『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

先日ご案内しました浅井歴史民俗資料館「終戦記念展　～銃後のくらしと女性たち～」
戦場へ行った４人の兄　の続きです。


　三番目の兄は満州へ行きました。そこから南方へいくはずが、船がなく再出発できなかったそうです。そのうちに終戦になって戻ってきました。

　四番目の兄は、呉の海兵隊へ志願で行きました。志願兵はのぼりなしで、宮さんと石作・玉作神社へ祈願し、「行ってきます。留守をたのみます。」とあいさつをし見送りの人らに囲まれて行きました。４人とも次々と出征し、母はつらかったと思います。「軍国の母」は、人様の前で泣けませんでした。戦後、兄が戻ってきました。体中しらみだらけで、帰ってくるなり「外で裸になれ、丸裸になれ、入ってこな」と皆に止められて母が服やらを洗濯してあげていたことを覚えています。

　終戦前には、父が防空壕を掘り、字で訓練もしました。竹やりをこしらえて、「やーやー」と稽古し、焼夷弾が落ちたら屋根が焦げるからとバケツリレーもよくしました。
戦後、女の人は連れて行かれるとか、噂がながれました。占領軍が来たら、殺されるとか、そんな不安がありました。

　命の尊さは、昔も今も変わりなく、戦争もすんで皆死んでもて忘れられていくさみしさを感じます。戦争で亡くなった兄らのことを終わらんならんことがすごくさみしく、会えんけど、兄に会いたいとそんなことを思います。


　戦時中、自家用米を警察が見に来ました。家族の人数も聞き、家中見てまわりました。「こんなに米いらん出せ」と言われました。足らんし、毎晩おかゆでした。朝は、大根の葉をまぜたご飯にうすじょうゆをかけ、ご飯にはいりこもいれました。一升が一升3合に増えました。良い米はなく、さつまいも、こなも、葉っぱもどけてよいとこだけ、仏様と陰膳に供えました。

　魚てないし、売り買いもありませんでした。にしんのおつゆを食べたかな。魚は、月に2～3回食べたかな。塩マスがありました。塩抜きして大根と炊き、タラの塩のきついものもありました。食糧事情はそんなことで戦後も続きました。

　苦労したから今は極楽、先ごろ護国神社へ参らせてもらいました。戦争もすんで皆死んでもて忘れられている、さみしいと感じました。御参りも少ないし、参る方は年配で観光の人は拝むことをしない。死んだ人のこと終わらんならんのか、消えかけていっているのがすごくさみしい。会えんけど、兄に会いたいそんなことを思います。

先日のチラシに
若返りの化粧水がありました。
２８日間でこのとおり！
つける前から２８日後のお顔まで４段階の写真が載っていました。

しかし、Beforeのお顔がどれもこれも黒くてしわだらけ、表情は暗いしすっぴん
これで４０歳代はないやろうという方もおられます。

Afterは真っ白のお化粧して、ヘヤーメイクもばっちりでにこやかに笑っておられます。

条件を同じにしなきゃと思うのは僕だけでしょうか？
こんなに若返るなんて！？そんなわけないじゃんと思いつつ
手の届く金額に思わず買う方もおられるのでしょう。

我が補聴器業界も負けず劣らず誇大広告っぽいです。
Ｒ社　究極の技術が新たな聞こえとクオリティーを想像する
Ｏ社　聞こえい悩むすべての人に　理想の暮らしを
Ｓｔ社　あなただけの自然な「きこえ」をお誂えしたい方へ
Ｇ社　より快適で豊かな生活の実現を目指し障壁の解消に挑み続けます
Ｓｉ社　自ら思考する補聴器。聞こえやすさを自ら判断する思考能力がある

抜粋ですが、このコピーは誇大というよりよくわかりませんね
むしろ通信販売のコピーの方がひどすぎます。

まあ、消費者センターにかなり苦情がいっていますが
なんで、医療用具の通信販売を認めているのでしょうねえ

厚労省と経済産業省の縦割りの弊害でしょうか・・・