浅井長政寄進の刀と太刀、小谷城脇門の扉、血痕付きの雑兵の帷子等本物を展示、3D 的な映像シアターで姉川合戦を再現、江誕生・落城・脱出場面をジオラマで表現するなど、日本宝くじ協会の資金提供を受け、全面的改装のなった「浅井歴史民俗資料館」へお越しください。
漆黒の闇の中を歩む
テーマ:あれこれ
2012/12/03 08:14
全国各地に、戒壇巡りという寺院の本堂の地下を巡る信仰があります。元善光寺、祖父江善光寺、谷汲さん、善通寺などなど枚挙にいとまがありません。
地下通路の長さ、幅、暗さなども、いろいろで、かなり明るい感じの所もあります。
過日参拝した長野の善光寺は、さすが本格派、最初の階段を下るとすぐそこから、全く何も見えない暗闇の世界が続きます。しかも、長いのです。一瞬、抜け出せなかったらという思いがよぎるような長さです。
地下中央に、本尊の秘仏の阿弥陀如来に直結しているという錠まいがあって、それを探り当てガチャガチャ鳴らすと極楽へ行けるといわれています。
今回は、何人かでわいわいがやがや言いながら巡りましたが、前回は私たち夫婦だけでした。漆黒の世界で、誰か手を握っていてくれる人が一人いる幸せを噛み締めながの戒壇巡りだったことを思い出します。
しかし、人生の最後は、独りでこの暗闇を歩んでゆかなければならないのかなと、ふと思ったことでした。
写真 長野市善光寺本堂
地下通路の長さ、幅、暗さなども、いろいろで、かなり明るい感じの所もあります。
過日参拝した長野の善光寺は、さすが本格派、最初の階段を下るとすぐそこから、全く何も見えない暗闇の世界が続きます。しかも、長いのです。一瞬、抜け出せなかったらという思いがよぎるような長さです。
地下中央に、本尊の秘仏の阿弥陀如来に直結しているという錠まいがあって、それを探り当てガチャガチャ鳴らすと極楽へ行けるといわれています。
今回は、何人かでわいわいがやがや言いながら巡りましたが、前回は私たち夫婦だけでした。漆黒の世界で、誰か手を握っていてくれる人が一人いる幸せを噛み締めながの戒壇巡りだったことを思い出します。
しかし、人生の最後は、独りでこの暗闇を歩んでゆかなければならないのかなと、ふと思ったことでした。
写真 長野市善光寺本堂