ダンス細胞
テーマ:ブログ
2010/03/17 13:42
さて、ネタ切れの時はこういうテーマになります。
ダンス細胞
耳のお話です。
ダンス細胞の正式名称は『有毛細胞』です。
内耳には、平衡感覚を司る『三半規管』があり、カタツムリのような形をした『蝸牛(かぎゅう)』があります。
この『蝸牛』のなかにコルチ器があり、びっしりと『有毛細胞』があります。
有毛細胞はその名の通り実際に毛が生えています。
この毛が動くと有毛細胞にイオンの流れが生まれラセン神経節細胞(聴神経)の電気的な信号として伝えられます。
この有毛細胞は特殊また高度に発達した細胞ですが非常にデリケートでちょっとしたショックに対してもダメージを受けてしまいます。まあ、毛がへたってしまうのですね。
ですから、爆音を聞いたり、長い期間騒音の中(ちりめん工場のような)にいますと、この毛がなくなってしまうのです。
毛が無くなると、要するに禿げると、音の振動が細胞に伝わらなくなり難聴になります。
よく言われる感音性難聴です。
残念なことに、哺乳類の有毛細胞は進化の過程の中で再生する機能を失ってしまいました。
最近は、再生医学がはったつしてきまして、動物レベルでは再生が成功しています。
これが有毛細胞です
へたっているのがわかりますね
ちょっとグロイですか?
人間は個人差があり、皮膚が強い人もあれば弱い人もいます。心臓もしかり
ですから、この有毛細胞も強い人もあれば弱い人もあるのです。
同じ騒音下で仕事をしていても、難聴になる人とならない人がおられるのは
そういう事ではないかと、僕は勝手に思っています。
ダンス細胞
耳のお話です。
ダンス細胞の正式名称は『有毛細胞』です。
内耳には、平衡感覚を司る『三半規管』があり、カタツムリのような形をした『蝸牛(かぎゅう)』があります。
この『蝸牛』のなかにコルチ器があり、びっしりと『有毛細胞』があります。
有毛細胞はその名の通り実際に毛が生えています。
この毛が動くと有毛細胞にイオンの流れが生まれラセン神経節細胞(聴神経)の電気的な信号として伝えられます。
この有毛細胞は特殊また高度に発達した細胞ですが非常にデリケートでちょっとしたショックに対してもダメージを受けてしまいます。まあ、毛がへたってしまうのですね。
ですから、爆音を聞いたり、長い期間騒音の中(ちりめん工場のような)にいますと、この毛がなくなってしまうのです。
毛が無くなると、要するに禿げると、音の振動が細胞に伝わらなくなり難聴になります。
よく言われる感音性難聴です。
残念なことに、哺乳類の有毛細胞は進化の過程の中で再生する機能を失ってしまいました。
最近は、再生医学がはったつしてきまして、動物レベルでは再生が成功しています。
これが有毛細胞です
へたっているのがわかりますね
ちょっとグロイですか?
人間は個人差があり、皮膚が強い人もあれば弱い人もいます。心臓もしかり
ですから、この有毛細胞も強い人もあれば弱い人もあるのです。
同じ騒音下で仕事をしていても、難聴になる人とならない人がおられるのは
そういう事ではないかと、僕は勝手に思っています。