医薬品の試験環境

テーマ:薬のこと
医薬品に関する試験(実験)の方法や決まり事を記した日本薬局方という書籍があります。

似たようなところで日本工業規格 JIS がありますが、それを医薬品に特化したようなものが日本薬局方です。

液体の量の単位で『リットル』は、小学生の時はアルファベットの小文字のエル『l』を書くように習っていますが、日本薬局方では大文字のエル『L』を使います。
ですので、『ミリリットル』の場合『mL』と書きます。

これは、小文字のエルを筆記体で書いた場合は問題ありませんが、ブロック体だと数字の1と区別しにくいということで、10年前だったか15年前だったかに、大文字を使うように決められました。

もし『mL』と書いている人を見かけたら、それは医薬品に関わる人かもしれません。
くんさんの妹さんはどうでしょうか。

さて、ゆうこりんさんの記事で、25℃以下でないと測定値の換算表がない って話がありましたが、日本薬局方の中では、医薬品の試験(実験)は常温で行うことと決められており、また、常温とは15℃から25℃の範囲と規定されています

ですので、このご時世でも、試験(実験)室の温度は25℃以下になるように設定しています。

ただ、私は机仕事ばかりですので、28℃に設定された部屋で、汗をにじませながら仕事をしていますが。

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松男

長浜生まれの長浜育ち
今は京都の嵐山方面に住んでいます
中学・高校・大学は軟式テニスしてました

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