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医薬品の通販

テーマ:薬のこと
一般用医薬品の通信販売に関する規制が話題になっています。

売る側としては、『売れりゃいい』ってところでしょうし、買う側からすれば 店へ出向かなくても手軽に購入できるってことで、便利になります。
売り手と買い手の利害が一致するわけですから、医薬品も通信販売を! ってことになるのでしょうか。

私としては、医薬品の適正使用の観点から、賛成できません。

確かに、「ドラッグストアで買うのと何が違うの? 店でも説明とか受けるわけでもないし・・・」と言われると、そのとおりで、店で商品を取って、レジでお金を払って終わりです。

店の人とのやり取りがあるわけでもありません。

でも、そこで一応 『人』 が間に入っていることが重要だと思います。

ま、『人情』って話になると、どんな商品でもお店で ってことになりますけどね。

ガラス瓶に入った薬

テーマ:薬のこと
よく薬(錠剤)でガラス瓶に入ったものがありますが、口のところにビニールが入っていると思います。
あれは、大事に残さずに、最初にふたを開けたときに捨ててください。

あのビニールは、そもそも製品を輸送する際、振動で錠剤が割れたりするのを防ぐために入っているものです。

だから家庭で置いておく時には、もう入れておく必要がありません。

それに、取り出すときに素手で取り出すでしょ?
もし手が汚れていたら、その汚れががビニールに付いて、それを瓶に戻したら、瓶の中、つまり薬まで汚れてしまいます。

だから開封時に捨ててしまってください。

ちなみに、私たちが職場で瓶から薬を取り出す時は、直接 手に出すのではなく、いったん瓶のフタに出してから掌に移します。
手のひらからの蒸気 つまり水分を瓶の中に入れないようにそうします。
いや、ピンセットも使いますけどね。

添付文書は捨てずに置いといてください。
そして よく読んでから薬を飲んでください。

まぎらわしい名前

テーマ:薬のこと
抗炎症剤「サクシゾン」を投与するところ、筋弛緩剤「サクシン」を誤投与してしまい、患者さんが亡くなられたという事件がありました。

よく、似たような名前の医薬品で引き合いに出されるのが、
「アマリール」と「アルマール」。
有名なブランドは「アルマーニ」?

ちなみに「アマリール」は糖尿病に用いる薬なので、違う病気の患者さんに投与した場合、低血糖に陥る可能性があります。

医薬品の数なんて、そりゃもう溢れるほどありますから、これ以外にも似たような名前のものはいくつもあります。

それが同じ種類の薬なら、それほど問題にならないのですが、全く違う効能を持つもので、似た名前ってのも少なくありません。

医薬品の製造において、最も重要なのは『品質』と『安全性』の確保です。

しかしながら、名称についても薬剤師さんや患者さんのことを考えてつけないといけません。
厚生労働省からも、そういった指導がなされていますが、既に売られている製品の名前を変えるのは、逆に混乱を招くかもしれません。

意外なところでややこしい問題って起きるもんです。
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松男

長浜生まれの長浜育ち
今は京都の嵐山方面に住んでいます
中学・高校・大学は軟式テニスしてました

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