ＭＣオート・アトリエ北近江発

　本日を持ちまして草津市にて開催中の個展が終了いたしました。

　会期中には沢山の方々にお越しいただき、また様々なアドバイス等を頂きまして、大変参考になりまして、ありがとうございます。

　当個展の開催に関し、ご協力いただきました画廊スタッフの皆様にも厚く御礼申し上げます。

　今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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　ただいま開催中の個展ですが、平日は仕事の関係で会場には行けません（でした）。

　明日から（残すところ土日のみ）は私も会場入りします。平日の様子は画廊の方からいろいろ聞いていますが、実際に画廊でお客さんと話ができるのは楽しみです。

↓ギャラリー会場等については以下のリンクから
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　個展に出品している絵についての続きです。

　今回個展をさせていただいた経緯ですが、彦根の平和堂アルプラザ内にて偶然入った画材店が、当画廊の系列店で、公募展「風展」のことを知り出品。それには落選でしたが、平成21年夏の「近江百景展」では入選。秋には入選者による４人展が開催。その縁にて今回の個展への運びとなりました。

　その「近江百景展」に出品した作品が、滋賀県米原市米原地区で発行されている情報紙「Smile News／たまるんるん」で平成21年から始めた連載「誰（た）が道を行く」の『鳥居本宿』です。

　この連載は、彦根市の近江鉄道鳥居本駅前を基点に、旧中山道を北上、北国街道をどこまで行こうかという企画です。現在JR米原駅東口は開発によりその姿が大きく変わりつつあります。今少しでもその姿を絵に留めておこう…と思っていたら、紙面掲載後半月で絵に描いた家がなくなって更地になってしまったというエピソードまであります。

　他にもいろいろ描いてます。平成14年から15年にかけて、地元の滋賀県米原町（現在は合併して米原市へ）の広報誌表紙から２枚。「風展」への出品作２点。第53回滋賀県勤労者美術展の入選作。近江八幡に進出しようとして描いてはみたものの話が頓挫してそれきりになったもの。旧愛知郡役所跡を撮ろう・描こうコンテストで入選したもの。

　ずらっと並べてみれば、似通っているのか、ばらばらなのか、まるで五目飯か幕の内弁当かという感じですが、それなりに１枚１枚に思い入れがあります。今思えば人生窮地に立たされた時（会社を追い出された、あやうく××されそうになった、アレした、コレした、etc）の作品はどことなく凄みがある…ような気もします。まぁ、良い絵が描きたかったらもっともっと苦労しろということですかね。

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　個展に出品している絵について書きます。まずは初期の絵である駅からの眺めを描いたシリーズです。

　滋賀県湖北地域のタウン誌『み～な』での平成14年から始めた連載「ホームの眺めは駅サイト」（ＪＲ編）全13枚から８枚、「最寄り駅はガチャコン」（近江鉄道編）全４枚から２枚です。

　サイズが小さいのは、この頃極度にお金がなかったからです（今でもありませんが…）。イラストボードも他の例に漏れず大きいサイズをまとめ買いした方が単価が安いので、Ｂ３サイズを４つに切ってＢ５にして描きました。
　
　中には駅からの眺めではないものがありますが、全ての駅からの眺めが絵になるわけでなく、『新幹線高速試験車両』はJR米原駅の隣接する鉄道総合研究所に展示してある試験車両の一般公開の模様で、『多賀大社』は近江鉄道多賀大社前駅からの眺めが無いに等しいので、そのまま境内を絵にしたという経緯があります。

　絵の舞台が『み～な』の販売地域から離れることから多賀大社の絵を機に駅からの眺めシリーズは終了。平成17年より絵の舞台を北近江（滋賀県湖北地域）に戻した新シリーズ「北近江百景」を始めることになりました。全16枚から９枚を展示。

　別に裕福になった訳ではありませんが、絵のサイズはＢ４へ。ちなみに「北近江百景」とは連載に関係なく地元の風景画の総称として用いていたもので、新連載に関してそのまま使用することにしました。この連載は現在も継続中です。

　他の作品については次回にて。

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　いよいよ今日から個展の開催です。今回の出品作品は全部で32枚。これまでに描いた絵がこれほどたくさん一度に並ぶのは初めてです。製作時期が初期のものから近作まで８年の開きがあり、ずらっと並べて見てみると、自分なりにあれこれツッこみたくなりますが、皆さんには楽しんでいただければと思います。

　場所は滋賀県草津市のJR草津駅そばリーディングタワー１１１の１Ｆ、「ギャラリー風の門」。地図当は以下の本編WEBサイトにリンクがありますので、ご覧下さい。

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