比叡山の借景

テーマ:京のお店・スポット
連休の10日、11日は昨日のブログで書きました通り、大学時代の同期と座禅をくみ、雑念を振り払って飲みに行きました
せっかくなんで、その日は私も京都のホテルに泊まり、次の日は滅多に行かない京都を観光することになりました

ん~何処に行こう??
何処も混んでるしなぁ

そうそう、先日松男さんのブログの「借景」を思い出し、借景で有名な円通寺を訪れることに
円通寺は宝ケ池の北、京都国際会議場の近くにあります
この円通寺の庭は、なんと言っても比叡山の借景が見事です
この比叡山の借景を得るために 後水尾天皇が12年間あちこちをまわってようやくこの地を探し当てたということです(まあ、実際天皇が歩きまわったわけではないでしょうけどね)


借景とはは、中国庭園や日本庭園における造園技法のひとつで、庭園外の山や樹木、竹林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで、前景の庭園と背景となる借景とを一体化させてダイナミックな景観を形成する手法(ウィキペディアより)

私、この円通寺の借景庭園を訪ねるのは2回目ですが、お寺の解説の通り自然相手の借景は365日、2日として同じ庭を見ることはできないとのことです
確かに時間、天気、雲、風、草木の色、落ち葉、すべてが一日、いや30分前ですら変わります

 
          比叡山と庭の見事なコラボ

最近の高層ビル開発化で、全国各地で素晴らしい借景が失われていくなか、この見事な円通寺の借景は是非保存いただきたいものです
ここの住職を始め、関係者の努力があって京都市も「眺望条例」を制定したようですし

お寺に行ってもあまり感動のない私も、ここは本当に一日この眺めを見ていても飽きないと思います
いゃあ~昨夜の大騒ぎはいったい何?というぐらい、心が洗われます
同期の友人も喜んでくれて「こんないいところに行こうと思ったらすぐいける君がうらやましい」と・・・

う~ん、大学時代から30年も京都にいて、何処にも行っていないのは確かにもったいないか
よし、今から京都の寺社、史跡めぐりをするかな、それも一般には知られていない穴場がいいな
なんて散々夜の穴場しかまわらない私が言っても信用はないでしょう

みなさんのおうちの窓からはどんな景色が見えますか?
シャツが干してある? そらシャツ景・・アア








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2010年9月からブログを始めました
大阪まで通勤するさらりぃーまんです
最近は会社より地元に軸足を移しつつあり、同窓会、同級会、オフ会、同朋会、自治会に足を突っ込んでいます

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