WATCH plus 116号本日発行!
テーマ:宣伝
2012/03/01 07:00
先々月、今年は雪が少なくていいなぁ~なんて思っていたら、2月に本当に十何年かぶりの大雪が降りましたね
でも、さすがにもう今年は雪は降らないかなぁ、週末にタイヤ履き替えようかなぁと思っている方も多いのではないでしょうか
さて、今日から3月
昨日は4年に一度の閏日、2月29日でしたが、4年に一度のお誕生日をお祝いされた方はどれくらいいらっしゃるんでしょうかね
そして、毎月1日はWATCH plusの発行日!
本日、WATCH plus 116号発行です!
今月のトップレポートは…
~美味しさを作る。美味しさと安心感で世の中を救う~
皆で行こう!純いちご王国です
3月と言えば別れの季節…
別れは辛いですが、別れがあるということは、それは新たな旅立ち
みんなで送別会を開いて送り出してあげましょう
その際は是非WATCH plusをご活用ください
読者の皆様からの口コミ情報、湖北探検隊などなど、今月も湖北の情報盛りだくさんでお届けしています!
是非チェックしてくださいね~
「絆」と「関係」
テーマ:仏願寺住職のお話
2012/02/02 10:00
昨年の漢字は「絆」であった。
全国から過去最多の四九万六九九七通の応募があり、「絆」は最多の六万一四五三通だったという。
東日本大震災や台風被害で、家族の大切さや支援の輪の優しさなどを感じ、人間関係を大切にしようということからであろう。
つまり、より密接な「絆」を望んだのであろう。
ところで、絆とは、馬の足に絡めて縛る綱が語源であり、それから人間関係を束縛する義理人情、又は断つことのできない結びつきの意味となる。
近くは、親子・夫婦・親戚・友人・隣人等であり、広くは地域共同体・市町村・県・国であり、グローバルにいうと全世界である。
そして、そこにおいては、そこに特有の何らかの関係があるが、語源から言うと単に良い関係ではなく、束縛、不自由などの負の関係も含む。
もちろん良い関係もあるが、それは個人の問題が大きな部分を占めている。
つまり良い関係とは、私にとってであり、社会的関係は多くの場合、義務・規則等の束縛的関係が大部分である。
ドイツの社会心理学者・精神分析者・哲学者、エーリッヒ・フロムは『自由からの逃走』の中で「人類の歴史は個性化の成長の歴史であり、また自由の増大していく歴史である」と述べている。
つまり、人類の歴史は自由を求める歴史だというのである。
植民地支配、奴隷制度、差別等々からの解放しかりである。
昨今の北朝鮮のニュースを見ていると、歴史から取り残されたとしかいえない。
人間は自由の増大を求める。
しかし、自由がが成り立つためには、根底に義務・規律の存在がある。
つまり、自由の増大は必然的に束縛、不自由の増大にもつながる。
ところが日本の自由主義は、戦後アメリカによってもたらされたものであり、戦前までの封建的・習俗的束縛からは解放されたが、自由の増大は義務・責任・規律等を根底にして成り立つものであることを知らなかった。
結果、煩雑な封建的・習俗的人間関係を「古い絆を切る」の名のもとに捨て、若者は家を出て自立し、親の面倒をみることや親戚関係、地域関係等を逃れた。
結果、残された父母は買い物にも困り、生活に困難をきたしている。
これは決して地方に限らず都会においても同様である。
そんな中、インターネットによる買い物・ネットスーパーや、墓参り代行、ネット葬儀等の、昔ではとても考えられなかった新しいシステムが出現している。
又、市町村長の推薦で厚生労働大臣が委嘱する民生委員が、いくら頑張っても孤独死を完全に防ぐことは不可能である。
平成二十三年の孤独死は三万二千人もいるようであり、それ以外に、三万人もいる自殺者の相当数が、老人の自殺らしいとのことである。
第一次ベビーブーム世代が、家を出て都会に住み着き、親とは別居して現在の悲劇的社会現象を表しているが、後十数年もすれば、現在の社会現象がそれらの世代の身に降りかかって来るのではないか。
ましてや、人口減少が著しい中、未来の悲劇が目に見えるようである。
昨年の漢字「絆」は、あくまでも人間関係を見直し、優しい社会関係を目指すものであり、私もけっして反対ではない。
しかし、人間関係でも社会関係でもその根底には義務・規則・束縛等があること、そしてそれを遵守することが大事であることを認識しているのであろうか。
三・一一の震災によって急に「絆」という言葉に目覚めたが、元々、戦後喜んで捨てたものからの仕返しかも知れない。
気付くのが遅きに過ぎたということではないだろうか。
捨て去ったものこそが、本当の宝(絆)であったと気付くのが大事である。
全国から過去最多の四九万六九九七通の応募があり、「絆」は最多の六万一四五三通だったという。
東日本大震災や台風被害で、家族の大切さや支援の輪の優しさなどを感じ、人間関係を大切にしようということからであろう。
つまり、より密接な「絆」を望んだのであろう。
ところで、絆とは、馬の足に絡めて縛る綱が語源であり、それから人間関係を束縛する義理人情、又は断つことのできない結びつきの意味となる。
近くは、親子・夫婦・親戚・友人・隣人等であり、広くは地域共同体・市町村・県・国であり、グローバルにいうと全世界である。
そして、そこにおいては、そこに特有の何らかの関係があるが、語源から言うと単に良い関係ではなく、束縛、不自由などの負の関係も含む。
もちろん良い関係もあるが、それは個人の問題が大きな部分を占めている。
つまり良い関係とは、私にとってであり、社会的関係は多くの場合、義務・規則等の束縛的関係が大部分である。
ドイツの社会心理学者・精神分析者・哲学者、エーリッヒ・フロムは『自由からの逃走』の中で「人類の歴史は個性化の成長の歴史であり、また自由の増大していく歴史である」と述べている。
つまり、人類の歴史は自由を求める歴史だというのである。
植民地支配、奴隷制度、差別等々からの解放しかりである。
昨今の北朝鮮のニュースを見ていると、歴史から取り残されたとしかいえない。
人間は自由の増大を求める。
しかし、自由がが成り立つためには、根底に義務・規律の存在がある。
つまり、自由の増大は必然的に束縛、不自由の増大にもつながる。
ところが日本の自由主義は、戦後アメリカによってもたらされたものであり、戦前までの封建的・習俗的束縛からは解放されたが、自由の増大は義務・責任・規律等を根底にして成り立つものであることを知らなかった。
結果、煩雑な封建的・習俗的人間関係を「古い絆を切る」の名のもとに捨て、若者は家を出て自立し、親の面倒をみることや親戚関係、地域関係等を逃れた。
結果、残された父母は買い物にも困り、生活に困難をきたしている。
これは決して地方に限らず都会においても同様である。
そんな中、インターネットによる買い物・ネットスーパーや、墓参り代行、ネット葬儀等の、昔ではとても考えられなかった新しいシステムが出現している。
又、市町村長の推薦で厚生労働大臣が委嘱する民生委員が、いくら頑張っても孤独死を完全に防ぐことは不可能である。
平成二十三年の孤独死は三万二千人もいるようであり、それ以外に、三万人もいる自殺者の相当数が、老人の自殺らしいとのことである。
第一次ベビーブーム世代が、家を出て都会に住み着き、親とは別居して現在の悲劇的社会現象を表しているが、後十数年もすれば、現在の社会現象がそれらの世代の身に降りかかって来るのではないか。
ましてや、人口減少が著しい中、未来の悲劇が目に見えるようである。
昨年の漢字「絆」は、あくまでも人間関係を見直し、優しい社会関係を目指すものであり、私もけっして反対ではない。
しかし、人間関係でも社会関係でもその根底には義務・規則・束縛等があること、そしてそれを遵守することが大事であることを認識しているのであろうか。
三・一一の震災によって急に「絆」という言葉に目覚めたが、元々、戦後喜んで捨てたものからの仕返しかも知れない。
気付くのが遅きに過ぎたということではないだろうか。
捨て去ったものこそが、本当の宝(絆)であったと気付くのが大事である。
WATCH plus 115号本日発行!
テーマ:取材にて
2012/02/01 07:00
今年は雪が少なくていいなぁと思っていたら、先週から急に寒くなりましたね~
それはそれで冬らしくていいのですが、今週土曜日は立春
もう暦の上では春がやって来るんですね
さて、今日から2月
そして、毎月1日はWATCH plusの発行日!
本日、WATCH plus 115号発行です!
今月のトップレポートは…
~春を感じるほのかな梅の香、2月10日からライトアップもスタート~
第61回「長浜盆梅展」です
また、2月と言えばみんなドキドキ?バレンタイン
そんなバレンタイン情報や読者の皆様からの口コミ情報、湖北探検隊などなど、今月も湖北の情報盛りだくさんでお届けしています!
是非チェックしてくださいね~
新正月と旧正月
テーマ:仏願寺住職のお話
2012/01/02 10:00
子供の頃の正月で思い出すのは、新正月と旧正月のことだ。
半農半漁の村で生まれたこともあり、月の満ち欠けをもとにした旧暦(太陰太陽暦)が使用されていました。
現在の新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)は太陽の動きをもとにして作られたもので、明治五年十一月九日(旧暦)に新暦への移行が布告され、旧暦明治五年十二月二日の翌日が新暦の明治六年一月一日となりました。
旧暦では、月が新月になる日を月の始まりとして、各月の一日として、翌日を二日、その次の日を三日と数えたのです。
そして、次の新月の日がやってくると、それを次の月の一日としました。
だから、旧暦では十五日が満月で、九月十五日はその名の通り仲秋の名月になり、また七夕も七月七日です。
新月から新月までは平均して約二十九・五日ですので、十二ヶ月間では約二十九・五日×十二ヶ月=約三五四日であり、太陽暦の一年より約十一日短いため、そのままではだんだんと季節とずれていってしまいます。
そこで太陰太陽暦では、暦と季節のずれが大きくなってきて、ひと月分に近くなると、閏月というものを入れてずれを修正しました。
例えば、三月の次に閏月が入るとその月は閏三月と呼ばれ、その年は十三ヶ月間あるということになります。
閏月は平均すると十九年に七回ぐらいの割合で入り、三年間で一ケ月分ほどになる。
そこで約三年に一度、一年のどこかに一ケ月を挿入して十三か月とし、季節とのずれをなるべく少なくしたのです。
ずれが、一ヶ月近くになった時、挿入された月が閏月です。
ですから、閏月は何月がなるとはとは決まっていません。
時には一月の次が閏一月もあるわけです。従って正月が二度あることもあるわけです。
但し、調べてみても閏月の決め方は難解です。
なお新暦に移行したのは、一説では明治政府が月給制度にした官吏の給与を旧暦のままでは明治六年は閏六月があるので年十三回支払うのを防ぐためだったともいわれています。
また、昨年の旧正月は一月二十三日、今年は二月一日である。
ところで、タイでは正月は三度あるらしい。
順番で言うと、西暦正月、中国正月、タイ正月で、タイに赴任した人によると、正月が多くて困ると聞いたことがあります。
ところで、現在の新暦では秋分の日、春分の日、冬至、夏至などは、太陽の動きを元にしたもので正しいが、潮の満ち引き、大潮、小潮などの、月の動きを主にしたものは不明で、漁師には不都合である。
農民もそれに近いようです。
また困るのは歴史上の月日である。
例えば親鸞聖人の命日は弘長二年(一二六二)十一月二十八日であるが、新暦に直すと一二六三年一月十六日である。
歴史上の月日はすべて旧暦であり、現在の月日とは異なる、困ったことである。
だから歴史では、旧暦のままで表記しているようである。
子供の頃、二度も正月があり、それに伴って二度もお年玉、餅つき等々、心温まる思い出が、改めて蘇ってきた。
半農半漁の村で生まれたこともあり、月の満ち欠けをもとにした旧暦(太陰太陽暦)が使用されていました。
現在の新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)は太陽の動きをもとにして作られたもので、明治五年十一月九日(旧暦)に新暦への移行が布告され、旧暦明治五年十二月二日の翌日が新暦の明治六年一月一日となりました。
旧暦では、月が新月になる日を月の始まりとして、各月の一日として、翌日を二日、その次の日を三日と数えたのです。
そして、次の新月の日がやってくると、それを次の月の一日としました。
だから、旧暦では十五日が満月で、九月十五日はその名の通り仲秋の名月になり、また七夕も七月七日です。
新月から新月までは平均して約二十九・五日ですので、十二ヶ月間では約二十九・五日×十二ヶ月=約三五四日であり、太陽暦の一年より約十一日短いため、そのままではだんだんと季節とずれていってしまいます。
そこで太陰太陽暦では、暦と季節のずれが大きくなってきて、ひと月分に近くなると、閏月というものを入れてずれを修正しました。
例えば、三月の次に閏月が入るとその月は閏三月と呼ばれ、その年は十三ヶ月間あるということになります。
閏月は平均すると十九年に七回ぐらいの割合で入り、三年間で一ケ月分ほどになる。
そこで約三年に一度、一年のどこかに一ケ月を挿入して十三か月とし、季節とのずれをなるべく少なくしたのです。
ずれが、一ヶ月近くになった時、挿入された月が閏月です。
ですから、閏月は何月がなるとはとは決まっていません。
時には一月の次が閏一月もあるわけです。従って正月が二度あることもあるわけです。
但し、調べてみても閏月の決め方は難解です。
なお新暦に移行したのは、一説では明治政府が月給制度にした官吏の給与を旧暦のままでは明治六年は閏六月があるので年十三回支払うのを防ぐためだったともいわれています。
また、昨年の旧正月は一月二十三日、今年は二月一日である。
ところで、タイでは正月は三度あるらしい。
順番で言うと、西暦正月、中国正月、タイ正月で、タイに赴任した人によると、正月が多くて困ると聞いたことがあります。
ところで、現在の新暦では秋分の日、春分の日、冬至、夏至などは、太陽の動きを元にしたもので正しいが、潮の満ち引き、大潮、小潮などの、月の動きを主にしたものは不明で、漁師には不都合である。
農民もそれに近いようです。
また困るのは歴史上の月日である。
例えば親鸞聖人の命日は弘長二年(一二六二)十一月二十八日であるが、新暦に直すと一二六三年一月十六日である。
歴史上の月日はすべて旧暦であり、現在の月日とは異なる、困ったことである。
だから歴史では、旧暦のままで表記しているようである。
子供の頃、二度も正月があり、それに伴って二度もお年玉、餅つき等々、心温まる思い出が、改めて蘇ってきた。
謹賀新年!
テーマ:宣伝
2012/01/01 06:00
2012年あけましておめでとうございます
本年もどうぞWATCH plusをよろしくお願い致します!
読者の皆様、湖北の皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます m(__)m
昨年は東日本大震災を始めとする災害の数々、そしてヨーロッパ諸国の経済不安等など、何かと大変な一年でした。
そして、そうした出来事から改めて気づかされた事、学んだ事がたくさんありました。
今年はその気づいた事、学んだ事を大切にして、希望に溢れる一年にしたいものですね
さて、今年最初のWATCH plusの読者のレポートは…今年で9年目
初詣「竹生島クルーズ」です
そして、三ヶ月連続企画宴会・パーティー特集!もいよいよラスト!
新年会や町内会の集まり、久しぶりに会う同級生や友人との宴会等など…様々な場面でご活用下さい
他にも内容盛りだくさんでお届けしています!是非チェックしてくださいね~