『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

完全にネタ切れですね。
また、自慢話かいなと思われるかもしれません。

決して、自慢じゃなく事例をご報告したいと思います


昔から来られている中学生のお客様のことです。
見にくくなってきたので、メガネを新調したいとお父様とご来店されました。

成長期だし近視が進んだかなと軽い気持ちで視力測定をしました。


他覚測定で異常なし、

無し！？近視が進んでいない！

いろんな症状の時の事例を頭に巡らしながら自覚測定にはいります。

片方の目だけ視力がほとんどありません。

これは大変だ！と内心ドキドキですが、そんなことを面に出せばお客様が動揺しますので落ち着いて…

私「お客様はいつから見にくく感じましたか？」
お客様「昨日から」

内心早く来てくれてよかったと思いました。

お父様には近視がそれほど進んでいない事、急に見えなくなるのはかなり病的な可能性が高いこと。
思春期のお子様にはたまに「心因性の視野狭窄」もあり心配いらないこともあるので何も異常がなかったら心配させて申し訳ないけど、できるだけ早く病院へ行っていただくようお願いしました。
ひと月ほどたち、元気にお二人がご来店されました。

あのあと病院へいかれましたところ、即入院だったそうで、緊急手術をされたそうです。

病名は網膜剥離です。

強度近視の方に比較的多く見られます。

いろいろな剥離がありますが、視野が下からかけてきたらまさしく網膜剥離の疑いが強いです。

近視の強い方は振動や衝撃に注意しましょう。