥12万円くらい)だ!」と言われてブチ切れて「今ここで払うぞ!請求書と領収書書け!!」と怒鳴ったら、出てきた請求書は7,000バーツ(¥2万円くらい)だったり(残りは全部袖の下か?)とか。
当時は大変だったけど、今から思えば懐かしくもアホらしいドタバタ喜劇を毎度のように繰り返していたのである。

 でまあ、いまだにそれをやってて困ってる後輩が不憫なので、データ送って貰ってこっそり仕事中に修正する(笑)
誰かが勝手に改竄して、動作しなくなったみたいだね。
長いこと触ってないのでもう忘れちゃってるけど、10年も動いてくれているのには感動した。
(溜まってるデータも膨大)
今回テコ入れしたので、もうちょっと働けよ(笑)
私はあの仕事をすることは、もう2度と無いけどね。

コメント

  1. 2011/02/18 23:58
    世界中を相手に仕事をしてらっしゃったんですね

    そうかと思えばオコナイさんとか・・笑

    またCLAYさんが謎の人物に・・!!
  2. 2011/02/19 00:26
     外資系大手のくんさんところと違って、ベタベタの地元資本ですから、泥臭いことばっかりやってます(笑)
    そのまた大昔は、機械の置いてある木造の小屋から出ると、顔に大根干したのが当たったりとか…のほほんとした時代もありました。

     国内でのお付き合いは、長浜のA金属さんとか彦根のI鉄工所さんとかでした。
    浅井町のT製作所さんの作業場は我が家の農作業場よりも小さかったよなぁ…廃業されてから焼き肉屋になって、昔よりも繁盛してます。
    最近は大概小さな個人経営でも、皆さん中国なんですよ。
    くんさんも御存じの長浜のT金属にお勤めの十里町のKさんは、長いこと行ったっきりです。
    進出した時、向こうの自称”仮住まい”の事務所をお尋ねしましたが、ごっつう立派な新築高層ビルでした。
  3. 2011/02/19 00:36
    >マルセンちゃん
     元々はそちらが仕事だったもので。
    と言ってもハードウェア専門で、ソフトウェアは必要悪という、古き良き時代の生きた化石なんです。

     コンピュータの利点はデータの使い回しですが、普通はそんなこと考えません。
    女性社員は「キーボード叩いてたら仕事した気分になる」なんです。
    これをどう突くと上手く働いてくれるのか…女性心理にはトンと疎いので、苦労しました。
    …今苦労してないのは、女性社員がいないだけ(笑)
  4. 2011/02/19 09:27
     ↑ああ、女性蔑視の書き込みではありませんので悪しからずです。
    その時の女性社員が…なんだと思います。
    働き始めた頃に沢山怒られた(笑)工場の生産ラインのお姉さんたちは、生産性の向上には貪欲で、教えてもらうことも多かったですからね。

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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