『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

ネタ切れ話題ですいません。

年齢を重ねるとともによく聞かれるのが、目のかすみです。

まずは眼科へ行くのが順当なところですが

敷居が高いのか、よく私のところ相談にへ来られます。

僕らは医者ではありませんので、診察や診断は御法度です。

あくまで、眼鏡を調整するための最低限の視力測定のみ許されています。

しかし、完全矯正（きっちり度数をあわす）しても視力が出ない場合があります。

高齢者（最近は４０代でも）に多いのは「しろそこひ」白内障です。

これは、有る意味病気ではなく「老化現象」なのです。



水晶体には血管がありません。

あったら透明でなくなりますもんね（笑）

房水が目の中には満たされていまして

これによって養分が運ばれます。


生まれたばかりの赤ちゃんの水晶体がもっとも透明で

経年によって少しずつ黄色くなっていきます。

ただ、普通の細胞なら自己破壊して新陳代謝しますが

この水晶体の細胞は自己破壊を完了する一歩手前で止めるプログラムがあるそうで

いうならば、もっとも長生き細胞のようです。

この研究が進めば、細胞の長生きにつながり、アルツハイマーなどの治療に使えるかもしれません。

この水晶体はふくらましたり薄くしたりしてピントを合わしていますが

次第に堅くなり４５歳をすぎるころから、ふくらまし切れずに近くの焦点が合わなくなります。

これが老眼です。



一方、この水晶体の「にごり」が多くなってくると、光が通らなくなります。

色んなにごり方があり一概に言えませんが、

霧がかかったような見え方が一般的です。


いったん濁った物はもとにはもどりません。

進行予防の目薬を処方する眼科はほとんど無くなりました。

効果が認められないからです。

唯一の治療は手術です。

濁ったレンズを取り除き、人工水晶体をいれます。

手術の時間は１０分程度です。最近は日帰り手術も増えてきましたね。

僕が学生の時に見た手術法とはずいぶん変わりました。

男の生徒は気分が悪くなったりしたそうですが

意外と女性の方が平気でした。

これから、手術の動画を流します。苦手な方、心臓の弱い方はここで読み終わって下さい










































白内障の手術動画