江戸落語「柳田角之進」は彦根藩の武士だった!
テーマ:ブログ
2010/10/19 10:14
23日のLIVE IN 川崎や 池崎浩士君の
落語は『柳田角之進』という演目。
この『柳田角之進』を調べてみると
なんと、彦根藩の武士でした。
格調高い江戸落語で、感動ものです。
調べてみますとこんな内容です。
ここでは角之新になっています。
江州彦根藩、井伊家臣柳田角之新は、文武両道に秀でた廉直な武士だったが、
讒言によって浪人し、若死の妻に残された娘お絹をつれて江戸に下り浅草安倍川
町に住む。
なすことも無く引きこもっていたが、賃縫いで貧乏世帯を支えるお絹にすすめられ
て、気晴らしに材木町の碁会所へ通い、浅草馬車一丁目の質両替商萬屋源兵衛
という碁敵を得て、毎日五分の勝負を楽しむうちに、源兵衛に招かれて萬屋に通い、
離れ屋敷で碁盤を囲み、酒の振る舞いにもあずかるようになる。
八月十五日夜、母屋で店のものとともに月見をした柳田は、源兵衛と離れ屋敷へ
座を移し、二局ほど戦わせて帰ったが、思いもかけない出来事が生じる。
番頭の徳兵衛が出入りの水戸屋敷から受け取ってきた五十両を、離れ屋敷へ届
けたのだが、碁に夢中だった源兵衛は、受け取った覚えはあるものの、その後どう
なったかわからないのである。大身代でも五十両は容易ならざる金額、番頭の徳兵
衛は貧しい柳田に疑いを抱き、あの方に限って、と強く否定する主人源兵衛には無
断で翌朝安倍川町のわび住まいを訪れ、もののはずみで持ち帰ったのではないか
と問う。
柳田は武士に向かって無礼なと激怒するが、ではお上に届けるほかはないと立ち
去りかける徳兵衛に、見に覚えがないが、金は調達しておくから明日出直せと申し
渡す。徳兵衛が去った後で、柳田は番町の親類宛に手紙をしたため、起きぬにこれ
を届けがてら久しぶりに泊りがけで遊んでこいと命じるが、父の決意をさとったお絹
は、自害を思いとどまるようにと制し、自分が廓に身を沈めて金を作るから、親子の
縁を切ってくれと頼む。
涙を飲んで柳田が調達した金を、翌日徳兵衛が受け取って帰ると、源兵衛は主思
いの主倒しだと出すぎたふるまいをなじり、ふたりで柳田へわびに駆けつけたが、既
に退転していた。
その年末の煤掃きで、離れの欄間の額の裏から、件の五十両が見つかる。勝負の
途中で小用に立った源兵衛が、ついそこに入れたまま忘れてしまったのである。
正月、徳兵衛が鳶頭と供に、山の手を年始参りしての帰り、湯島の切通しで柳田に
声をかけられる。故主に帰参が叶い江戸留守居役に出世していたのだった。
観念して鳶頭を先に帰した徳兵衛が、湯島境内の小料理屋で真相を告白してわび
ると、明日萬屋におもむくから、首を洗って待っていろという。
翌日、柳田を迎えた萬屋主従は、お互いかばい合って罪を一身に負おうとする。そ
のこう篤情に打たれた柳田は、抜いた刀で床の間の碁盤を真っ二つに切る。
廓から請け出されてきたお絹も二人を許し、徳兵衛・お絹は萬屋の夫婦養子になり、
その子が柳田の家督を継ぐ―
これがwikipediaだとちょっと感じが違います。
もともと講談ねたを落語に移植したらしく
語り手によって微妙に違います
さて、池崎君はどうアレンジするのかな
落語は『柳田角之進』という演目。
この『柳田角之進』を調べてみると
なんと、彦根藩の武士でした。
格調高い江戸落語で、感動ものです。
調べてみますとこんな内容です。
ここでは角之新になっています。
江州彦根藩、井伊家臣柳田角之新は、文武両道に秀でた廉直な武士だったが、
讒言によって浪人し、若死の妻に残された娘お絹をつれて江戸に下り浅草安倍川
町に住む。
なすことも無く引きこもっていたが、賃縫いで貧乏世帯を支えるお絹にすすめられ
て、気晴らしに材木町の碁会所へ通い、浅草馬車一丁目の質両替商萬屋源兵衛
という碁敵を得て、毎日五分の勝負を楽しむうちに、源兵衛に招かれて萬屋に通い、
離れ屋敷で碁盤を囲み、酒の振る舞いにもあずかるようになる。
八月十五日夜、母屋で店のものとともに月見をした柳田は、源兵衛と離れ屋敷へ
座を移し、二局ほど戦わせて帰ったが、思いもかけない出来事が生じる。
番頭の徳兵衛が出入りの水戸屋敷から受け取ってきた五十両を、離れ屋敷へ届
けたのだが、碁に夢中だった源兵衛は、受け取った覚えはあるものの、その後どう
なったかわからないのである。大身代でも五十両は容易ならざる金額、番頭の徳兵
衛は貧しい柳田に疑いを抱き、あの方に限って、と強く否定する主人源兵衛には無
断で翌朝安倍川町のわび住まいを訪れ、もののはずみで持ち帰ったのではないか
と問う。
柳田は武士に向かって無礼なと激怒するが、ではお上に届けるほかはないと立ち
去りかける徳兵衛に、見に覚えがないが、金は調達しておくから明日出直せと申し
渡す。徳兵衛が去った後で、柳田は番町の親類宛に手紙をしたため、起きぬにこれ
を届けがてら久しぶりに泊りがけで遊んでこいと命じるが、父の決意をさとったお絹
は、自害を思いとどまるようにと制し、自分が廓に身を沈めて金を作るから、親子の
縁を切ってくれと頼む。
涙を飲んで柳田が調達した金を、翌日徳兵衛が受け取って帰ると、源兵衛は主思
いの主倒しだと出すぎたふるまいをなじり、ふたりで柳田へわびに駆けつけたが、既
に退転していた。
その年末の煤掃きで、離れの欄間の額の裏から、件の五十両が見つかる。勝負の
途中で小用に立った源兵衛が、ついそこに入れたまま忘れてしまったのである。
正月、徳兵衛が鳶頭と供に、山の手を年始参りしての帰り、湯島の切通しで柳田に
声をかけられる。故主に帰参が叶い江戸留守居役に出世していたのだった。
観念して鳶頭を先に帰した徳兵衛が、湯島境内の小料理屋で真相を告白してわび
ると、明日萬屋におもむくから、首を洗って待っていろという。
翌日、柳田を迎えた萬屋主従は、お互いかばい合って罪を一身に負おうとする。そ
のこう篤情に打たれた柳田は、抜いた刀で床の間の碁盤を真っ二つに切る。
廓から請け出されてきたお絹も二人を許し、徳兵衛・お絹は萬屋の夫婦養子になり、
その子が柳田の家督を継ぐ―
これがwikipediaだとちょっと感じが違います。
もともと講談ねたを落語に移植したらしく
語り手によって微妙に違います
さて、池崎君はどうアレンジするのかな