続!おこない花つくり

テーマ:女将日記♪






おこないさんの、花つくり。

我が家の男組に、任せてでかけましたが、




ひょっとこに

メール「花つくりの写真を、ブログにしたいから、花中心の写真を、とっといてな〜(^o^;)」





勝手なおかめ。




大丈夫か、心配でした(笑)





帰って、娘にデジカメから携帯に写真を送るように、してもらったのですが、どれも甚さんが、ご存知の彼が写ってました(^_^;)















↑↑↑わかりますか?


毎年、雪降り前に山へ桜の枝をとりに行き、土台にさします。










↑↑↑薄い花の紙を、花の型紙にあわせて切ります。


アップの写真がなく、よくわかりませんね。←ダメ出し(笑)




花びらの回りを赤く塗ります。




赤い紙で、コヨリを作り、花の真ん中用に。




藁を編む人。

花を型紙で切る人。

コヨリを作る人。

花を作る人。




いろんな担当に別れて、作業します。

1日で出来ないので、役員さんや5人組さんが、前もってコヨリをしたり、花を型紙で切る作業は、ある程度されます。





↓↓↓




こうして、一つ一つ桜の枝に取り付けていきます。


花は、5人組の一番くじの年はツボミが多く、二番くじ。三番くじ。4番くじ。。。そして、五番くじの年は満開にしあげます。


↓↓↓





今年は、五番くじ満開です。





たくさんの花をつけました。





おこないさんは、何百年も前からの継承信仰なので、この花が何の意味があるのか!とか、ちゃんと説明できる人は、いないように思います。

ずっと、何かの意味が一つ一つあり、継承されてきているのですが、よく取材にこられても、詳しい意味は説明できません。



おこないさんは、こうして当たり前のように、毎年同じことを、どうしてするの?と、不思議に思うことなく、小さいときから男たちも、心の中で伝えられ、家族も自然と伝えているものなんですね。



旦那が、10数年前に『やど』があたった時は、一年中四つ足の肉は、食べませんでした。一番風呂に入る。とかいろいろな決めごとがあります。


数年前から、中村の北組、南組が一緒に集会所でするようになり、各家の負担も軽くなり『やど』をうけやすく改革されました。




杉野のおこないさんは、説明すると、変わっていて長くなります。

私も奥が深くて説明も難しくて(笑)




今年も、去年から撮られているアマチュアカメラマンが、ビデオ撮影にまた来られます。


私たちは、言い伝えられて来たことを、なるべくこのかたちでまた、言い伝えていくしかありませんが、こうして記録にしてもらうことは、これからありがたいことだな〜って思います。

数年前まで、取材や観光客はNGでしたから。




湖北には、変わったおこないさんが、たくさんあります。


改革、改革でなくなりつつあるこんな珍しい、信仰のまつりを、他の地域の方々も、大変ですがなるべく継承、伝承していただきたいな〜とつくづく思います。






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