入り婿
昨日は町民運動会があり
娘ちゃんや息子の同級生の保護者の方も
沢山参加されており
久しぶりの会話を・・・^^
その中でも目に着くのが
養子に来られた男性陣数名^^;
その中のお一人が・・・
50過ぎても
嫁の親との同居に馴れないし
未だに形見の狭い思いしてますわぁ~と・・・
そこのお宅はお子さんが女の子一人だけで
大事に育てられてますが
自分が養子に来たことにより
娘さんには養子を取らせないと・・・
同じ様に肩身の狭い思いさせたくないとの事^^;
奥さんの両親と中が悪いわけではなく
養子と言うだけで聞こえが悪いらしい・・・
中には奥さんの両親と中が悪く
喧嘩が絶えない家もあったり
離婚されてる家も・・・
昔は男の子が沢山いる家は
養子に出される家も近所では
多かったですが
うちの実家の父親も三男坊という事もあり
結婚当初は住む家がなく
知り合いの伝手で北船町の
当時は珍しくオート三輪で運送業されてた
大きな家で間借りさせて頂き
3年ほどでしたがそこのお婆ちゃんに
よくお風呂屋さんに連れて行ってもらったとの事!
また私は夜泣きが多かったらしく
気兼ねして泣くやむまで外で寝かしつけたと^^;
それから平屋の一軒建を借りれる事になり
そこで子供3人を子育て・・・
それから近くで父親が土地を購入して
今現在の地に・・・
三男坊の父親の給料少なくとも
夫婦がお互い助け合って
1軒の家を持てた事は
今思っても嬉しかった!と母親が
珍しく口にした事!
昔なら
米糠三合あれば入り婿すな!
男は、わずかでも蓄えがあれば
婿や養子には、なるな、ということ。
小糠とは、お米を精米する時に出る粉で
「小糠三合」とは、わずかな財産 という意味のようです。
また、「小糠」は、婿に「来ぬか」と
誘いの言葉を まねして、掛けた言葉で、
よほどのことがない限り、他の家の婿には行かず
独立して一家を持つべきであるということのようです。
いまでは2世帯住宅で別姓の表札をかけておられる
お家をよく見ますが
入り口も当然二カ所あり
気兼ねせず住めるようになり
こうしたことわざも聞かなくなりましたけどね^^