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見事な幕引き!「平川地一丁目」

テーマ:あれこれ
2008年の夏、惜しまれつつ解散を決めたフォークデュオがあります。

その名は、「平川地一丁目」です。2003年、ソニーミュージックオーディションで4万人の中からグランプリに輝き、メジャーデビューした当時中学二年生と小学六年生だった佐渡島在住の兄弟です。

その頃、5人兄弟の一番下を連れて母親が家出をしてしまったそうです。その寂しい思いを曲にし、歌っていたところを認められ、有名になれば、母と再会できるかも・・・と、オーディションを受けたといいます。

デュオ名「平川地一丁目」も、家族みんなで一緒に住んでいた静岡県の地名で、ビッグになれば母親も気づいてくれるだろうという悲しい思いが込められています。

作曲担当は兄で、弟がメインボーカルをつとめていました。
  ♪もう少しだけ愛してください 僕たちを
  ♪あと 少しだけで いいから
  ♪ほんの少しだけで いいから
どの曲にも、どことなく母を想う気持ちを、思わせるようなフレーズがあり、泣かせます。

オリコン初登場で7位、以後40曲、母親も戻り声変わり期も乗り越え、CD、アルバム、DVD、ラジオ番組、映画出演、舞台出演と、精力的にこなして来ました。

1回だけでいいから、一緒に出て唄ってという、兄の願いからスタートした5年間でしたが、兄は、弟の高校卒業を前にして、解散という一大決心をします。事務所の意見や全国のファンの熱烈な惜しむ声も耳にしてはいたと思いますが、愛する弟の人生を思って出した兄の決断だったと思います。

以後、二人のHPは閉じられたままです

写真 上 デビュー間もない頃の「平川地一丁目」  下 解散を控えた頃の「平川地一丁目」 

「平川地一丁目」[かわれないので]/http://youtu.be/o4X0nKDdJq0





身体の不自由な皆さん、安心して湖北路へ!

テーマ:あれこれ
HP、ブログ界へ飛び込んで、最初にお友達になった人にyawaragiさんがおられます。

この方、すごい人です。定年退職後、自らの技能や趣味・関心を熟考され、自らの今後の人生をかける仕事として、「福祉タクシー事業」を立ち上げられました。

身体に障害を持っておられる方、一時的に歩行に困難をきたしておられる方、高齢の方で移動手段に不便をきたしておられる方は、かなりの数にのぼるはずです。

あなたの足としてお気軽にご利用ください。”おもてなしの心”で応対させていただきます。」と、書かれていますが、 まさに、おもてなしの心では、この人の右に出る人はいないと思われるお人柄です。

たまたま、最近、滋賀県の「がんばるシニア起業家応援事業」の第1回として、yawaragiさんが取り上げられ、インタビューを受けておられる様子が、県のHpに紹介されています。

その中に、「人が寛げる雰囲気を醸し出す素敵な笑顔の持ち主の坂東さんが、事業にかける熱い思いや今後の夢について語ってくださいました。」とありました。さすが、プロはプロらしい目で人物を見抜いています。

この人のすごさは、もう一つあります
好奇心、探求心、行動力に満ち溢れた人で、近隣の名所、旧跡、観光地、行事をくまなく自ら探訪し、その素晴らしい写真を主体にHP、ブログ上に次々と公開しておられます。湖北観光に関する体系的な百科事典が出来つつあるようにも思っています。

タクシー利用者への観光案内にとどまらず、湖北路観光のスペシャリストとしての存在は大です。湖北探訪で迷われたら、ご相談されるのも一考かと思います。



料金をいただいているのに「ありがとう」と感謝してもらえる仕事と、感激しておられますが、yawaragiさんの本物の「おもてなしの心」に接したら、誰もが感謝の気持ちを表したくなるのは必定だと思います。

地域の方には、病院や施設への送迎、施設からのふるさと探訪、墓参などなどに、ご利用の道すがらお近くの観光案内もしていただけるかもしれません。

また、全国の皆さんには、近江湖北は、戦国期のみならず無数の観光地が狭い範囲に散らばっています。yawaragi号での旅に格好の地域です。決して、期待を裏切ることはありません。四季おりおりに様々な顔を見せる近江の魅力を、ご堪能いただければ幸いです。

写真  上 チラシです。    下 yawaragi号 ご利用の場合は、この電話番号をご利用ください。(ともに、yawaragiさんのブログから拝借しました。

お断り  この記事、yawaragiさんの了解を得ずに書いています。あしからず。リンク  うまく貼れませんでしたので・・・。
yawaragiさんブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/yawaragitaxi0306/10152027.html
県HP http://www.pref.shiga.jp/kakuka/f/chushoukigyo/ganbarushinia24_1.html

漆黒の闇の中を歩む

テーマ:あれこれ
全国各地に、戒壇巡りという寺院の本堂の地下を巡る信仰があります。元善光寺、祖父江善光寺、谷汲さん、善通寺などなど枚挙にいとまがありません。

地下通路の長さ、幅、暗さなども、いろいろで、かなり明るい感じの所もあります。

過日参拝した長野の善光寺は、さすが本格派、最初の階段を下るとすぐそこから、全く何も見えない暗闇の世界が続きます。しかも、長いのです。一瞬、抜け出せなかったらという思いがよぎるような長さです。

地下中央に、本尊の秘仏の阿弥陀如来に直結しているという錠まいがあって、それを探り当てガチャガチャ鳴らすと極楽へ行けるといわれています。

今回は、何人かでわいわいがやがや言いながら巡りましたが、前回は私たち夫婦だけでした。漆黒の世界で、誰か手を握っていてくれる人が一人いる幸せを噛み締めながの戒壇巡りだったことを思い出します。

しかし、人生の最後は、独りでこの暗闇を歩んでゆかなければならないのかなと、ふと思ったことでした。

写真 長野市善光寺本堂

お隣だから余計ややこしい

テーマ:あれこれ
この夏、みちのく秘境めぐりツアーに参加しました。

旅程表に、前日に、五能線沿線の「十二湖、翌日は「十三湖」が下車観光地になっていました。ともに、青森県の観光地です。

ちなみに、「十二湖」は、これもややこしいのですが、実際は三十数個ある湖が、ある地点からは十二個見えるのでその名がついたといいます。

この十二個の十二湖の中でも、群を抜いて美しいのが「青池」と呼ばれる湖(池)です。今もって、その美しさの理由はあきらかでないといいます。その池の水のコバルトブルーというのか濃い藍色は、今までにどこでも見たことのない、月並み過ぎて恥ずかしいですが、言葉では言い尽くせません。

是非一度と、どなたにもお薦めしたくなる観光スポットです。太陽光の加減もあるようで、日によるとも・・・。

ところで、翌日訪れた「十三(じゅうさん)湖)」ですが、これはたった一つの湖が、そう呼ばれます。シジミ漁で有名なこの湖の十三とは、13の河川が流れ込んで出来た湖だからだそうで、十三湖は(とさこ)と呼ばれていました。

ところが、元禄13(1700)年に、津軽家5代藩主・津軽信寿が土佐守に任じられたことから、それをはばかって「十三」は「とさ」から「じゅうさん」というハイカラな?言い方に改めたといいます。

かつて繁栄した湊町・十三も大津波や洪水などによって、砂山が残るだけになってしまったといいますが、この湖畔で食べた「しじみソフト」は、予想外に美味しいものでした。

写真 上 「青池」   下「十三湖」  都合により、ネットから拝借


ちょっと、心残り!

テーマ:あれこれ
私たちの田根荘では、「子ども見守り隊」が組織され、手すきの者が登下校を見守っています。

この日、小2の孫娘に少し着いてゆくと、ちょっぴり邪魔にならない程度の小雨が降ってきました。先を見ると、同級生の男の子が、コウモリをさして行くのが見えました。コウモリは、通学には普通には許されていません。

孫娘が、「カバンの中にカッパがあるか調べて!」と言うので、見ましたがありません。取りに帰って、自転車で追っかけますと、男の子が待っていてくれたのか孫が追いついたのか、二人が相合傘で、ニコニコ喋りながら歩いて行くのが見えます。

長い竹の塀の続く道に、二人の小学生の相合傘、前後に誰もいません。

一瞬、カメラを取りに帰ろうかとは思ったのですが、不思議な写真が残るのもいいのかどうかとも思い、そのまま追いついて、家にカッパのなかったことを伝えました。前日が、長浜城近くへの校外学習のせいでしょうか、全くの偶然、二人とも同じ日にカッパを忘れたことになります。

こんな可愛いことが出来るのは小2だからで、集合場所へ行ったら上級生に冷やかされることだろうなと、ちょっと気になりましたが丁度いい具合に雨が上がってきました。

私の姿を見て、恥ずかしそうに男の子から離れた孫娘に、追っかけるように傘を傾けて差し掛けてくれている男の子のやさしさに、なんともいえない幸せを感じさせてもらったひと時でした。

こんな偶然、2度となく、ブログ用にいい写真が撮れたのにと残念に思う反面、これで良かったんかもと自分を慰めています。

写真 申し訳ありませんが、ネットからお借りしました。「素敵な芸術写真」です。でも、実際はもっと親しげに歩いていました。






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SirMurai

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浅井歴史民俗資料館を応援しています。歴史好き、建築好き、世界遺産好きです。
HP「江たち浅井三姉妹とお市物語」へもどうぞ。

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