よみがえれ地域の固有資源-地域再生の新戦略

テーマ:気がついたこと!
七日講における京都大学諸富先生のお話の表題です。
諸富先生はNHKビジネス展望に定期的に出演され最近では5月4日に欧州における金融取引税について語っておられます。地方財政がご専門の由ですが、まちづくりに関しても、数々の事例を検証され、長浜のまちづくりについても黒壁を核としたてまちづくりを一年位前のビジネス展望の中で取り上げておられました。
地方自治、住民自治がますます重要になっていく状況の中で、極めて適切な人選であり、まちづくり役場のネットワークに敬意を表します。今後も諸富先生からいろんなことをご教示いただければと存じます。
先生の最近の著書”地域再生の新戦略”も是非読ませていただきたいと思います。スマイル(男の子)

講義の中で印象に残ったことを下記します。

21世紀の地域経済の発展を促す新しい要因のうち需要側の変化要因として、

所得が一定の水準に達し、ある程度物質的要求が満たされると、
人々は環境、治安、景観、デザインのよさ、アメニテイの高さ、文化性や歴史性、地域社会における人々の連帯感など、「非物質的な価値」に対する関心を高める
生産側(サービスを提供する側)の変化要因としては、
知識、学習、ネットワーク等の非物質的投資を伴うネットワーク、人的資本、信頼互恵性の重要性がたかまり、労働(サービス)の提供はネットワークを通しての協働的な相互作用の形をとる

地域の持続可能な発展のためには

既存ストックの活用、例えば歴史的町並みデジカメ
地域固有資源に磨きをかける上で重要になる文化的要素、目

が重要な要素であること、その他、補助金依存に陥らない活動のあり方を目指す、住民の側に覚悟と責任を促すことの重要性が指摘されております。

先生も述べておられますが、長浜は先人のご努力に寄り新しい流れの中で発展してゆく主たる条件を既に保持しており、そこに住んでいる人々の創意工夫により、需要側の新しい要因を満足させうることが可能である、即ち持続的な発展の可能性を有していると考えられることです。。グッド


当然の帰結ではありますが、田村先生のまちづくりに対する考え方と重なります。

長浜に生まれ育ち、これから二十数年を過ごすことになります私にとりまして意義深い七日講でしたペコペコ


下駄やのおじさん

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