キ555を作ろう25

テーマ:ブログ
 長い間放置されたままだった台車の改造です。
 前部の台車はこれまでごまかしていましたが、今回ようやく前後が揃って、車体に取り付け。ようやくキ555が自分の足で立ちました。クルマで言うところの、「ウマから降りた」というものです。絵でも、タイヤを描き、地面に影を描くと、ようやくその足で地面に立ったと実感できます。
台車取り付け
 塗装はまだですが、他にもたくさん追加の部品を作らねばなりません。その時に下地処理と塗装を一度に行おうと思います。しばらくは黒(製作済)と白(追加部分)のつぎはぎのような感じが続きます。
 ところで、車体がずいぶんボロボロになったように見えますが、水性アクリル塗料の仕上がりがイマイチだったので、一度サンドペーパーで磨きました。サーフェイサーによる表面の凸凹の跡が良く分かります。これらも含めて最後に全塗装を行います。

本編WEBサイトMCオート

『小椅子の聖母』の模写

テーマ:ブログ
 今年も最後の月となりました。振り返ってみると…全然絵を描いてないように思えます。前半は美術展に入選したりと賑やかだったんですけどね。確かに中ごろからは模型製作の方が主で、WEBサイトに載せる絵も全くありませんでした。
 描いてないわけじゃないんです。大きな理由に現在絵を連載中の北近江のタウン誌『みーな』が創刊100号を迎え、その記念号は過去の連載を紹介するものとなったことと、その後同誌が隔月発行から季刊となり、発行回数が減ったことから、現時点で作品があっても紹介できない状態にあります(当然ながら発行前に作品を紹介することはできません)。
 また、別紙に寄稿したものもありますが、紙面の都合でお蔵入りになっているものもあります(出版業界も他分野に漏れず結構大変なのです)。
 しかし、それはそれ。「私は画家です」と言って模型を紹介している場合じゃありません。という訳で、久しぶりに紙面掲載を前提としない絵を描いてみました。
小椅子の聖母
 私のオリジナルではありません。西洋人なら誰でも知っているとさえ言われるルネッサンスの巨匠ラファエロ・サンツィが1514年に描いた『小椅子の聖母(Madonna della Seggiola)』の模写です。見るだけでラファエロはすごいなと思いますが、模写してやっぱりすごいなと思います。
 ある意味、今年は枚数こそ少ないけれど、いろいろ描いた年だったと思います。早くも来年のことですが、もっといろいろ描いてみたいです。

キ555を作ろう24

テーマ:ブログ
 車輪軸を太くしたものに、前回作った車輪を一度ばらして、付け替えます。前回のは接着もなかなか大変でしたが、今回は糊しろもたっぷりなので固定も簡単です。
車輪改造
 突貫で進めた前回は見える後部台車のみでしたが、今度は前部も作りました。鉄道模型を作る人は多くても、台車から作る人はほとんどいないと思います。NゲージやOHゲージなら品揃えも豊富ですし、無くてもそれなりに部品を寄せ集めて目的のものを作ることは、愛好家にはよくある話のようです。でも、Oゲージ(線路幅約32mmの規格)の人達はどうしているのかな? 
 
本編WEBサイトMCオート

キ555を作ろう23

テーマ:ブログ
 ついに12月。今年もあと僅か。忙しいのは毎年の事ながら、もっと繁忙期を平均化できないものかと思います(その分、閑散期もお預けになりますが)。
 そんな中、ラッセル車キ555も台車の製作を少しずつ行っています。前に急いでこしらえた車軸はプラ棒1本で間に合わせたので、細すぎます。とは言っても台車に固定される両端部は細いので、車輪の間の部分だけ軸を太くする必要があります。
 いろいろな加工方があると思いますが、今回は8mm径の木の棒の両端に穴を開け、そこにプラ棒を差し込みます。そして車輪を接着するという段取りです。
車軸
 キリで穴を開けたのですが、当然円錐形の穴になります。そこでプラ棒も鉛筆のように先を削って差し込みます。でもキリのサイズがプラ棒に合わないので隙間が出来ます。そこにパテを詰めて同時に固定。簡単なようで難しい作業でした。
 
本編WEBサイトMCオート

プロフィール

McAUTO

McAUTO

東京でイラストレーターを目指すも、いろいろあって平成11年に地元滋賀へ帰郷。

しかし北近江の風景に再会し、地元密着の画家として活動。絵以外のことにも取り組みながら創作活動に励んでいます。

ホームページ

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧