価値のわからない壺
20年くらい前でしょうか、この壺が家に来たのは
私は、未だに、骨董品が大好きで興味あります。
海津にも、時々見に行きます、海津大崎、桜で有名な所です。
ここにも素敵な骨董品の店があり、休憩してお茶もできます。
琵琶湖を眺めながら、是非一度出かけてください。
そこにも昔の器とか所狭しと並んでいます。
この花瓶のような壺
何かの、蔓のようなもので、丁寧に編みこんであります。
実はこの壺は昔に、あるデパートの飾り物として置かれていたものなんです。
私は、売り物だと思い一目で気に入ったので、買おうと、お店の人を呼びました。
そしたら店員さんが、値段がわからないから聞いてきますとのこと
暫く待たされて、中年の男性が
丁寧に申し訳ございませんが、これは売り物ではないんです。
店のインテリアだそうです。
あぁ、そうでしたか、な~んて私は引き下がりませんよ
1時間ぐらい交渉するから主人には、何処かに行っていてと言おうとしたら
もう、その辺にいません。
又始まったかと察して、姿を消していました。
何時も私が恥ずかしいことや、何かを、しでかしそうになると姿を晦ます特技があるんです。
やっぱり消えたかと思いつつ、交渉に
かれこれ一時間後私と主人と再開した時は
私の手には、大きな袋が
そうです、壺は私に落ちたのです。桐箱のような箱に収まり
交渉に負けた店のオーナーは
呆れていましたけど、こんな人も始めてだと笑いながら
譲ってくれたんです。
高価なものなら譲ってはくれないでしょうが私的には
贅沢な買い物でした、今もこの壺は大好きです。
何時も質問されています、これはご主人の趣味ですかと
主人は私が、惚けたら、きっと捨てるでしょうね。
そろそろ、その時期かも(^_^;)