伊吹山が見えるアトリエから　

2010年９月19日～20日にかけて、地元の伊吹山に、私の高校時代の友達、その子ども、その子どもと同級生の私の子どもと友達いっぱい、私の姉と子ども、同級生の友達の仕事仲間で伊吹山夜間登山に挑戦しました。

幾度か伊吹山には登っているけれど、ご来光目的の夜間登山ははじめて、ワクワクしながらＬＥＤ付きステッキなんかも購入していざ出発!!

実を言うと…、山麓からゴンドラやリフトを使わずに全部を登ったのははじめて…。４０を過ぎてこうも体力が落ちているものかと思い知らされた１合目まででした。

１合目での休憩時に「ここで下山してドライブウエイで８合目から登りなおすぅぅ・・・!!」と叫ぶ私に、山小屋のおばちゃんが、「ここまでが一番しんどいんだから後は大丈夫」（のちに嘘つき～叫ぶ結果）と励ましを受け再出発!!

３合目「ああ懐かしい…若いころ、このスキー場でアルバイトしていたな…」としみじみ通過。いま、このスキー場は兵どもの夢の跡…５合ロマンスリフトは支柱まで草木に覆いつくされていて、かつて繁栄していたことなど嘘のようにススキがさびしく揺れていました。

後は、４０代二人組みは１０分登って５分休憩・・・。途中、リュックをしたまま仰向けに寝ていたら、流れ星が、しゅぅ～「うわ～いまのデカイ流れ星!!」…でも、しんどくてお願いするの忘れてた・・・（残念）その後も、びわこの夜景に励まされながらゆっくりゆっくりと、高校時代の思い出話や子どものことなど、たくさんたくさん話しながら登りました。途中、草原ではＵＦＯの話になって、なんと英子ちゃんが見たＵＦＯは色つきだったらしい…。、私は、下界から伊吹山の方角にＵＦＯを見たことがあるから、「こんな夜中にここにＵＦＯが来たらどうしよう…」って心配になって（おバカ）またまた「みんな待ってぇ～!!」と急ぎ足・・・。

５合目「やったーベンチだ～!!」「もうここで野宿する～!!」と叫んでいたら、上から「お～い、早くおいで～!!」「いえ、私達のことはもうほっといて!!」そしたらなんとソフトバンクの携帯アンテナが復活しつながって、「大丈夫？」で女二人組みの私達は「どうぞ置いて行ってください、ゆっくり上がります!!」そしたら草むらで獣の声がした「きゃ～!!待って～!!やっぱり一緒に行く～!!」と再出発。

５時間４５分もかかってやっと頂上につき、無事山小屋で仮眠をとりました。翌朝、風が強くてガスも出ていたので、ご来光は無理かな・・・？と思いつつも外に出てみると綺麗な朝焼けでお日様も出かかっているので、少し歩いて観測所の方で見ました。お日様の全景は見られなかったけれど何か優しい気持ちと達成感とお日様は毎日きちんと仕事してるんだから私も生活リズムよくしてがんばらっちゃ・・・・!!とすがすがしい気持ちになれました。

本当に伊吹山は、パワースポットなんじゃないか・・・!!　あれから私は、意欲的に何にでも取り組めるし体の調子もいい・・・。また来年も、今より体力をつけてもっと楽しみながら登山がしたいな～と体力つくりのため毎日ノルディックウォーキングに励んでいます。