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『黒壁・札の辻』

テーマ:北近江百景
『黒壁・札の辻』
2010年2月 B4 イラストボード アクリル絵具
場所 長浜市

 『北近江百景』の第19回目(あれ、確か20作目だったはず…)。本誌特集が黒壁だったので、黒壁の札の辻を描きました。この回を以って9年に及ぶ「みーな」での絵の連載を終えることに。理由はフォトリアリズム(写真のような絵)という表現に疑問と限界を感じたから。だからと言ってスケッチ風の絵に転向することもできず、完全に袋小路。

『夢見るナナちゃん』

テーマ:北近江百景
『夢見るナナちゃん』
2009年11月 B4 イラストボード アクリル絵具
場所 長浜市国友

 『北近江百景』の第18回目。鉄砲の町・国友の街中を描きました。画面左下に見えるは、町内に点在する金属製のオブジェの一つで、絵の名称はこの作品名から採っています。
 写真のように描いてもつまらない思いは依然強く、いっそのことこの「ナナちゃん」を人と同じように彩色しようかと思いましたが…さすがに断念。

『野村のケヤキ』

テーマ:北近江百景
『野村のケヤキ』
2009年8月 B4 イラストボード アクリル絵具
場所 長浜市野村(旧浅井町)

 『北近江百景』の第17回目。掲載紙「みーな」の特集は北国街道脇往還。編集部では旧街道を踏破していますが、私は参加できなかったので、せめて絵の舞台を探しに探索へ。集落の中へは機会がないとなかなか行けないものです。

『地蔵川』

テーマ:北近江百景
『地蔵川』
2009年6月 B4 イラストボード アクリル絵具
場所 米原市醒井

 『北近江百景』の第16回目。この頃、ひたすら対象を写真のように描く「フォトリアリズム」に疑問を持ち出しました。
 絵の原点とは何だろうか? 地元醒井の風景に向かい、あえて遠近感をボカし川がさらに奥へ続いているようにし、本来肉眼では見えない川のきらめき(我々は写真やスロー映像でそれを知っているだけ)を荒い筆のタッチで描くという今までにないことをやって見ました。
 誌面に掲載後、地元の文化祭に出品。どこかの先生だという人の批評によれば、
・遠近感が甘い(だからそれをボカしてるんだって)
・水面の表現が汚い(だからそういう演出だって)
とのこと。
 絵の批評は絵を描くことより難しいです。

『旧長浜駅舎』

テーマ:北近江百景
『旧長浜駅舎』
2009年1月 B4 イラストボード アクリル絵具
場所 長浜市

 『北近江百景』の15回目。旧長浜駅舎は前にも描きましたが、今度は建物全体ではなく、部分を描きました。それでも見た人がこの建物とすぐに分かるほど特徴的な窓です。
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プロフィール

McAUTO

McAUTO

東京でイラストレーターを目指すも、いろいろあって平成11年に地元滋賀へ帰郷。

しかし北近江の風景に再会し、地元密着の画家として活動。絵以外のことにも取り組みながら創作活動に励んでいます。

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