SL北びわこ号

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 滋賀県湖北地域では定期的に、JR米原駅~木ノ本駅間で蒸気機関車「SL北びわこ号」が運行されています。私はまだ乗ったことはないのですが、北部に出かける用事があったので、終点の木ノ本駅に停車している蒸気機関車を見てきました。
SL北びわこ号
 ここで走行している蒸気機関車は、「C56 160」車です。なんとトミカのプラレールでも製品化されています。しかし遠い記憶を呼び覚ますと、あれ?っと思いました。車名の160は製造番号を表しますが、SL北びわこ号の蒸気機関車って確か1号車だった気がするのです。
 SL北びわこ号は、かつてここら辺のタウン誌『みーな』で駅を巡る連載をしていたときに描いたことがあります。蒸気機関車の名盤を描き込む際に1号車だったことを覚えていたのです。その絵がこれ(部分)。
SL北びわこ号(前)
 その絵を描いたのは2003年。もう7年前です。当時は「C57 1」。さすがに代替わりしていたのかな? こんなことを書くと鉄道マニアと思われるかも知れませんが(私はマニアではないので、あれこれ聞かないで下さい。たいして何も答えられませんので…)、雑誌『鉄道ファン』No.555のデータでは2007年現在で、C56が160号機、C57が1号機と180号機の2両のみが現存とありました。C57の1号機は現役引退しちゃったのでしょうか。
 いろいろ調べてみると、基本的にSL北びわこ号は「C56160」が牽引するものであり、まれに「C571」が牽引することもあるのだそうです。つまり、あの絵を描いたときはその稀なケースだったんですね。
 何はともあれ、近くで見るSLは迫力満点です。それと一度は乗ってみたいですけどね。

主役がいない 2

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 2009年1月からこの2010年3月まで、滋賀県米原市米原地区で発行されている地域情報紙「たまるんるん」にて、その周辺の風景を描いた『誰が道を行く』という連載を行っていましたが、JR米原駅東口の開発により、その風景は大きく変化しています。当時、絵が掲載された直後に、描いた建物が取り壊されてしまったことを書きましたが(
2009年9月21日)、また一つ、描いた風景の建物がなくなってしまいました。
主役がいない その2
(滋賀県米原市梅ヶ原)

 もっとも、取り壊されたのはつい最近のことではなく、単に現場の写真を撮るのが今になっただけなのですが、思い入れのある絵の主役がいなくなったのはやっぱりさびしいものです。 

プロフィール

McAUTO

McAUTO

東京でイラストレーターを目指すも、いろいろあって平成11年に地元滋賀へ帰郷。

しかし北近江の風景に再会し、地元密着の画家として活動。絵以外のことにも取り組みながら創作活動に励んでいます。

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