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日本伝統工芸近畿展

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6月21日火曜日より滋賀県立近代美術館にて日本伝統工芸近畿展が開催されています。
不肖ながら私も漆芸部門に入選し美術館に展示されております。
近畿在住の新進若手作家から人間国宝の先生の作品まで優れた匠の技と創造性豊かな作品約250点が展示されています。
同時開催として美術館ギャラリーにて「伝統工芸 近江の匠展」が開催され滋賀県の作家の作品が展示されています。長浜からは金工の名工 辻清さんの作品と私の作品が展示されされています。
会期は7月3日までです。ぜひご覧になってみてください。滋賀県立美術館ブログ
ちなみに明日は会場当番になっていますので会場におります。漆芸コーナーでうろうろしているのはたぶん私です。自分の作品を語るギャラリートークがあるらしいのですが、何をしゃべっていいのやら。
招待券ご希望の方は渡邊仏壇店またはギャラリー八草にお気軽にお問い合わせください。

浄法寺漆と浄法寺漆器展

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大変長い間ブログの更新をさぼってしまい久々のブログ更新です。
昨年から始めたギャラリー八草(やつぐさ)もしばらく冬眠しておりましたが、この春から活動を始めております。

 ギャラリー八草(やつぐさ)では、このたび東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の一日も早い復興を願い『浄法寺漆と浄法寺漆器展』を開催することになりました。
 岩手県二戸市浄法寺地区は日本産漆の最大の生産地です。
 浄法寺では地元で採れた漆を使って浄法寺漆器が作られています。
浄法寺は岩手県北部に位置し内陸部でもあることから、東日本大震災による大きな被害は免れましたが、観光客の激減などにより浄法寺漆器の売り上げも大きく減少しているそうです。
 また、日本産の漆についても近年需要の減少から生産量も減少し、漆掻き職人も高齢化し危機的な状況にあります。
 現在、様々な形で東日本大震災の復興に向けた取り組みがなされていますが、東北地方の産品を購入することも震災復興支援の一つの方法だと考えています。また、危機的な状況のある日本産浄法寺漆のことを広く知っていただくことも長い目で見た東北復興支援になると思いますし、日本の文化『漆』を守っていくために必要なことです。
 私は、長年、仏壇の漆塗りや長浜曳山漆工品修復に携わってきました。いい仕事がしたい、いい物を作りたいという強い思いがあり、4年前に浄法寺を訪ね漆についての知識を深めました。2年前には1週間という短期ではありますが、浄法寺に滞在し漆掻き(漆の採取)の研修を受けてきました。それ以降、浄法寺から直接、日本産漆を仕入れ、長浜曳山の修復や作品作りに使用しています。そのような経験もあり、東北、岩手、浄法寺には人一倍愛着があり、一日も早い東北の復興を願ってやみません。
 浄法寺には知人も多く、その知人に私の思いを伝えたところ、今回の『浄法寺漆と浄法寺漆器展』を開催する運びとなりました。
皆様のお越しをお待ちしております。
開催日時:平成23年6月11日(土)~19日(日)
       土日 11:00~18:00
       平日 13:00~18:00
場所:ギャラリー八草 長浜八幡宮西側  清水メガネ様ななめ前

ぎゃらり八草オープン

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長い間ブログの更新をさぼってしまいました。

いよいよ明日、ぎゃらり八草(やつぐさ)のオープンです。
4月に立ち上げた長浜工芸研究会の事業の一つとして工芸ギャラリーをオープンします。
場所は長浜八幡宮鳥居西側、清水メガネさんの斜め前になります。

十分な準備もできないままのオープンとなりますが、オープン企画は「Made inながはま」をテーマに長浜在住在勤、長浜出身の職人・工芸家の作品を展示します。
当面は、土日祝日の11:00~18:00のオープンとなります。

ぎゃらり八草は工芸に関する人・モノ・情報拠点であり、単なる物品の販売にとどまることなく文化を創造する拠点にしていきたいと思っております。
「八草」の八はたくさんを意味し、草には地道に活動する職人や工芸家の意味を込めました。
地道に活動するたくさんの職人や工芸家の拠点として、作り手と使い手を結ぶ役割を担うとともに、文化のある豊かな生活の提案をしていきたいと思っています。

ぜひ一度、工芸ぎゃらり八草に足をお運びくださいますようお願い申し上げます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

長浜工芸研究会 代表 渡邊嘉久

日本伝統工芸近畿展

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本日5月26日より日本伝統工芸近畿展京都展が高島屋京都店7Fグランドホールで開催されます。

陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工など工芸各分野の近畿在住の作家の入選作が展示されます。
人間国宝から新進作家の作品まで数多くの力作が並びます。
不肖私も漆芸部門に出品いたしております。
乾漆という技法で作った朱塗りの水差しの作品です。
ご高覧いただけると幸甚に存じます。
なお、私は5月27日午後1時から5時まで当番として会場におります。
よろしくお願いいたします。

祭屋台等製作修理研修(続編)

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唐津で開催された祭屋台等製作修理研修の続編です。
先日のブログで研修会のことを簡単にお知らせしましたが、今回はもう少し詳しく。

まず最初に唐津神社のすぐそばにある曳山展示場で唐津曳山の見学です。
鯱のかたちをしたものや

飛龍のかたち
兜山と呼ばれる武将の兜のかたちをしたもの
獅子頭
など、江戸時代の唐津庶民の趣向や思いが伝えられる曳山が展示されています。
唐津には全部で14台の曳山があるそうです。

次に、近くにある西の門館という曳山修理場で曳山の修理現場を見学。
実際に長浜の曳山修理に携わっていることもあり、非常に興味深い見学です。

その後、曳山展示場に隣接している市民会館の会議室に移動して研修会です。
「唐津と曳山の歴史」「唐津曳山の修復について」というテーマでお二方の講演です。
パワーポイントで画像を見ながらの講演で大変わかりやすく、理解を深めることができました。

講演会の後はホテルに会場を移して、交流会です。
唐津のおいしい料理
おいしいお酒
唐津の方の心のこもったおもてなし。
唐津の方や全国の祭関係者の方との情報交換にも花が咲きます。
交流会の最後には唐津曳山囃子の演奏です。
テンポがよく迫力ある太鼓、鉦、笛の音が祭りムードを盛り上げ、勇壮な祭りの雰囲気を再現してくれます。
唐津の方の祭にかける情熱が伝わり、祭りへの情熱こそが街の活性化に繋がっていることをあらためて確認しました。

充実した研修会でした。
唐津曳山取締会の皆様はじめ研修会関係者の皆様に感謝申し上げます。

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