後輪の分解整備

テーマ:自転車
 第5回目、前回の続き。
後輪を分解整備するのに、ロックリング締め付け工具が必要とか。
なのでネットで見て皆さんが使っているシマノのTL-LR15を買う。
序でにフリーホイール外しも。
これは何れ作ろうと古いチェーンを残して置いたんだけど、安いから買った方が早い。

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 ところが…合わない。。。
もう一度よく調べると私のは1998年製で、この時代はボスフリー式が主流だったとのこと。
でもここは一番重要でしょ?
なんだかジャリってるし、「もう!油切れてますぅ!!」と言いたげな悲鳴の様なラチェット音がする。
適合するのはシマノのTL-FW30…買い直そう。

VP1030896.JPG

 でまた、これが25mmと言う我が家には無いサイズ。
なので250mmのモンキーレンチを使って、ハンマーでド突き倒すが外れない。
なので転がっていた鉄パイプを突っ込んで回したら外れた。
ボスフリーは正ネジなので、反時計方向ね。

VP1040284.JPG

 実は先にスプロケットの歯をバラそうとしたんだけど駄目だった。
引っ掛け工具が上手く引っ掛からない。
ここはバラさなくても特に支障はないから、今回は割愛…何れその内(笑)

VP1040208.JPG

 そんなこんなでスプロケットも外れた。
後ろも汚い。。。

VP1040287.JPG

 これで軸が外れる。
けどここのロックナットはまた前とは違う15mm…もう、何とかしてよ。。。
と言いたくなるけど”こんなこともあろうかと”(笑)薄型のモンキーレンチも先日買っておいたので、事無きを得て分解。

VP1040289.JPG

 綺麗に洗浄。

VP1040293.JPG

 組立は例によってグリスたっぷりで。

VP1040298.JPG

 次にスプロケット内部のラチェット部の分解。
カニ目になってるから、写真の様にラジオペンチを突っ込んで回したけど駄目だった。
細手のポンチがあったので、これでド突くと意外と簡単に外れた。
因みに逆ネジなので、時計方向に回す。

VP1040311.JPG

 隙間はスペーサーで調整してあるのか。。。
薄いのが1枚切れてるやん。

VP1040303.JPG

 ここに塗るグリスはシマノのホイールハブグリスらしい。
他の所の様に人力で無理矢理回すのではなく、バネ圧でラチェットを戻すというデリケートな代物なので、オートレックスエースのような粘度の高いグリスはご法度。
それにしてもこんなんでエエのん?と思い、ネットを調べるとタミヤのモリブデングリスを使うという記述が多い。
会社で聞くと「ラジコンではモリブデンよりもセラミックが良いですよ」と言う事だったが、自転車に使うと言う記述は少なかったので、ここは安牌採ってモリブデングリスにする。

VP1040241.JPG

 もうコッテリ塗りつける(笑)

VP1040308.JPG

 ベアリングは裏側から。
因みに裏側のベアリングの数は40個。

VP1040309.JPG

 そして表側は30個。

VP1040310.JPG

 組み上げて様子を見るが、ラチェット音はしなくなった。
でも1回転させるとちゃんと20箇所でラチェットが効いたので、問題無く動作してるみたい。
と言う事で後もう一息。

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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