六角堂

テーマ:コラム
前々回、前回と京都のお寺を中心に綴りましたので
もうひとつご紹介したいと思います。



京都六角堂。
正式名は紫雲山 頂法寺。本堂が六角形の外観からこの愛称で呼ばれています。



歴史は古く平安遷都以前。聖徳太子による創建といわれ、いけばな「池坊」の発祥の地としても有名です。



聖徳太子が沐浴した池の跡だそうです。




この池のほとりに小野妹子を始祖とする僧侶の住坊があり「池坊」と呼んでいたそうです。これが池坊と呼ばれた由縁です。
池坊の祖先は、朝夕宝前に花を供え、そしてついには代々いけばなの名手として知られるようになり、今の「いけばな」へと広がったそうです。



北側に隣接している現代的な建物が池坊会館。
展示会など「いけばな池坊」の本拠地となっています。




寺内をご案内 デジカメ


太子堂
聖徳太子が沐浴をされたという池の跡に建てられたそうです。
太子自作の2歳頃の像がまつられています。




六角柳
嵯峨天皇と后の出会いの逸話あり。
縁結びにご利益があるとか。
柳の二つの枝におみくじを結びつけるのだそう…。



へその石
昔ここが京都の中心部だったとか。




私のお気に入り。
十六羅漢像。
柔和な愛嬌のあるお顔です。(写真ではわかりづらい?汗)
仏教に「和顔愛語」という言葉がありますが
私もこんな風に日々を過ごさなくては…と思う今日この頃です。
元気になりたい時、癒されたい時に訪れます。






















早春の京都 清水寺編

テーマ:歳時記
前回、高台寺・圓徳院の桜の開花状況&ライトアップについて綴りましたが、今日はその続編 「清水寺ライトアップ編」です。 ペコペコ



清水寺については、誰もが知っている京都の名所。
「清水の舞台」や「音羽の滝」が有名です。
ご本尊は千手観音さま。左右の腕を頭上に挙げていらっしゃるお姿で「清水型観音」と呼ばれているそうです。



21日より春の夜間特別拝観が始まり4月7日まで恒例の春のライトアップが催されています。
ライトアップ直後の週末なのでしょうか?メディアの影響なのでしょうか?多くの人出でした。
私もその人出に混じり鑑賞してきました。



桜は、まだ蕾ですが、中には咲いている幹もありました。
携帯やカメラ片手に撮影されている人が…デジカメ
みんな、春の訪れを待っているのでしょうね。



レーザービームのような光りは「観音慈光」と呼ばれている灯りだそう…。
この灯りから出る光りが我々を救う。そんなコンセプトなのでしょうね…。




清水寺が灯りに照されて、幻想的かつ現代アートをみているかのようでした。



寺内でおみくじの列がありました。
100円という価格にひかれ、おみくじをしたところ…





「大吉」でした。 何だかお正月気分。
いいことがあるかな…

早春の京都

テーマ:歳時記


「京都の桜はもうそろですか?」
知人の作家に聞かれました…。

ここ数日で暖かくなり東京ではお花見をされている様子がTVのNEWSで映し出されています。
神戸・大阪も開花宣言をされたそうで、そうなると体が動きだしました 走る


早春の京都をリサーチデジカメ



京都の桜はまだ少し先なのでしょうか?
まだつぼみでしたダウン

桜の名所の夜間拝観は先なのかと思いきや…。
太閤秀吉の正室・北政所のゆかりの地、高台寺・圓徳院が夜間拝観、ライトアップがされていました。

入室すると北書院には、「秀吉・ねね木像」が特別公開されていました。
通常は、霊屋に安置されてそうですが夜間拝観の時期に限り展示公開されているそうです。


お庭もライトアップがされ、訪れる人の心を癒してくれます。



圓徳院では、お庭のライトアップに加え京都グラフィー国際写真フェスティバルと称し細江英公氏の写真展が開催されていました。



写真を襖仕立てにしたり草間彌生さんの若かりし頃のポートレートを掛軸風のタペストリーにして展示されていました。
和の空間に現代写真。
ミスマッチさを狙いとしているようでした。
写真がモノクロで夜の鑑賞には辛かったのと会場の案内がなかったのが少々残念。

しかし、十分に早春の夜の京都を堪能できました。






旧大津公会堂

テーマ:コラム
浜大津を散策中、京阪浜大津駅の線路そばにレトロな建物を発見しました。



吸い寄せられるように近くまで行くと…
そこはレストランのようです。



その名も「旧大津公会堂レストラン」
大津のまちづくり事業で活用されている建物で
イタリアン、和フレンチ、Hawaii料理等が楽しめるようです。

また、レストランの他には
会議室やコンサート等にも使えるホール、展示空間としてのスペースを提供されているそうです。




旧大津公会堂は、1934(昭和9)年に大津商工会議所と大津市立図書館とを併設された「大津公会堂」として誕生しました。
地上3階、地下1階で構成され、当時流行したスクラッチタイルと呼ばれる引っかき模様のある外壁に覆われた建物で時の流れと共に様々な施設に姿を変え、地元の人々に愛されたそうです。
昭和22年には国内第一号の公民館のひとつとなり、平成23年には、国の有形文化財に登録されました。




直線と曲線の窓が左右対照に配されています。
時間の都合で外から見るだけでしたが
次回訪れるときは外観ばかりでなく内装も見てみたいと思います。
ご存知の方いらっしゃいましたらお教えください。











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fumi

7年程、キュレーターをしていました。
現在は、未熟ですが作家のサポートをしています。
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