小銭入れの製作2

テーマ:レザークラフト
 常の如く2個目にして人前で使える(=売り物)レベルになった。
試作品らしくやたら罫書きが目立つのは置いといてだけど。
残念ながら革の良い所(背の部分)が無くなったので、質は落ちた。

VP1040233.JPG

 左が今回で右が前回。
サイズは同じにしたつもりが、長さが2mm足りなくて高さが2mm大きかったのはご愛嬌。

VP1040964.JPG

 前回はこの方式で行こうと思ってたけど途中で「これは無理じゃないの」と諦めた。
ネットでこのものスバリの画像を見たのでチャレンジ。
菊寄せも論理的に合点が行って工法も確立したので、次回からも大丈夫のつもり(笑)

VP1040963.JPG

 下写真は上が今回、下が前回。
コバが出ないのですっきり。

VP1040966.JPG

 ファスナー部の取り付けも自分なりの工法を考えたので精度アップ。
革質は悪いけど機能的には実用に足る筈なので、今後評価。

VP1040242.JPG

 やはり今回も2回目だったか…と言う所。
よく考えてみたら昔からずっとこの調子。
前にも書いた様に幾つか免状を持ってるんだけど、実はどれも3回以上練習したことない。
頭で考えて手で書いて、これ以上抜けは無いと思ったところで1回作ると、やはり抜け漏れがある。
それをあれこれフォローして、2回目で何とかモノになる。
それで落ちたことは無いし、自分で考えることが基本。
今でもなるべくその辺の勘コツを忘れない様に色々やってる訳。

 だけど個人工房での家内制手工業によるレザークラフトなんかはどうしてるんだろう?
家電品の場合は何度かの試作の後、試組、量試と都度都度の評価試験やDR(デザインレビュー)を経て量産ラインを流れる。
車の場合は更に部品点数の桁が上がるので、一次試組、二次試組、一次量試、二次量試と、付き合う方もエエ加減飽きてくる程の厳しい関門の数々と家電品に倍する開発期間。
そう考えるとほぼ確立された形状は別にして、特注品だと1回で満足できる品は中々出来ない=更に高くなるんじゃないの?
一体どうやって商売してはるんやろ?…自分でやる気は更々無いけど、疑問。

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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