ＭＣオート・アトリエ北近江発

　今日31日に、滋賀県愛荘町にある、旧愛知川郡役所庁舎の絵画・写真コンクールの表彰式に、秦荘ハーティーセンターへ行って来ました。

　私のいただいた賞は相当下の方でした。展示会場にて上位の方々の作品を観ると、私ももっと工夫して作品作りをしないといけなかったなと思います。同じ題材で、60名を越える参加者の数だけいろんな捉え方・表現方法がある訳で、作品の完成度は最初の時点でおおよそ決まってくると言っても過言ではないでしょうか。

　最近絵を描くたびにいろいろ考えることが多くなってきます。

　作品は本編ＷＥＢサイト（アドレスは以下に）に掲載しました。また、実物は現在秦荘ハーティーセンターにありますが、11月13日に２箇所に分けて展示されている参加者全作品の入れ替えがあり、後半は愛知川図書館ウィンドーに移動になります。お近くの方はお越しください。

本編WEBサイトＭＣオート

　去る５月に滋賀県愛荘町にある旧愛知郡役所庁舎をテーマにした絵画・写真コンクールがあり、私も知人のつてで参加しました。

　で、実行委員会賞に入選。応募の全作品は10月31日から11月30日まで、ハーティーセンター秦荘ギャラリーおよび愛知川図書館ウインドーにて途中入れ替えで展示されるそうです。

　先日、写真にあるコンクール作品集をいただきました。その時初めて入選した内容を知ったのですが、賞としては低い方です。まぁ、あれだけたくさんの力作の中で賞をいただけただけでも感謝すべきですが。

　作品集に寄稿された文章を読むと、地域の方々の旧愛知郡役所庁舎への愛着がよく伝わってきます。いくらお金がかけられていたとしても、いくら古くても、人の関心や手の掛かっていない建物は、なかなか描こうという気になりません。これは「北近江百景」を延々と描いてきた私なりの感想です。

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　告知していませんでしたが、この10月６日から18日まで、草津の「ギャラリー風の門」にて公募による展覧会があり、私も出品しました。

　私はこのギャラリーにて半年前から公募展に応募しています。前回の「近江百景展」では画廊賞でしたが、今回は入選しませんでした。もっとも世の中甘くない方が、やりがいがあります。懲りずにまた次の公募の作品を描きます。

　今回の作品は『忘れ得ぬ女性（ひと）』。ずっと風景画ばかり描いてきましたが、公募の他の人の作品を観て、もっといろんなジャンルに挑戦しようと思いました。最終日は表彰式＆パーティーということで、皆さん勢ぞろい。審査の先生に落選した理由を聞いたのですが、ちょっと解説が難しいのでそれをここでさっと書けないのですが、技巧だけでは絵は一定のレベルまでしか描けないということです。あと写真を参考にすることの限界についてもおっしゃっていました（前に書いたアレのことです）。

　さて、今回の作品はタイトル（絵の女性）と私の個人的な関係はありません。「皆さんの思い出にもこういう風景ってあるでしょ？」というテーマでこれからも描いてゆこうかなと思ったからです。幸先良いスタートにはなりませんでしたが、機会を作ってはこのシリーズも枚数を重ねて行きたいなと思います。

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