梅花藻

テーマ:歳時記
滋賀県は東海道と中山道が交差する地でいくつかの宿場町が存在します。醒井宿もそのひとつ。



中山道61番目の宿場町です。


JR東海道線 醒ヶ井駅を下車。
駅から少し歩くと当時を思い起こさせる古い町並みがあります。地蔵川付近の様子。
時間を忘れるかのような佇まい。



「醒ヶ井」という地名は、歴史が深く『日本書紀』や『古事記』にも登場します。


日本武尊が伊吹山の荒ぶる神退治の疲れを癒された泉がこちら。



「居醒の清水」
平成の名水百選にも数えられています。
「醒ヶ井」の名の由来でもあります。





その醒ヶ井地方、梅花藻の見頃を向かえ賑わっていました。
みなさん、梅花藻ってご存知ですか?



こんなお花。 
エミール・ガレなどのガラス作品のモチーフにもなっています。



梅花藻(バイカモ)は、キンポウゲ科の水生多年草で清流にしか育たちません。
関西で見られる地は少ないのだとか…。
水中に梅のような小さな白い花を咲かせることから「梅花藻(バイカモ)」という名がつけられています。

水かさの少ない今頃はとても美しく見られることから鑑賞者が絶えないとのことです。
7月~8月には例年、ライトアップも予定されています。

http://www.biwako-visitors.jp/search/event_445.html

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