続!おこない花つくり
テーマ:女将日記♪
2012/01/30 19:33
おこないさんの、花つくり。
我が家の男組に、任せてでかけましたが、
ひょっとこに
メール「花つくりの写真を、ブログにしたいから、花中心の写真を、とっといてな〜(^o^;)」
勝手なおかめ。
大丈夫か、心配でした(笑)
帰って、娘にデジカメから携帯に写真を送るように、してもらったのですが、どれも甚さんが、ご存知の彼が写ってました(^_^;)
↑↑↑わかりますか?
毎年、雪降り前に山へ桜の枝をとりに行き、土台にさします。
↑↑↑薄い花の紙を、花の型紙にあわせて切ります。
アップの写真がなく、よくわかりませんね。←ダメ出し(笑)
花びらの回りを赤く塗ります。
赤い紙で、コヨリを作り、花の真ん中用に。
藁を編む人。
花を型紙で切る人。
コヨリを作る人。
花を作る人。
いろんな担当に別れて、作業します。
1日で出来ないので、役員さんや5人組さんが、前もってコヨリをしたり、花を型紙で切る作業は、ある程度されます。
↓↓↓
こうして、一つ一つ桜の枝に取り付けていきます。
花は、5人組の一番くじの年はツボミが多く、二番くじ。三番くじ。4番くじ。。。そして、五番くじの年は満開にしあげます。
↓↓↓
今年は、五番くじ満開です。
たくさんの花をつけました。
おこないさんは、何百年も前からの継承信仰なので、この花が何の意味があるのか!とか、ちゃんと説明できる人は、いないように思います。
ずっと、何かの意味が一つ一つあり、継承されてきているのですが、よく取材にこられても、詳しい意味は説明できません。
おこないさんは、こうして当たり前のように、毎年同じことを、どうしてするの?と、不思議に思うことなく、小さいときから男たちも、心の中で伝えられ、家族も自然と伝えているものなんですね。
旦那が、10数年前に『やど』があたった時は、一年中四つ足の肉は、食べませんでした。一番風呂に入る。とかいろいろな決めごとがあります。
数年前から、中村の北組、南組が一緒に集会所でするようになり、各家の負担も軽くなり『やど』をうけやすく改革されました。
杉野のおこないさんは、説明すると、変わっていて長くなります。
私も奥が深くて説明も難しくて(笑)
今年も、去年から撮られているアマチュアカメラマンが、ビデオ撮影にまた来られます。
私たちは、言い伝えられて来たことを、なるべくこのかたちでまた、言い伝えていくしかありませんが、こうして記録にしてもらうことは、これからありがたいことだな〜って思います。
数年前まで、取材や観光客はNGでしたから。
湖北には、変わったおこないさんが、たくさんあります。
改革、改革でなくなりつつあるこんな珍しい、信仰のまつりを、他の地域の方々も、大変ですがなるべく継承、伝承していただきたいな〜とつくづく思います。
コメント
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2012/01/30 21:07もっと知りたいなぁ
行いさんの事
私の知っている神事と似てるけど、こんな花とか始めてみるし
宿をした家に神様が降りるのが、神事
おこないさんも同じ意味かなぁ
なんで、おこないっていうのかなぁ???
おかめちゃん、又教えて -
2012/01/30 22:09>じゃこちんへ
おこないさんなんて、他府県にはないのかな〜?
大変だけど、残すべき大切なことなんでしょうね。
子供が大きくなるころには、どうなってしまってるんでしょう。。。 -
2012/01/30 22:11>みのりちゃんへ
いや〜
それは、甚さんにお願いしましょう。(笑)
みーなで取り上げて調べてもらうとか?(≧ω≦)
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2012/01/30 22:29[おこないさん]の行事は「利休下駄」をお買い求めにこられるお客さまに教えてもらいました。
地域により違うので・・・・
その地域名を覚えるのも一苦労でした。
おかめちゃん!ご主人さま!お子様!
おこないさんのお花の写真有難うございました。
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2012/01/30 22:39「おこない」さんのことは私もよう知りませんなぁ。ただ、「彼」は見てすぐわかる(笑)。しきっとるやろ?(爆)
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2012/01/30 23:29木之本にも子供おこないっていうのが14年に一度回ってきます。
子供の数もどんどん減ってきてどうなるのかな~。
子供おこないを大人がするのかな。 -
2012/01/30 23:31>おおの履物店さんへ
おおのさんが知らなかったと、言うことは浜はおこないさんがないと言うことですか?
なんか、分布図でも作りたくなってきた〜(笑) -
2012/01/30 23:33>甚さんへ
甚さんなら、ご存知かと。。。
おこないさんは、奥が深いです(^_^;)
彼、わかりましたか?(笑)今頃、くしゃみがとまりませんね〜(笑) -
2012/01/30 23:36>ゆうこりんへ
あら!子供おこない。知らない(><)
木之本は、長男がうけるおこないさんはないの?
あると思ってた〜 -
2012/01/31 00:06湖北には、変わったブロガーさんが、たくさんいます。
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2012/01/31 08:50>くんさんへ
甚さんに、それも保護してもらおうか?(笑) -
2012/01/31 16:36川道のは、朝から酒(日本酒)飲んで、神輿でケンカする、
くらいの情報しかないんですが、
それで合ってるでしょうか(笑)?! -
よこっぺ2012/01/31 17:34うちのお宮さんも「やくっさん」て言うてます。正式には薬師如来さんですが、そんなことはしませんね。毎月8日はお参りに行くけど・・
おこないさんは、もう一つのお宮さん、天満さんでします。長浜八幡宮から神主さん?宮司さん?に来てもらって、祝詞をあげてもらいお参りして、お昼のお弁当で飲むだけですけどね。 -
よこちん2012/02/01 10:22杉野のおこないは‘掟’が厳しいと聞いております~^^
今でも男性は紋付羽織袴でしょう。
木之本は子供おこないも秋葉祭も改革されて略礼服になりました。若かりし頃、ローンで買った羽織袴ですが着たのは二度だけです^^;確かに楽にはなりましたが、伝承、継承はこう言うところから崩れていくのかな~と思う気もしないではないです…^^;
是非守って行ってください^^ -
2012/02/01 19:03>くまちゃんへ
結構、近いかも(笑)
とにかく夜は、呑みますね!でも、あくまでも神事なので、へべれけになるひとは、花提灯という役つけがあります。
けんかは、ないですよ〜 -
2012/02/01 19:08>よこっぺさんへ
お薬師さんと、八幡さんとがお堂には奉ってあるようです。毎月8日は、お薬師さんのご命日なので、おつとめがあります。ただし、お寺さんなので、お坊さんがお経をよみます。私は、早朝なので一度も、お参りしたことないですが。。。 -
2012/02/01 19:13>よこちんさんへ
掟!(笑)
確かに、決められたことをそのままわからずに、伝えていますね〜(笑)
木之本は羽織袴を、もう着ないんですか。。。
杉野も、いつかはそうなってしまうんでしょうね。
まだ、その辺の改革はされそうにはないです(^o^;)