アシタはアシタの・・・

今の部署は、『製造部』ではないのですが、製造工場の中にあります。

少し前にも書きましたが、医薬品の製造工場は、いろいろと厳しく管理されています。

ですので、まず通勤してくると、厚生棟で社内用の作業着に着替えます。

次に工場の建物に入って、工場内の作業着に着替えなければなりません。

この時、使い捨ての滅菌キャップと作業用の帽子をかぶります。

どんな業種でもそうだと思いますが、製品への異物混入は大問題ですので、できる限り防がなければなりません。

特に生き物由来の異物は、『自主回収』という、企業にとっては大きな損失となる可能性がありますので、作業者の毛髪が混入しないように、注意が必要です。

ということで、私は製造現場に入ることはないのですが、工場内で仕事をしているので、帽子を二重にかぶっています。

やっぱりこれがけっこうムれるんです。

・・・・・ちょっと心配。

散歩してる途中で見かけました。



京都市内では、ほとんどの場合不動産関係の広告。

そういえば、某番組で、キムタクがアドバルーンを見守るアルバイトをしてましたね。

このアドバルーンも、バイトで誰かが見守ってるんかなぁ。

テレビ番組の中で、食品なんかの製造工程を紹介してたりします。

芸人なんかのタレントが、ちょっとした帽子や白衣を着て、我々が直接口にする食品の製造ラインに入っています。

私は医薬品メーカに勤めているわけですが、錠剤やカプセル剤や顆粒剤も、食品と同じく口から体の中に入れます。

でも、その製造現場は、まるで外界から完全に隔離されているかのような、菌や埃の侵入を極力防ぐ工夫をされたエリアになっています。

工場の奥の奥まで入るには、着替えて手を洗って埃を除去する　ってのを数回繰り返さなければなりません。

ほんと、同じ口に入れるものを作っているのに、食品と医薬品では、その清浄度合いが全く違います。

１カ月ほど前はこんな感じでしたが



今月はこんな感じです。



しぼんだ花がちょっと茶色っぽくて、いまひとつな色合いです。

筍さんにコメントをいただいたとおり、黄色くなってきました。



今回は『腕』だということがわかっていただけたと思います。

擦り傷状になったところは、カユくなってきました。