坐剤

テーマ:日記
台風のおかげでしょうか、気温も少し下がったような気がします。
でも、明日以降 また暑さが戻ってくるようですが。

しかし先日まで昼間の気温は体温より高かったのですから、外で仕事をする人はたいへんだったでしょうね。
日曜日に近所で庭木の剪定をする植木屋さんを見て、心の中で「ご苦労さんです」って言ってました。


さて、薬を投与する形(剤形)の一つに坐剤があります。
坐薬と言ったほうがのほうが馴染みがあるでしょうか。

坐(すわ)る に 薬 ですので、椅子に腰かけて飲む薬だと思っている人は・・・いませんよねぇ。
でも、たまにそういった事故があるんですが・・・

乳幼児や物を飲み込めない患者さんなどに、ご存知のとおり、肛門から投与します。
大腸に入った坐剤は、体温で融けて薬物を放出し、効果を発揮します。

しかし、先日までの酷暑、気温が40℃近くまで上がっていますので、保管場所に気をつけないと融けてしまいます。

一度融けても温度が下がればまた固まるのですが、その時、先端が下になるように置いておかないと、元の形にならないので注意が必要です。

それ以前に、一度融けたような薬が大丈夫かどうかは、お客様相談室にでも聞いてみないとわかりませんが。

とにかく坐剤は35℃を超えない場所で保管していただきたいです。

久し振りに薬剤師めいたことを・・・

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松男

長浜生まれの長浜育ち
今は京都の嵐山方面に住んでいます
中学・高校・大学は軟式テニスしてました

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