健やかに

わかった、もうわかったから

そう言いたくなるようなミンミンゼミの最後の叫び

今日は休みを変わってもらい、これから大工さんが

くるので待機中

洗い物をしていると、私の目の前の松の木にミンミンゼミが

夏の最後にちぎれんばかりの泣き声で鳴き始めました。

み～んみんみんみんみ～ん、最後のみ～んが凄く低い泣き声で

もう夏も終わりなんだと最後の力を

振り絞って鳴く蝉の体こんな小さな体で、あんな大きな鳴き声

目の前に蝉が黒～く見えませんかぁ

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何処から出るんだろう

洗いものしながら見ていました。

ふと見ているのがわかったのか

ピタッと鳴くのが止まりました。

怖いオバサンが見ているのがわかったのかなぁ

ギョッ、蝉にまで歳分かるんかいな

一夏ご苦労さん 

ゆっくり休んでな、と声をかけて、ちょっぴり可哀想に

でもこれは蝉に与えられた生命

これでいいんだァ、これでいいんだァ