『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

やわた夢生小路商店街の街路の改修がどうやら出来そうです。

それに伴い、地元のやる気を見せないといけないということで

店のファサード整備を考えています。

やわた夢生小路商店街にはすでにバラバラな建物が建っており

駐車場等歯抜けもたくさん見られます。

うちのようないわゆる「箱」のような建物をどのように改修するか

とても悩みました。

町家風にするため、安直に「瓦」や「庇」「腰板」を付けるのでしたら

やらない方がましです。

そこには、個性も何もなく単なる助成金の制度に乗っかるだけのものでしかありません。

うちの業種は歴史が浅く、江戸時代の町家にこのような商売は存在せず

日本の伝統的建築様式にするには抵抗がものすごくあります。

本来、眼鏡はヨーロッパが主流でして、ドイツのマイスターにもこの業種がございます。

そこで、欧風のデザインで市の担当者に打診したところ、

この助成金は

「中心市街地における伝統的な街並み景観を維持または形成し、商業および観光の振興を図るためにおこなわれるもので、博物館都市構想の趣旨を重視して実施する町屋の住宅や店舗の改修改築または新築事業」

であるので、この要項に合致しない

ということで即時却下。

色々反論したいけど、「合致しない」のだからこちらが曲げなきゃ、制度を変えろ！ということと一緒ですので

そんな事は不可能。

昨年までならこのデザインでＯＫだったのですが・・・

ここでもう一度構想を読みおこす

長浜市博物館都市構想
伝統を現代に生かして美しく住む
先人の情熱や英知に学び、進取の気性を継承する
長浜市新博物館都市構想
長浜らしさを生かして美しく住む
独自のミュージアムづくり／オールドタウンの再生
都市景観アメニティづくり／個性あるイベントの創出

ここで考えてみる。

黒壁や長浜駅は明治の「進取の気性」から生まれてきたものではないかと

町家の中にあるこれらの建物はまわりの景観からすれば極めて異質なものではなかったか

そう思うのです。

ガラスもしかり・・・

うちの通りにはかつて「澤田眼科」があり、洋館建ての趣のある建物でした。

撤去されてもうかなりの年数がたっていますが、今でも惜しい事をしたと思います。

まだ、うちの店のファサードの公開は出来ませんが、長浜駅のティストをちりばめたこのデザインを

とても気に入っています。

何もかも、無理矢理和風のデザインにすることにちょっぴり抵抗します。

今晩はスペシャルなゲストが来られました！
ジャーン
コブログでおなじみのMashiToshiさんです
マーチンを引っさげて川崎や初登場！

すげー
うまい！

華麗なギターテクニックに一同びっくり！

是非とも川崎やにライブ出演していただきたいと思いました。

また、来て下さいね！