＊＊長治庵（ﾁｮｳｼﾞｱﾝ）女将（おかめ）日記＊＊

先日のお客様が、
「このあたりの山は、ヒルがいるんですか？」

と、聞かれた方がありました。

ちょうどその日に、お電話の問い合わせがありその方も
「横山岳にヒルはいるんですか」
と聞かれたもので、びっくり！！

おかめ「え～？？
この辺では、まだそんな話は、聞きませんよ。私も山に入りますけど
ヒルは見たことないです。」

お客様「じゃ～よかった。今日、多賀のほうの山を散策したんですけど
ヒルに何カ所も吸われまして・・・・背中のあたりまでやられました」
とおっしゃるではありませんか


そう言えば、朽木のほうでは、草むしりをしてるだけで
吸われてしまうと聞いたことがあります

そうなんや～と、他人事のように聞いてましたが

ひょっとこにそのことを話すと、

ひょっとこ「そうなんや。シカがヒルをつれて里にやってくる。霊仙のほうでは、シカがクマ笹を食べつくして
山が丸裸になって山崩れが凄いんやぞ。この辺も、シカの早急な駆除をしないと
山が崩れたり、ヒルで外に洗濯物も干しに行けなくなって、こんな住みにくいとこ捨てて
出て行ってしまう。獣害どころでなくなる。ヒル害も近いかもしれん」

おかめ「え～？そうなんや。そういえば2年程前から裏にカモシカが冬に現れ出したね(・.・;)
西浅井のおばちゃん（みのりちゃん）も、家の側にカモシカが今年何回も
来たって言ってたし、あっ！余呉湖なんかもしかの糞や木の皮めくってひどかったよ」

ひょっとこ「将来、雨の降った後は、余呉湖に近づくな。ってことになるかもしれん」

おかめ「なんで～？雨のあとにでるんか？」

ひょっとこ「雨のあとに、首あげてさがしよーるんや」



ひぇ～～～～



想像したら恐ろしくて、寒気がしました。
ヒルの被害や目撃は、ありませんが

多賀の山には沢山いて、朽木の山にもたくさんいて・・・・・


迫りくるヒル害



そんな・・・・

シカがいて自然豊かでいいやん

と、喜んでたのは私だけ。

ひょっとこの頭の中には、そこまでの危機感でいっぱいだったことに

改めてご苦労さんな人やな～と思いました





林業の被害だけでなくなってくること、決して山の中だけの話でない事。


25年前から人間が網の中で畑を作るようになって、その時にはいくら被害を訴えても
、鼻で面白話で笑われてたのに
今では町の人からサルやイノシシや、イタチやの被害を聞いたりする。
25年かかって同じ立場になって、やっとわかってもらえた時には手の打ちようがない。


確かに、嫁に来た時、
お客様に猿害を話したときの反応と、今では明らかに違います。
今では、お客様が獣害のお話をされてることが多いです。18年の間に明らかに
変わりました。

いろいろ国や県でもとりくみがされてるようなので、どうか
いい方法が見つかればいいのにな～と思います。


シカ、サル、いのししやイタチよりも、ヒルだけは勘弁してほしいです








ゴーヤの花がたくさん咲いています
楽しみだな～～







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今日も、おかめ日記を読んでいただきありがとうございます
これから娘たちの高校の、個人面談です

もうすぐ夏休みですね～