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学校心理学とは何でしょうか?

テーマ:心理学のいろいろ
年々社会問題として深刻化している、学生の心の闇。

裏サイト問題など、どんどん悪質化していく学校でのいじめ、教師の質の低下、量の不足などもあり、多くの学生はその心の中に不安や恐怖を抱いています。

そんな中で、少しでもそういった苦痛を取り除き、最悪のケースを回避する為には、最新心理学のテクニックの介入が必要という動きが近年活発化しています。
それが、学校心理学です。

学校心理学というのは、学校に最新心理学の援助サービスを行う為の学問です。
学生という非常に多感な時期なので、心理学的テクニックも相当繊細なものが要求されます。

それだけに、洗礼された最新心理学のテクニックというものがかなり重要となってくる分野です。

学校心理学において重要なのは、学校という空間と心理学をいかに調和させるかということでしょう。

それは心理士の腕の見せ所という見方もありますが、学校心理学自体の在り方をどんどん普遍化させる必要があります。

要するに、学校にカウンセラーがいて当たり前、学生がカウンセラーに相談を持ちかけて当たり前、という形を作る必要があるという事です。

そうしなければ、なかなか学生がカウンセラーに心を開く事はないでしょう。

こういった学校心理学がしっかり整備されれば、教師の方々の負担は相当減ります。
また、極めて客観的立場からのアドバイスは聞き入れられやすく、同時にカウンセラーの存在がいじめに関して影響を及ぼす事もあるでしょう。

上手く稼動させれば、学校の在り方を良い方向に導く事ができるシステムです。
それだけに、一刻も早い学校心理学の研究の進化を望みます。

精神分析学とは何でしょうか?

テーマ:心理学のいろいろ
心理学といってもかなりその分野は多く、そして細分化されています。

その中には、最新心理学として近年誕生したものや、昔からあったが最新心理学のテクニックとして今もフル稼動している分野もありますが、同時に過去の遺物となり、最新心理学のテクニックとしてはあまり意味を成さなかったり、利用できなかったりする分野もあります。
例えば、精神分析学がそうです。

精神分析はフロイトによって生まれた心理学における原点ともいえます。
精神を分析するというのは、当時としてはまずあり得ない事でした。

そもそも精神を分析して何をするのかという事自体、当時の時代背景を鑑みるに、ほとんど理解されなかったと思います。

無論、精神的な問題や苦痛が病気として認知されていない時代です。
しかしフロイトは精神を分析する事で、苦痛を和らげる事ができる、治療ができるということを証明し、この分野は心理学の基盤として時代の最先端を行く学問となりました。

ただ、精神分析における治療は、時代と共に衰退していきます。
科学と手を組んだ最新の心理学に太刀打ちできなくなったのです。

要は、時代遅れになったということですね。

その為、精神分析という分野やそのテクニックは、現代では認知心理学などにその立場を奪われてしまいました。

とはいえ、精神分析そのものはまだ有効で、昔の精神分析療法をそのまま使う事はなくなったものの、精神分析を口答で行う事で、治療の一環とするなどの方法は今も残っています。

裁判心理学とは何でしょうか?

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心理学が世の中に広まった要因のひとつに、犯罪解決に貢献した事が挙げられます。
プロファイリングというものが流行った事で、最新心理学のテクニックに興味を持つ人がかなり増えたからです。

現在ではプロファイリングという言葉が最新心理学のテクニックとして用いられる事はほとんどなくなりましたが、犯罪心理学は依然として最新心理学のテクニックとして大いに機能しています。

そんな犯罪心理学はいくつかの分野に分かれていますが、その中で2009年最も注目を集めるのは、間違いなく裁判心理学でしょう。

裁判心理学というのは、目撃者や事件の関係者の心理、証拠や手掛かりが陪審員などの評価に与える影響などを研究したものです。

なぜこの分野が大きな注目を集めるかというのは、大体想像が付くかと思います。
2009年5月から実施された「裁判員制度」です。

裁判員制度というのは、普通に生活している一般人が、ひとつの事件に対して判決を下すというシステムです。

この一般人というのは一部例外を除き、日本国民の誰にでも該当するものです。
その為、もし裁判員に選ばれたならば、全く裁判について知らないという人でも、状況や手掛かり、証言、情報、証拠、容疑者の経歴などといった材料を元に、その容疑者が無罪か有罪か、有罪ならどの程度の罰が適当かということを考えなくてはなりません。

この裁判員の心理も、裁判心理学によって研究され、解析されていきます。
これらのデータが集まれば、当然裁判心理学というのは今後の裁判員制度の大きな指標となるでしょう。

神経心理学とは何でしょうか?

テーマ:心理学のいろいろ
認知心理学に関連する心理学として、神経心理学も最新心理学のテクニックには欠かせない分野と言えます。
神経心理学とは、脳と心の関連を研究する分野です。

最新心理学においては脳というものは決して切り離せないもので、脳がどのようなメカニズムで作動しているか、あるいは脳にどういった変化が見られるかという観点から心理的アプローチを試みたり、心理現象を解析したりする研究が進められ、テクニックとして応用されているのです。

最新心理学のテクニックには、しばしばこの脳が関係してきますが、神経心理学はまさにその部分を研究する学問なのです。

この分野が特に効果を発揮するのは、脳を損傷した患者に対してです。

脳の損傷は、交通事故による損傷や、病気による損傷などが主にあります。

これらによって脳の一部が正常でなくなった場合、患者にどのような心理的な変化が訪れるかということを研究しています。
主に大学病院で研究されている分野ですね。


こういった研究の成果は当然脳の機能回復、そして脳から伝達される情報でスムーズに身体が動くという身体的な回復にも繋がっており、そしてそこから心理的な問題点の解決にも繋がっていきます。

例えば、交通事故で脳を損傷した際、それによって体の一部が麻痺する事があります。
その場合、脳と身体を繋ぐ神経が正常に動いていないので、脳の命令が肉体に届かない、というケースが多いようです。

また、交通事故の心理的な恐怖から、身体が動かなくなるという問題も生じます。
これらは、神経心理学に基づいた研究の成果によって解決する事が可能なのです。

認知心理学とは何でしょうか?

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最新心理学では、しばしばコンピューターを使った心理解析やそれに伴うテクニックが用いられるようになりました。
それに伴い、非常に大きな成果を上げた分野があります。
それは、認知心理学です。

認知心理学というのは、人間の高次的な認知機能を研究する分野です。
例えば、知覚や記憶、思考、学習、理解などといった、脳の認知における心理的変化などを取り扱っています。

これは、最新心理学におけるテクニックに対し、多分に影響を与える分野であり、近年の精神的苦痛や問題点には必ずといって良いほど抵触する部分でもあります。
その為、最新心理学のテクニックには、認知心理学は欠かせない学問となっています。

こういった事からも、認知心理学は現代心理学、最新心理学という観点から心理学の中心的存在と言われています。

人間の司る様々な情報処理能力を研究する事で、人間が物事に対してどういった心理的影響を受けるか、あるいは変化を伴うかというのは、時代によって大きく変化するのですが、近年は特にこういった部分での心理的負担が多い為、出番がとても多い分野なのです。

コンピューターという情報処理機械が一般化したことで、その解析能力は飛躍的に上昇したのも、やはり大きな要因と言えます。

認知心理学では、様々な学問と結びつく事で、さらにその解析を進化させています。
例えば、脳科学や神経科学がその代表例です。

脳や神経が身体に及ぼす影響を科学的に分析するという事は、身体と密接なつながりがある精神、心といった部分も当然介入してきます。


これらを複合的な要素から研究する事で、人間の精神面における問題点を取り除く事ができるようになる、という事です。
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