人間この愚かですばらしきもの
日曜日は以前から行ってみたかった・・・
人形作家の南条亮氏が13年間かけて制作した
世界にひとつしかないジオラマ
「明智ミュージアム20世紀・時空間」へ・・・
人間この愚かですばらしいものとは・・・
「激動の昭和、戦争と復興の間に輝いていた日々は
はるか遠くに走りすぎてしまった
それでも今日と明日は果てしなく続く
ただ懐かしむだけでは決して未来は見えてこない」
南条亮氏より
明治の道頓堀、大きな建物は中座です。当時の道頓堀は現在と変わらない程の賑わい!
明治の小学校、何故か目があってしまいます・・・
昭和20年大阪大空襲・・・
「野宿」これから二人でどうしたらええのか・・・幼い子供たち・・・
先生に連れられて・・・学校の先生があっちこっち探して親類のお婆ちゃんを探してくれた。
戦後の町の様子
焼きつくされた町には人々が溢れ、食べ物を求めてさまよう、もう戦争で死ななくてよい
今日から生きていく事が出来るのだから・・・
実家の母も子供の頃(梅田周辺)でチョコレートもらったとか・・・
当時の阪急電車でしょうか?ぽちっとボタン押すと動きます!
そういえば、実家の母が食べるために梅田で闇新聞売りをしていたとか・・・
ロバパン、会社にいた頃ロバの代わりに自転車で販売しておられました。今は・・・
ブローカーさんの中にも知っておられる方いるはずですが・・・ロバのおじさんチンカラリン♪
嬉しい給食・・・救援物資のおかげて給食で食べた事のないおかすがでてきた。
子供の好きなポン菓子に紙芝居・・・・
「演芸会」・・・下町の空き地や公園ではのど自慢大会、演芸会が行われるようになった。
エンタツ・アチャコ
ラオ屋「キセルの掃除」煙管の胴の竹に使われていたのがラオス産の竹であったことから
ラオ屋と言うようになった。
風呂屋・・・今は見る事の出来ない宮造りの風呂屋、二階は休憩所
まだまだお見せしたかったんですが、狭い場所ながら写真取りきれず・・・
戦後の人々の姿、生き様がうまく表現されていて
戦争の愚かさや命の尊さを感じました。
「共感や懐かしさはこの時代を体験した人だけでなく
希望とは?豊かさとは何か?を感じる心は
時代を超えて誰の心の中にもあるものと思っています」
南条亮氏より