『川崎や』は湖北では少ないLIVEのできる町家です

昨夜、夕飯がすんでからある届け物を、あるところへいきました。

車で１５分ほどのところです。

そこは、大きい道路から入ると、住宅をくるりと回ってもとの大きい道路にもどる場所でした。

ところが





くるりと回る道だけではなく、まっすぐ伸びる道があるではないですか。

カーナビにもその道は無く、真っ暗でしたが、舗装もしてありましたので、躊躇なく進みました。
だんだん道は狭くなり、行き止まりか？と思ったら、右にクランクしていました。

やれやれと思い、道なりに進むと、道はますます細くなり、竹のようなものが、頭上すれすれまで倒れています。

おまけになぜかモヤが立ち込め、まだらに視界をさえぎります。

どうやら神社の裏のような藪を迂回するように細い道はついていたようです。

竹とモヤは相変わらずでして、ヘッドライトにてらされる風景は気持ちの悪いものでした。

しばらく、蛇行した道を走ると、チラっと右手に開けた道路が見えたきがしました。

が

このまま行きました。道は車いっぱいの狭い道です。

すると突然行き止まりになりました。
建物らしきものがありますが、Ｕタ−ンできるのかどうか暗くてわかりません。


恐る恐るバックしはじめましたが、あの細い蛇行した道を暗闇の中を戻るのかと思うと絶望的な気持ちになりました。



その時、先ほどチラっと見えた、

左に見えた道を思い出しました。

暫くバックすると


おお！道じゃ！道があるではないか

そのむこうにやや大きい道路が見える！街路灯が見える！


迷わず左折！

ドシン

ガシン

ウィーン

ギュー

ドドン

ブー

ガタンガタン


一瞬、何が起こったかわかりません。（今でもわかりません）

そこをなんとか脱出しましたが・・・

向こうから来る女性の顔が引きつっていました。


ガタコンガタコン・・・スピードも出ません。

前のタイヤが瞬時にパンクしていたようです。


暫く、ゆっくり走りましたが、このまま帰る勇気はありません。

自動車屋さんに電話。

すぐ来てくれるとのこと。

大きい道から、少し小さい行き止まりの道へ入れて、スペアタイヤを出して待っていました。


行き止まりのはずなのに大きいトラックが入ってきそうになりました。

あわれて、また大きい道に出て通り過ぎるのを待ちましたが・・・


あ！

スペアタイヤを出したのを忘れていました。

大型トラックです。真っ暗です。雨降りです。

スペアタイヤのホイールがまがってしまったら、もともこもありません。


慌てて雨の中、飛び出して見に行くと

どうやら、車輪の間を通り抜けたようで無事でした。



この様子を見ていた付近の方が、恐る恐る「なんかあったんかね・・」

僕「い、いえパンクしただけです。もう車屋さん呼びました」

「ほうか、ほんならええけど、見かけん車が変な動きしとったんで何事かと思った」

雨の中心配して下さいました。


ほどなくして、車屋さんが来ててきぱきと交換してくれました。

しかし、あの道はなんなんだろう。

くらくて見えなかったけど

側溝でもあって、それを乗り越えたのだろうか・・

地図で見てみると




拡大すると



あの道は微妙に先が繋がっているようです。

左へ曲がる道もやや太い線できらｓれています。

やはり、曲がっちゃいけない道だったのね。

とんだ、ドライブでした。