お食い初めのことならなんでもまかしてください!?
お食い初めとは
テーマ:ブログ
2010/06/01 16:40
『お食い初め』ってなあに?
お食い初めは子どもが誕生して百日(100日)目に行う儀式です。
生後間もなく命を落とすことが多かった時代に、
神の力が宿ると信じられていた米や石を膳に並べて子どもの口につけ、
無病息災を祈った通過儀礼が今に伝わるものです。
時代ともに作法などが変わってきましたが、
「子どもが一生食に困らないように」
と行事に込める親の願いは受け継がれています。
京都の市比賣神社はお食い初めの発祥の地とされています。
平安時代に公家を中心に『五十百日(いかももか)の祝』と呼ばれる
生後五十日と百日に神社で祈祷した餅を持ち帰り
お粥に入れて赤ちゃんに食べるまねをさせました。
源氏物語にもこの様子が描かれています。
現在の『お食い初め』は公家文化が庶民に伝わったものと
自然発生的に広がったものが融合したと考えられています。
お膳は男の子なら家紋の入ったの朱塗りの膳、
女の子なら外側が黒塗り、内側が朱塗り(内朱)
の漆器を使います。関西では女の子には「女紋」とよばれる母方の紋を入れます。
お膳の高さが低いほうが男の子、高いほうが女の子と昔は決まっていましたが
現在は同じ高さのものが多いようです。
このお膳は母方の実家から贈られる場合が多いようです
京都では大人になるまで、正月などの祝い事に使われる家庭も多いと聞いています。
一汁三菜が基本です
1.ホウボウ科の金頭(かながしら)が古来から伝わる
正式なもののようですが、一般的には鯛などなどの御頭付きの焼き魚が使われます。
ホウボウやイシモチなどの地方もあるようです
2.すまし汁
鯛や鯉、ハマグリが一般的です。
3.煮物
4.香の物
5.赤飯、白飯
「養い親」が箸をとり食べさせるまねをします。
最近では夫婦だけで行う場合が多いようですが、
その場合は特に決まりはありません。
男の子なら子なら男性に女の子なら女性に頼みます。
食べ方の順番は
飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをします。
※養い親とは
祖父母や親戚の中の長寿の人。
長寿にあやかるという意味で「お食い初め」で箸をつける儀式をたのむ。
歯固めの石
祝膳には一汁三菜のほかに、
多くの地方で小石を並べる風習があります。
これは「歯が固めの儀」といって 「歯が丈夫になるように」とか
「頭が早く固くなるように」という願いがこめられています。
小石はお食い初めの日に河原や氏神様の境内から頂いてきます。
一般的には陽数と呼ばれる奇数個で3個添えます。
梅干を皺になるまで長生きするようにと添えるところもあります。
石と同じくゆでたタコを吸わせる地方もあります。
百二十日より少々遅らすことを〝食いのばし〟といって、
赤ちゃんが長生きすると言い伝えられています。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
生活を楽しむ器と出会う。こだわりの漆器と和食器のお店です。
日本の伝統儀式であるお食い初めのお膳、 銀製根付、ちりめん小物など
京都の工芸品も取り扱っています。
----------------------------------------------------------------
漆器と陶器のオンラインショップ
『うつわ日和』
運営 四季や 代表 横治 功士
600+8388
京都市下京区仏光寺通大宮西入る坊門町812+6
TEL:075+203+6514
TEL:075+202+8503
URL http://www.utuwabiyori.com/
お食い初めなら
http://www.utuwabiyori.com/okuizome/index.html
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blog
漆の話や京都の歳時
「四季や」店主の京のできごと
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赤ちゃんの健やかな成長を祝って
お食い初め★ネット
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お食い初めは子どもが誕生して百日(100日)目に行う儀式です。
生後間もなく命を落とすことが多かった時代に、
神の力が宿ると信じられていた米や石を膳に並べて子どもの口につけ、
無病息災を祈った通過儀礼が今に伝わるものです。
時代ともに作法などが変わってきましたが、
「子どもが一生食に困らないように」
と行事に込める親の願いは受け継がれています。
京都の市比賣神社はお食い初めの発祥の地とされています。
平安時代に公家を中心に『五十百日(いかももか)の祝』と呼ばれる
生後五十日と百日に神社で祈祷した餅を持ち帰り
お粥に入れて赤ちゃんに食べるまねをさせました。
源氏物語にもこの様子が描かれています。
現在の『お食い初め』は公家文化が庶民に伝わったものと
自然発生的に広がったものが融合したと考えられています。
お膳は男の子なら家紋の入ったの朱塗りの膳、
女の子なら外側が黒塗り、内側が朱塗り(内朱)
の漆器を使います。関西では女の子には「女紋」とよばれる母方の紋を入れます。
お膳の高さが低いほうが男の子、高いほうが女の子と昔は決まっていましたが
現在は同じ高さのものが多いようです。
このお膳は母方の実家から贈られる場合が多いようです
京都では大人になるまで、正月などの祝い事に使われる家庭も多いと聞いています。
一汁三菜が基本です
1.ホウボウ科の金頭(かながしら)が古来から伝わる
正式なもののようですが、一般的には鯛などなどの御頭付きの焼き魚が使われます。
ホウボウやイシモチなどの地方もあるようです
2.すまし汁
鯛や鯉、ハマグリが一般的です。
3.煮物
4.香の物
5.赤飯、白飯
「養い親」が箸をとり食べさせるまねをします。
最近では夫婦だけで行う場合が多いようですが、
その場合は特に決まりはありません。
男の子なら子なら男性に女の子なら女性に頼みます。
食べ方の順番は
飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをします。
※養い親とは
祖父母や親戚の中の長寿の人。
長寿にあやかるという意味で「お食い初め」で箸をつける儀式をたのむ。
歯固めの石
祝膳には一汁三菜のほかに、
多くの地方で小石を並べる風習があります。
これは「歯が固めの儀」といって 「歯が丈夫になるように」とか
「頭が早く固くなるように」という願いがこめられています。
小石はお食い初めの日に河原や氏神様の境内から頂いてきます。
一般的には陽数と呼ばれる奇数個で3個添えます。
梅干を皺になるまで長生きするようにと添えるところもあります。
石と同じくゆでたタコを吸わせる地方もあります。
百二十日より少々遅らすことを〝食いのばし〟といって、
赤ちゃんが長生きすると言い伝えられています。
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日本の伝統儀式であるお食い初めのお膳、 銀製根付、ちりめん小物など
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