ＭＣオート・アトリエ北近江発

　前回の地蔵盆のつくりもんの続きです。毎年昔話を題材にしたものが多く、また賞も多く取っているという話を書きましたが、つくりもんの題材はそれだけではありません。またそれ以外もないと面白くありません。
　その他の題材とは、いわゆる時事ネタです。その年のブーム、世相。

　今年の映画のヒット作である『崖の上のポニョ』。写真のほかにも作っているところがありました。ＢＧＭはもちろん、あの曲です。

　今年、彗星のごとく登場した演歌界のスター、ジェロ。私個人の感想は「ああ、そう言えばこの人いたいた」ですが。

　題材としてはいずれ昔話に入りそうな『ゲゲゲの鬼太郎』ですが、今年に入っても新たにアニメや映画が作られたりと、旬ではあります。
　あ、そういえばオリンピックネタがなかったです。

　地蔵盆が終われば、児童・生徒たちは残り少ない夏休みを惜しむ時期になります。来年の地蔵盆はどんな「つくりもん」が登場するのでしょうか。

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　私の地元、滋賀県米原市醒井では、毎年８月２３日、２４日に地蔵盆という地蔵さんのお祭りが行われます。地蔵盆は京都・滋賀以外ではほとんど知られていませんが、これが過ぎると夏の暑さもひと段落か？という節目でもあります（今年はすでに涼しくなって助かっていますが）。
　醒井の地蔵盆で目を引くのは、区内各町で工夫を凝らした「つくりもん」。今年はどんな力作がそろっているか、一回りして見て来ました。

　つくりもんで一番多いのは昔話等を題材にしたもの。つくりもんには審査があり、２日目に順位が発表されます。毎年の傾向として、昔話物が評価が高いようです。

　だから、いろんな町（もちろん個人参加もＯＫです）がこぞって昔話を題材にするのか、それともライバルが多いから技術が上がって行くのかは定かではありませんが、今年も多くの昔話物が作られています。

　もちろん他の題材のものもありますが、その紹介は次回にて。

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