『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

昨日お客様からこんな話を聞きました。

トイレに行こうと廊下を歩いていたら、クラッとして倒れどこかに頭をぶつけたらしい。

らしいというのは、その瞬間から記憶がないということなんです。

何秒なのか何分なのかわからないが、記憶が無くなってしばらくしてから、音が聞こえ出したそうです。

家族が、慌てていて「どうしよう！」「死んでしもたかも！」叫んでいる声が良く聞こえてきたそうです。

それで「大丈夫やで、生きているで」と話したそうですが、家族には全く通じない。

目も開いて、意思表示しているのに伝わらなかったそうです。

後で家族に聞くと、顔面蒼白で微動だにしなかったそうです。

娘さんが、顔のそばまで寄ってきて「あ、息している、生きている！」といっているのも覚えていて、「そうやで、大丈夫やで」と返したそうですが、同じく全くの無反応だったようです。

そのうち、救急車がきて隊員の方がとんとんと体を叩いて

「大丈夫ですか」と声をかけられた時

うなずいたら、それは隊員の方にわかったようだったと話されていました。


よく亡くなる前に最後まで残る機能は聴覚といわれています。

植物人間状態でも、耳は聞こえていて、何を話しているかわかっている

ただ反応が出来ないだけといわれますが、まさにこのことではないでしょうか。


幽体離脱はまた別の次元になり、眉唾と思われてしまいますが

これは、現実にあったことです。


ただ、意識不明時の事を全く覚えていない人と、このように覚えている人がいることは確かです。