規制緩和
テーマ:ブログ
2009/06/03 14:10
規制緩和というと聞こえはいいです。
6月に入り薬事法が改正されました。
便利になる!と喜ばれる方も多いでしょうねぇ
リスクによって緩和と規制を使い分けるというのは理にかなっています
リスクの少ないものは『登録販売員』という資格をもった人がいれば薬剤師でなくても販売できるということになりました。コンビニや電気店でも売り出しました。
また、リスクの高い物は、薬剤師の対面でないと売れなくなりました。ネットも基本的にはダメになりました。
個人の薬屋さんはこの制度をどのように思っておられるのでしょうか。
規制緩和は一般消費者にとても受けがいいのですが
小さな個人の経営者にはとても厳しいものに思えてならないのです。
登録販売員にしても、自治体にばらつきはある物の1万2~3000円払って講習試験を受けるそうで
何万という方が受けたら、胴元はウハウハでしょうね。
僕の扱っている補聴器もリスクが上がり2~3年前より「高度管理医療機器・特定管理医療機器
販売及び賃貸営業管理者」を取らないと販売できなくなりました。
この費用が15000円。大阪で千人近く受けましたが、全国一斉で何カ所かで行ったようです。
講師は東京会場の講演を実況中継して、スクリーンに映し出していました。
そして、誰でも受かるような簡単な試験をしました。
旅費を払い1日時間をつぶし大変疲れた印象があります。
いったい厚生労働省傘下のこの協会は幾らもうけたのでしょうか。
天下りの理事長の退職金稼ぎに思えてならないのです。
もし、この資格が無くて販売したらどうなるのでしょう。
摘発されたという話は聞いたことがありません。
売り方や在庫の仕方も今までとなんら変わらないのです。
そして、今なお多くの人が騙される補聴器や集音器の通信販売が行われています。
制度が変われば、大型店やチェーン店が笑い、個人の店が廃っていく・・・・
自由競争だから 努力をすればいいというのは正論でしょう。
個店には個店の良さがあり、それを武器に伸ばすところもあるでしょう。
でも、一握りですね。
たばこ、お酒、米、そして薬、・・・個店のチカラが落ちればマチのチカラも落ちていきます。
我がメガネ業界も個店は激減しています。
今やどの業界も同じかもしれませんが・・・
6月に入り薬事法が改正されました。
便利になる!と喜ばれる方も多いでしょうねぇ
リスクによって緩和と規制を使い分けるというのは理にかなっています
リスクの少ないものは『登録販売員』という資格をもった人がいれば薬剤師でなくても販売できるということになりました。コンビニや電気店でも売り出しました。
また、リスクの高い物は、薬剤師の対面でないと売れなくなりました。ネットも基本的にはダメになりました。
個人の薬屋さんはこの制度をどのように思っておられるのでしょうか。
規制緩和は一般消費者にとても受けがいいのですが
小さな個人の経営者にはとても厳しいものに思えてならないのです。
登録販売員にしても、自治体にばらつきはある物の1万2~3000円払って講習試験を受けるそうで
何万という方が受けたら、胴元はウハウハでしょうね。
僕の扱っている補聴器もリスクが上がり2~3年前より「高度管理医療機器・特定管理医療機器
販売及び賃貸営業管理者」を取らないと販売できなくなりました。
この費用が15000円。大阪で千人近く受けましたが、全国一斉で何カ所かで行ったようです。
講師は東京会場の講演を実況中継して、スクリーンに映し出していました。
そして、誰でも受かるような簡単な試験をしました。
旅費を払い1日時間をつぶし大変疲れた印象があります。
いったい厚生労働省傘下のこの協会は幾らもうけたのでしょうか。
天下りの理事長の退職金稼ぎに思えてならないのです。
もし、この資格が無くて販売したらどうなるのでしょう。
摘発されたという話は聞いたことがありません。
売り方や在庫の仕方も今までとなんら変わらないのです。
そして、今なお多くの人が騙される補聴器や集音器の通信販売が行われています。
制度が変われば、大型店やチェーン店が笑い、個人の店が廃っていく・・・・
自由競争だから 努力をすればいいというのは正論でしょう。
個店には個店の良さがあり、それを武器に伸ばすところもあるでしょう。
でも、一握りですね。
たばこ、お酒、米、そして薬、・・・個店のチカラが落ちればマチのチカラも落ちていきます。
我がメガネ業界も個店は激減しています。
今やどの業界も同じかもしれませんが・・・