おれんじぴーるのアロマ（あれま？）なだぼら話

比叡山の山頂まで、何年ぶりかしら
子ども達の幼い頃、両親と行ったっけ。
根本中堂とガーデンミュージアムを訪ねたっけ。

昨年１月に亡くなった父の納骨式に参加してきました。
第38回滋賀医大解剖体納骨法要。

阿弥陀堂に続く道には学生さんがズラッと並んで出迎えてくれます。

48人の名前が順に読まれるお経もありました。

昼食のあと、滋賀医大の墓地まで、でこぼこの山道を登ること30分。
ほんまにスニーカーが要ったかも。日頃思索散歩で鍛えているし、コンパスの長い兄について歩くのはしんどいわ！f(^_^;

納骨堂には名前が刻印されていました。一人ずつ、担当の学生さんがお骨を丁寧にお堂の裏にまわって納めてくれました。

しゃくなげ会の最後の挨拶によると、滋賀医大ほど丁寧に法要を開いてくれるところはないとのこと。

医学部生だった兄自身にも経験がないそうです。「強制参加でもなかったしなあ」と。

大学病院で亡くなった姉、学生生活を過ごした兄、いろいろと縁のあった京大医学部に献体するつもりだった母が、滋賀医大に献体することにしたのは、この「比叡山に眠らせてもらえる」から。それを父も同意しての献体でした。

はたして、山の上からは下阪本の辺りが見下ろせました。

今日はトレイルランナー？が墓地の近くを走ってました。
「納骨式の時間ごろに先頭ランナーが通過しそうです。墓地のそば、ボチボチ歩いてください」と、洒落もとびだすご挨拶がありました。
ここ、笑うとこやで(*^^*)

礼服着ての山道、さすがに歩きにくい！
次はいずれかのときに母を見送りに来るのでしょうが、早すぎても困るし、遅ければ私の脚では来れなくなっちゃう！

おじいちゃん、あんまり急いでおばあちゃんを呼ばないでね♪

なにはともあれ、１年４ヶ月ぶりに父が還ってきました。

未来ある学生さん達のお役に立てたね。最期まで父は教育者だったってことやね♪