北近江を描き、北近江を発見する

鳥居本駅のギャラリー

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 近江鉄道鳥居本駅で時折「無人駅舎ギャラリー」が開催されていて、駅前は良く通るものの駅舎に立ち寄る機会がなく、今日たまたま時間があったので尋ねてみました。

 今回で7回目となる展覧会はこの企画をされている宮原勇作さんの2012年カレンダーの原画展。宮原勇作さんは地元の方で、2007年から近江鉄道から鳥居本駅舎の一部(旧駅長室)を借りての運営だとのことです。文化財としての許容範囲での改装を自ら行いうなど、いろいろ苦労されてるようです。私の生活圏内でもう5年もされているのに今回初めて行けたというのも、出会う出会わないは距離ではなくて縁だなと思いました。

 同じ絵を描くもの同士で展覧会などをした時の話をしましたが、「近江鉄道の古い駅のギャラリーで行うアートのイベントということで、鉄道ファンのお客を取り込もうとしたが、反応がイマイチだった」という話は共感できます。私も以前はクルマのイラストでやっていこうとしてましたが、カーマニアは実車が好きなのであって、クルマの絵に興味はないことから、クルマのイラストからは撤退。

 結局、誰をターゲットにするかは技術以上に大事なことなんですね。私もいつかこのギャラリーで展示をやってみたいです(その前に描くべき絵を確立しないと)。

 ちなみに今日が鳥居本駅での宮原さんの展示の最終日でした。12月16日から26日には彦根の「epice cafe」にて展示をされるそうです。

宮原勇作さんのサイトは、http://yusaku.dee.cc

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McAUTO

McAUTO

東京でイラストレーターを目指すも、いろいろあって平成11年に地元滋賀へ帰郷。

しかし北近江の風景に再会し、地元密着の画家として活動。絵以外のことにも取り組みながら創作活動に励んでいます。

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